リリーシャ・ゴットバルト
Age; 16
Sex; female
Height; 177cm
二〇一七事変後に、ルルーシュの代行として『ゼロ』となった少女。
その手腕はルルーシュに匹敵し、一時の感情に流されない冷静さと、目的のためには手段を選ばない残酷さはルルーシュを上回る。
だが、元々がブリタニアの軍人の家系で生まれ育っているために、戦略以外での交渉、取引に関してはルルーシュに劣っているところがあるが、一般的に見れば優秀の域。
二〇一七事変で壊滅寸前だった黒の騎士団を再建し、EUと正式な協力関係を結んだのは彼女の功績であり、当初は反発していたカレンとも次第に打ち解けていった。
C.C.と再契約を果たし、再び『絶対操作』のギアスを手に入れたが、ややこしい交渉を省くために『絶対遵守』の力がリリーシャは欲しかった。
(そのおかげで交渉や駆け引きが上手くなったのも事実である)
それでも、彼女の知能とギアスを巧みに使いこなすことによって、かつてのゼロと遜色無い活躍を見せた。
X.X.によって、人生だけではなく嗜好まで大きく狂わされた彼女。X.X.の出会いによってショタコンであることが判明し、カレンとC.C.にさんざんからかわれ、最近は開き直り気味。
胸のことを指摘されるとマジギレする可能性大。
好物はケーキ全般。
趣味はカレンをからかうこと。
ライ・アッシュフォード
Age; 18
Sex; male
Height; 180cm
本編の主人公。
ナイトオブラウンズの一角、ナイトオブツーであり、アッシュフォード家の嫡男。
当初、無名の騎士が皇帝の推薦のみでラウンズの地位を拝命し、その上、大半の皇族にも彼の名前が伏されていた為に周囲の視線は冷たいものだった。
しかし、人目を引く彼の端正な容姿と柔和な性格、シュナイゼルに匹敵する頭脳や交渉術、常人を逸した身体能力など、彼の存在は多くの人間を魅了した。
就任から一年足らずで9つの国家を戦略や交渉によって属国とするなど、数々の偉大な功績を挙げ、彼に不信感を抱く人々は少数派となり、後には大多数の賛成を持ってナイトオブツーの就任式を迎えた。
その功績で、没落貴族であったアッシュフォード家を、瞬く間に公爵の地位まで押し上げた。
身体能力はスザクと互角であり、特に剣の腕が立つ。
ナイトメアの操縦技術は、多くの戦場を潜り抜け、帝国最強の騎士であるラウンズに鍛えあげられたことで彼の潜在能力は極限まで研ぎ澄まされた。
現在ではKMFの操作技術はビルマルクと並ぶ実力を持ち、就任からわずか3ヶ月で『ラウンズ最強』と噂されていた。
敵側からは「蒼の亡霊(ファントム)」。
味方からは「征服王(イスカンダル)」と言われ、畏怖されている。
完璧超人と言われる彼でもやはり人間であり、異性からの好意に鈍いとう欠点を持つ。あのスザクにさえ「ライ、一度病院に行ったほうがいいよ…」と忠告されるほど。
彼の功績の裏には、天才的頭脳と卓越した戦闘力だけではなく、『ギアス』と呼ばれる異能の力が秘められている。
彼の『ギアス』は聴覚に訴える『絶対遵守』の力。
マリーカ・ソレイシィ
Age; 16
Sex; female
Height; 164cm
ナイトオブツーとなったライ・アッシュフォードの初陣となる、ナイトオブテン共同戦のロシア戦線で作戦を失敗し、ヴァルキリエ隊を除隊されたところをライに拾われた。
実は作戦中にライに助けられ、その時に一目惚れしていた。
負傷から復帰した後にはライの副官となり、ライへの心酔とも言える忠誠心と、胸一杯に膨れ上がった恋心のおかげで訓練や勉学に心血を注いでいる。
今や彼女の実力はヴァルキリエ隊を追い抜き、ノネットに『ラウンズ入りも夢ではない』と言わせるほど。
幼いころから優秀な成績を残してきた彼女でも、意中の男性に想いをなかなか告げられない辺りは、まだまだ年齢相応の女の子。
いつも涙目で告白の失敗報告をして、ヴァルキリエ隊の先輩たちにオトコノコの教えを請うマリーカは、先輩たちの話のネタにされている。
マリーカ、アーニャのライを巡る恋の三角関係はラウンズの名物となっており、ラウンズの一部や『キャメロット』の整備士の間では、「アッシュフォード卿はどっちとくっつくか?」という賭けが密かに行われている。
しかし、ライを狙っている女性陣は遥かに多く、その範囲は皇族から平民の使用人まで多種多様。
ライがとてもモテることはマリーカも十分すぎるほど知っているため、女としても軍人としても精進に余念が無い。
最終更新:2009年06月18日 22:11