サイファー(さいふぁー)とはダンサーが円形に集まり一人ずつお得意のムーブをするものでクラブなどでよく見かける。一般にはサークルバトル等とも言うが、ハーコー(ぶった)ダンサーはこちらを使用する。また、那覇手系の各流派に伝わる空手の型の1つでもある。こちらの場合、塞破、砦破、最破、砕破などと漢字表記される。
特に出る順番やムーブの長さに関する決まりはなく、勝敗も特に決めないことが多い。その点ではバトルと練習の中間のようなもので、遊び感覚でやることが多い。人数も3人のこともあれば、10人程度集まることもある。
もちろんジャンルの壁などは軽く飛び越える。どのようなジャンルでも音を体全身で表現するという素晴らしさを持ち合わせているのだ。
ちなみにBreakin'では生まれたての子鹿のようなフットワークしかできないグッチだが、HipHopでは異常な存在感を魅せる。
しかし中には全ての動きをフリのように決めてムーブする者もいる。この様な事をすると神聖なサイファーが一気に発表会へと変わってしまう。
また、LAMPAGE内ではこれとは別に脳内円形演算バトルとしてのサイファーというものが存在する。こちらのサイファーのプレイヤーはLAMPAGE内でもほんの一握りでIQ250以上の者にしかできない。発案者はアルベルト・アインシュタイン。アメリカでは13を不吉な数字としているが、これはサイファーにおいて最も強く最も扱うのが難しい数字が13であることから来ている。なぜ扱うのが難しいのか、それについてはフェルマーの最終定理の頁を参照。
ちなみに初代チャンピオンはステルスである。