文を節に変える練習
文を節に変える練習とは「ジャックが家を建てました」という文を「ジャックが建てた家」という節に変えるという意味である。この指導を行うことによって関係代名詞の指導に一貫性を持たせることができる。具体例を次に示す。
目的格〔接触節〕
次のような実例は見るだけでどのような仕組みになっているのかを理解することができる。
Jack built the house.「ジャックが家を建てた」
the house Jack built「ジャックが建てた家」
the house which Jack built
Lucy made the decision.「ルーシーは決断をした」
the decision Lucy made「ルーシーがした決断」
the decision which Lucy made
My friend gave me the CD.「友達は私にCDをくれた」
the CD my friend gave me「友達が私にくれたCD」
the CD which my friend gave me
I met the woman yesterday.「私は昨日その女性にあった」
the woman I met yesterday「私が昨日会った女性」
the woman whom I met yesterday
これらの例から言えることは、SVOという構造をしている文をOを中心にした節に変えるにはOSVという形にすればよいということである。さらに関係代名詞を使うときはOが人であればwhom[that](O whom SV)、人以外であればwhich[that](O which SV)をOの後に入れればよいということである。
前置詞+関係代名詞のパターン
関係代名詞を使うとき、関係代名詞が前置詞の目的語になるパターンや文末に残るパターンがある。このような事実を指導するときにもこの考え方は応用できる。
I live in the house.「私は家に住んでいる」
the house I live in「私が住んでいる家」
the house which I live in
I spoke to the woman.「私は女性に話しかけた」
the woman I spoke to「私が話しかけた女性」
the woman whom I spoke to
前置詞が最後に残る場合は関係代名詞の前に置くことができると指導すればよいだろう。
the house which I live in
the house in which I live
the woman whom I spoke to
the woman to whom I spoke
主格
主格を扱う際も同様に「文を節に変える」という方法が使えるが、目的格の場合とは作り方が少し異なる。
The girl is sleeping on the bed.「少女がベッドで眠っている」
the girl who is sleeping on the bed.「ベッドで眠っている少女」
The boy can speak English very well.「その少年はとても上手に英語を話すことができる」
the boy who can speak English very well.「とても上手に英語を話すことができる少年」
この事実から言えることは、SVOという構造をしている文をSを中心にした節に変えるにはSが人であれば「S who VO」、人以外であれば、「S which VO」という形になるということである。もちろんこれらをOを中心にした節に変えることもできる。
The girl is sleeping on the bed.「少女がベッドで眠っている」
the girl who is sleeping on the bed.「ベッドで眠っている少女」
the bed which the girl is sleeping on「少女が眠っているベッド」
The boy can speak English very well.「その少年はとても上手に英語を話すことができる」
the boy who can speak English very well.「とても上手に英語を話すことができる少年」
English which the boy can speak every well「少年がとても上手に話すことのできる英語」
所有格
関係代名詞の所有格についても同じように考えることができる。
The boy's parents are teachers.「その少年の両親は教師である」
the boy whose parents are teachers「両親が教師である少年」
The house's roof is red.「その家の屋根は赤い」
the house whose roof is red「屋根が赤い家」
The boy's voice hasn't quite broken.「その少年の声はまだ完全に変わっていない」
the boy whose voice hasn't quite broken「まだ完全に声変わりをしていない少年」
最終更新:2008年05月18日 10:13