喜龍軒(きりゅうけん)とは、B-boy商店街の行われている滋賀県彦根市周辺にあるラーメン屋さん。『滋賀・京都のおいしいラーメン』という本に載っていて、その他の紹介には、
と掲載されているがその場所、外見、店内、店員、味は全てにおいてLAMPAGEメンバーの想像を凌駕し、バトルの記憶をデリートさせられた。このことから『今後B商で負けたら喜龍軒』というルールが出来つつある。
滋賀県のとある、とても狭く暗い道にひっそりと赤い看板を構えているアンダーグラウンドなラーメン屋であり、ノゲイラのハイテク最新ナビを駆使しても見つけるのが困難であった。並々ならぬ雰囲気をこれでもか!というくらい放ち、それは良く言えば“老舗”だが、ただの“肥溜め場”としか思えない。
店外もさることながら、店内に入ると母子と思われるおばさんと兄ちゃんが腐った魚のような目をして、葬式参列者のようなテンションで迎えてくれる。注文するとまるで素人以下の手際で、やる気を感じさせずにラーメンを黙々と作り出す。
床とテーブルが中華料理屋特有のベトベト感満載で、換気扇は完全に黒い油でギトギトになっている。壁には誤字脱字だらけのメニューが貼られており、ラーメンの他にちゃんぽん、チャーハン、天津飯など、意外にもメニューが豊富。おしぼりは全部で3つだがマンガが数多く置いてあり、待ち時間を感じさせない。もちろんそれも黄色くなってギトギトである。
写真ではこんなにもおいしそうだが、豚骨なのか何なのかわからない程味が薄く、そこにはお湯の温かみしか感じられない。初期設定から海苔がヘロヘロで麺が伸びている。チャーシューはササミ以上にパサパサで、無味無臭。
このラーメンを食べた後のコンビニのアイスは果てしなくうまい。
ウッディはこのラーメンを食べた翌日に体中に蕁麻疹が出た。