• falconOS Secondのbootフォルダ差し替えの理由


 手動でfalconOS SecondをUSBに導入する場合
 grub-installでインストールしたbootフォルダの中身を
 差し替える必要があります。

 これはUbuntu9,10のブートローダ設定の変更に伴う対策です。
 Ubuntu9.10ではブートローダがGRUB1からGURB2に変更され
 設定が複雑化し、カーネルオプション等の設定を
 hiroumaumaが完全に把握できなかったため
 Ubuntu9.04以前のLiveCDを用いてGRUB1のインストールだけ
 別に行う必要がありました。

 この状態でgrub-installを実行した際、メニューの表示に必要な
 menu.lstというファイルが含まれない状況になります。
 差し替え版bootフォルダにはこのmenu.lstがfalconOS用に
 カスタマイズされた状態で保存されています。またメニュー表示
 の背景にfalconの画像が表示される仕様になっています。

 bootフォルダの差し替えを行わずにUSBメモリからの起動を行うと

 grub>

 という表示がでるだけで、OSを起動するには
 root (hd0,1)
 kernel /casper/vmlinuz・・・
 initrd ・・・
 boot

 といくつかのコマンドを入力し、マニュアルで起動する必要があります。
 よってbootフォルダの書き換えは必須になっています。


 (hiroumauma)


最終更新:2010年03月23日 23:36