概要
B-400は、大陸の技術を流用して開発された、対艦/巡航ミサイルで、固体ロケット統合型ラムジェットエンジンを使用する超音速ミサイルの一つである。
ミサイルは発射されると、固体ロケットで超音速まで加速し、その後ラムジェットに切り替えるもので、固体ロケットの推進剤を燃焼させた後の空間が、ラムジェットエンジンとして使われる。
ミッションでは、水上艦であれば装甲ボックスランチャーまたはMk.7垂直発射システムから、潜水艦であれば魚雷発射管またはVLSから、固体ロケットブースターで射出され、
ロケットによりマッハ3前後まで加速。加速後はラムジェットに切り替え高度1万メートルの高空をマッハ3.5で飛行、目標の手前で高度を7mに下げ、
目標の艦からの攻撃を回避するため10~15GのS字運動をしながら突入する。
命中すると300kgの徹甲弾頭のみならず、弾体の運動エネルギー、残存燃料による火災も目標に多大なダメージを与える。
また、レーダー警戒装置が搭載され、必要に応じて回避運動も行う。
性能向上型のB-400Sは、地上攻撃も可能とされている。
最終更新:2010年09月20日 19:10