ワイバーン フィニプスは飛龍連邦の航空機メーカー、ワイバーン・エアクラフト社が連邦空軍向けに開発した戦闘機。「フィニプス」とはフィーラアマツバメのフィーラ語読み。
| 正式名称 |
ワイバーン フィニプス |
| 種別 |
要撃機 |
| 製造国 |
飛龍社会主義連邦 |
| 全長 |
18,11m |
| 全幅 |
10,75m |
| 全高 |
5,44m |
| 空虚重量 |
10,500kg |
| 最大離陸重量 |
15,250kg |
| 最高速度 |
マッハ2,02 |
| エンジン |
飛龍重工製 F10-YHI-20B×1基 |
| 航続距離 |
約1,150km |
| 実用上昇限度 |
18,000m |
| 武装 |
赤外線誘導長距離空対空ミサイル×2 |
| 乗員 |
1名 |
| 運用状況 |
退役 |
概要
当時空軍は社会主義国からライセンス生産した迎撃機を使用していたが、旧式化が目立ち始めると軍は新型の国産戦闘機の開発を要求した。
大戦時から戦闘機を製造していたワイバーン社は超音速迎撃戦闘機の開発に着手。飛行テスト時に国産機で初めてマッハ2を超え、フィニプスの名で採用された。
機体には尾翼つきデルタ翼を採用し、機体前方にはレドーム兼用ショックコーン付きのインテークが設けてある。飛龍重工製の大出力エンジンを機体後方に搭載。
固定武装は搭載せず、長距離対空ミサイルの運用に特化したミサイルキャリアとして運用された。
速度性能は良好であったが一方で運動性能・航続距離が犠牲とされており、発展性も乏しかったことから後継機の
ワイバーン デルタホークが配備されると急速に姿を消した。
一部では八月戦争において反政府軍が改良を加えて使用したという情報もある。
形式
F.33
試作機。
フィニプス F.1
初期量産型。空中給油装置が付加された。
フィニプス F.2
新型レーダーを搭載し、主翼に脱着式増槽が標準装備された。
フィニプス S
陳腐化したフィニプス F.2の近代発展型で、ロケットブースターによるゼロ距離発進能力が付加され、新型レーダー・新型エンジンへの換装が予定された。
※試作のみ
フィニプス KG
八月戦争において反政府軍が使用したとされる機体。空対地ミサイルと大口径機関砲を搭載し、速度性能を生かした一撃離脱戦法によって政府軍側に少なからず被害を与えたとされる。
最終更新:2011年10月25日 02:51