ここは試験的に予想を上げたところでした。
調べたことなどを徐々に書いていきます。(敬称略)
「著者加藤について」
小田原市住まいで海沿いのアパートや谷津市営住宅にもいたらしい。
1973年に競輪的中法の著作が初出で次作が競馬的中法、その後続編という形で著作した形跡があります(いずれも三恵書房)。
ABC法講座は基本編・奥義編と究極の実践編(究極編)で関連本が5冊、監修1冊。
三恵書房はすべて絶版としているが入手可能なものもあるようです。基本編奥義編は国会図書館にあり。
究極編の内容や初版年からするともうこの世にはいないと思われます。家族については出目研究雑誌にてABC法だけで4人の子供を育てた、なる情報が載っていたらしいのですが真偽は定かではありません。
・同着処理についての疑問
基本編:1着同着、2着同着とも配列表から抜く。
究極編:2着同着で記号が違えば配列表から抜く。それ以外は同着時の記号を使用する。
究極編のほうが理屈に合っているような気がします。
奥義編では基本編と同様ですが奇妙な記述があります。
1.同着はXの意味合いがある。同着の記号がXの場合は抜かずにXとして使用したほうがいい時もある。
2.2着同着の記号にXが含まれている場合は抜いて使用しない。
1はなるほどという感じですが2はどうでしょう。これはXとして利用するのか、それともXじゃないほうの記号を利用するのか、おそらく後者でしょうがはっきりとしていません。
ところで、究極編のP65の第56回オークスの配列表ですが、下にスポーツ新聞からのレース結果が張り付けられています。その日の3Rは2着同着(3-5、5-6)でしたが、配列表を見ると抜くどころか
2つのレース結果を順に並べて作表されています。同着の処理は一体何が正しいのでしょうか。
・消えた完全的中法
ABC法講座基本編の表紙には「ABC法講座」、行替えして「基本編」とあります。
表紙をめくると中表紙があり、そこには「8枠・6枠完全的中法」、行替えして表紙と同じ表記がされています。
なぜ表紙から「8枠・6枠完全的中法」が消えたのか。
推測ですが三恵書房があまりのクレームの多さに音を上げて表紙から消した可能性が高いです。無論加藤にも承諾を得ての話でしょう。
この推測が合っているなら加藤は完全的中法でも何でもないことを認めたと言えます。
いや、すでに彼はある出版物の中でそれを認めていました。
・質疑応答集1という答え合わせ
質疑応答集という出版物があります。基本編の質疑応答集は1・2が出版されましたが奥義編でそのような出版物は見当たりません。
さて彼は質疑応答集1の中で「JRAの日曜の最終レースが終わってから次の土曜日まで時間があるのでじっくり考えて答えはこれだと
思ったのに外れた。インチキだ」という問いかけに対して、次のレースまで間が開く場合は意外な結果になるのでやめた方がいい、という
説明をしています(この部分が独り歩きして第1Rは手を出してはいけない、という話に繋がります)。
これはおかしな話です。完全的中法ですから1Rであろうが、レース間隔が広がろうが、配列というものに法則性があるのなら正しい
答えを導き出せるはずです。
さらに「本には当たった例ばかりを載せている」という問いに対し「大変な苦労をして整理して配列を載せているのだ」ということが書いて
あります。何か凄そうに思えますが、問いかけに対して返事をしていません。それには法則性に基づく説明が必要ですが、基本編・
奥義編・究極編、果ては石動本ですらそのような説明はありません。
まとめますと、インチキ?と問われても当たった例ばかりでは?と問われても否定できない、半ば認めてしまっているという状況です。
これでは、表紙から「8枠・6枠完全的中法」を消さざるを得ません。