アルヴィス諸島

アルヴィス諸島は、ノースフィーリア連邦北西部を構成する地域。
連邦自治領であり州と比べて自治体の権限は弱い。中央都市はロングランド市。

歴史

アルヴィス諸島はノースフィーリア領内で最も大陸に近い地域であり、古代は貿易の場として栄えた。
近代には大陸の列強国が植民地化し、世界大戦による列強国の衰退後は近海に成立したとある国に併合された。
以後、とある国が統治してきたが、八月革命によって旧アヌビアス連合王国側の首脳陣がヴィリアス皇子と共に亡命すると、
とある国は亡命政府にアルヴィス諸島を割譲し、その地にアルヴィス皇国が成立した。
割譲の理由については未だに明らかになってはいない。

八月戦争において主戦場となり、島内各地で親皇軍(亡命政府側)と新政府軍(ツキガミ連邦側)との熾烈な争いが繰り広げられた。
亡命政府側の戦力の大半は旧政府亡命時に離反した親皇派の将校たちとその傘下の部隊であり、装備も限られていた。
そのため、親皇軍は戦力増強のためにとある国から大量の兵器を買い上げたもののどれも旧式であり、しまいには世界大戦時の装備まで使用された。
親皇軍の錬度は高く、指揮官も有能であったため、新政府軍の侵攻は難航。一時戦線はこう着した。
しかし、物量差によって徐々に新政府軍の侵攻が加速すると、親皇軍の敗走が目立ちはじめ、遂に首都であるロングランドが陥落。
ヴィリアス皇を中心とする旧政府首脳陣は拘束され、終戦を迎えた。

また、民間人は事前の勧告によって避難していたため、人的被害は最小限に留まった。
とある国は八月戦争開始時には消滅し、現在は国連統治領となっている。

気候

本島より高緯度に位置するが、近海を流れる暖流の影響で同緯度のロスフェアリスよりも温暖な気候である。

経済

八月戦争以前は漁業が盛んであったが、戦後にレアメタル鉱床が発見され、以後鉱業が盛んである。
大陸に近いことから、対外貿易の中継地として経済的にも発達している。

最近では、海域進出の西部拠点として整備されている。

文化

文化的にはノースフィーリア本土とほとんど変わらない。
最終更新:2011年11月08日 02:47
ツールボックス

下から選んでください:

新しいページを作成する
ヘルプ / FAQ もご覧ください。