フィーリア連邦を成すフィーラ海域は約数万年前には原住民が住み着いたとされる。
千年ほど前には華人や和人と交流を持ち、大航海時代半ばにはセルド人を主とする大陸からの移民者が増加し、原住民との混血が始まった。
このころになると、ある程度の文明が発達し、また、各地で武士団も発達して、十数年ほどの戦乱があったとされている。
その後しばらくすると、移民者と原住民の混血であるフィーラ人で構成された王制国家“蒼炎国”が誕生し、治安が安定すると混血がさらに進み、人口の大半をフィーラ人を占めるようになった。
また、王国はガルバトル(古代フィーラ語で「争いを鎮めるもの」の意)とも呼ばれ、海外との交流を重んじた王朝は中継貿易で栄えた。
近海には同じく戦国時代に独立し、独自に自治を行っていた飛流国(現:
飛龍列島)が存在し、戦乱直後は対立があったものの、
対外貿易の最盛期にはある程度の友好関係を保っていたとされている。
近世になると、反乱が発生。軍閥が政権を奪い、王朝は終焉を迎える。
最終更新:2011年11月08日 02:11