回路を流れる信号

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回路を流れる信号 - (2011/07/18 (月) 01:42:41) の編集履歴(バックアップ)


回路を流れる信号


LBP2の回路を流れる信号

回路には3種類の信号が流れています。
ここでは、それらの信号をデジタル信号、アナログ信号、プレイヤー信号と呼ぶことにします。
この項目では、それぞれの信号についての説明をします。
各ガジェットには、インプットの挙動という項目がありますが、インプットの挙動毎に、どの信号を受け取るかが決まっています。
とりあえず、回路を使ってみたいという方は、デジタル信号についてのみ目を通すと良いでしょう。

デジタル信号

デジタル信号は多くのガジェットの ON, OFF の状態を設定できます。
ガジェットのインプットの挙動が[オン/オフ]になっている場合は、デジタル信号の ON, OFFを受け取ります。
一方で、デジタル信号にはOFF, OFF(neutral), ON(+1), ON(-1)という4つの値があります。
これらの区別を気にしなくても、難しくない回路は実現できるようになっています。
区別が必要になる場合は、デジタル信号を3段スイッチや、コントロールギアの方向キー、左右スティックで出力し、かつガジェットのインプットの挙動がデジタル信号の正負に対応している場合です。
デジタル信号の正負に対応しているインプットの挙動の代表例としては、ピストンやタイマーの[進む/戻る]、セレクターの[サイクル]などがあります。

デジタル信号は、回路を流れる3種類の信号のうち、唯一目で確認できる信号です。
つまり、ONであれば、ガジェットや配線は光り、OFFであれば、暗い色で表示されます。
ただし、正負の区別はつきません。
正負の区別をつけたい場合は、方向分割ツールで確認することができます。

アナログ信号

アナログ信号は、多くのガジェットの連続的に変化する挙動を設定できます。
ガジェットのインプットの挙動が[強度レベル]や[スピードレベル]になっている場合は、アナログ信号の値を受け取ります。
アナログ信号には-100%から+100%までの値があります。
自分で設定できる数値は整数値のみですが、アナログ信号はもっととてつもなく細かな値(ほとんど連続値)を持つようです。

アナログ信号は、目で見ることのできない信号です。
たとえ、配線が暗く表示されていてもアナログ信号が流れていることがあります。
したがって、アナログ信号を検出する為には、少し工夫が必要です。
アナログ信号の絶対値は、インプットの挙動を[位置]に設定したシーケンサーに信号を送り、シークバーの位置を見ることで検出できます。
アナログ信号の正負は、たとえばインプットの挙動を[スピードレベル]に設定したロテータに信号を送り、回転方向を見ることで特定できます。
ジョイスティックロテータを用いると、アナログ信号の正負を込めた値を知ることのできる装置を作ることができます。

プレイヤー信号

プレイヤー信号は、プレイヤーのポペットの色(プレイヤーカラー)に対応した色をホログラムなどに設定することができます。
他にも、スコアギフトの[自分だけ]やロビッツのコスチューム選択の[オーナーをコピー]もプレイヤー信号で設定されるものです。

プレイヤー信号の特筆すべき点は、LBP2のすべてのオブジェクトがプレイヤー信号を受け取り、そして保持するという点です。
ホログラムなどの[プレイヤーカラー]やスコアギフトの[自分だけ]という設定は、オブジェクトが保持しているプレイヤー信号を受け取ります。
ステージ開始時には、すべてのオブジェクトにはプレイヤー値が設定されていません。
プレイヤー信号を送る代表的な方法としては、グラブギアで掴む、クリエイトギアで発射する、というものがあります。
スイッチやセンサーでプレイヤー信号を出力するものもあります。

オブジェクトに設定されたプレイヤー信号を確認するためには、色を[プレイヤーカラー]に設定したホログラムを接着すると良いでしょう。
回路上のプレイヤー信号を検出するためには、[自分だけ]に設定したスコアギフトに信号を送るか、センサーや回路素子の色を[プレイヤーカラー]に設定します。
デジタル信号がOFF、アナログが0%でない場合は、スコアギフトのインプットの挙動を[毎秒計測]にすると検出できます。