---- ・こでは各クリエイターが個性的な自分のステージ制作過程を公開しています。&br() ---- #contents *理系クリエイター向けステージ制作講座(著者:ST) 自由な発想とかいらないよ! 数字と具体例を示してくれ! この講座はそんな貴方の悩みを62%の確率で解消します。 **基礎知識1:ステージ内構成の比率 -ステージ内でシーン毎に緩急を付けるとプレイヤーが飽きにくくなる。 -ストーリーステージは大体この比率+-10% |シーン内容|割合|詳細| |簡単なアクション|25%|そのステージが対象とするプレイヤーは九割五分死なないシーン| |普通のアクション|50%|慌ててプレイすると死ぬけど落ち着けばノーミス| |謎解きや仕掛け|15%|何らかの仕掛けを動かして進む場所| |タイムアタック|5%|タイムアタック、難易度的には普通のアクションか仕掛け| |困難なアクション|5%|本気でプレイしても死ぬ可能性がある| **基礎知識2:難易度の指針 -「&bold(){2グリッドの足場から足場へ、2グリッドの穴を3連続で飛び越える}」&br()これがLBPプレイヤーの大半が一度のミスで攻略できる難易度です(下図参照) -このゲームは小さな子供やゲームが下手なプレイヤーも大勢居るので&br()高評価を受けたい場合は彼らへの配慮が不可欠。 #ref(幅跳び.jpg) -高難易度ステージで高評価を受けるコツ --&bold(){ステージ攻略自体は簡単だがアイテムバブルを集めるのが難しいステージ}&br()普通にクリアした後で再挑戦してくれるためプレイ回数も稼げる。 --&bold(){先に行った人がスイッチを操作すると橋やブロックが出現して難易度が下がる}&br()これは実力の違う複数人プレイのグループから高評価を受ける。 **基礎知識3:仕掛けの指針 -仕掛けには色々なパターンがあるが中にはプレイヤーが嫌がる物もある&br()ここではどうすればプレイヤーが驚き喜ぶ仕掛けを作れるかについて記載する。 -&bold(){仕掛けの重要な要素}+プレイヤーのアクションに毎回何らかの反応・ご褒美がある。 +何処を触ればよいか十分な視覚的ヒントがある。(多言語対応のため) +仕掛けを作動させるまでの手順で予想外の出来事が起こる。 -具体例1:&bold(){三つの鍵を決められた位置に差し込む仕掛け} --(工夫1)鍵を差し込むごとに成功音を鳴らしスコアバブルを振らせる --(工夫2)鍵穴に赤青黄色が塗ってあり、鍵も赤青黄色、また各ルートの入り口に色を塗る --(工夫3)赤キーを掴むとエレベーターが作動して鍵穴まで楽々移動&br()青キーと黄色キーのルートは繋がっていて二つ同時に運ばされる **初心者向けステージ制作の手順 +&bold(){そのステージで使う素材や仕掛けをお気に入りに登録する}&br()紐やウインチなどの仕掛けやボルトも登録しましょう&br()制作時間を大幅に短縮できます +あるチェックポイントから、次のチェックポイントまでを1シーンとして&br()シーンごとの内容、大まかな難易度、ステージの総シーン数(基本は6~12)を決めます。 +1~3シーンを1ブロックとして、ブロック単位で制作します。&br()各ブロックの底か側面に大きいダークマターを固定して自由に動かせるようにしておきます。 +完成したら各ブロックを連結してステージにします。連結部分を乗り物にしても良いでしょう。