FB-75

FB-75はノースフィーリア連邦で開発された次世代戦略爆撃機。愛称はスティングレイ。
正式名称 FB-75
種別 戦略爆撃機
製造国 ノースフィーリア連邦
全長 31,3m
全幅 80,5m
全高 8,92m
空虚重量 90,000kg
最大離陸重量 270,000kg
最高速度 マッハ0,9
エンジン カロン・エアロスペース製 TF-907S×4基
航続距離 約18,800km
上昇限度 15,240m
固定兵装 20㎜6銃身ガトリング機関砲×1
選択兵装 巡航ミサイル、爆弾など合計40,000kg
乗員 3名

概要

これまでの戦争はミサイル主体であり、電子機器の発達からミサイル万能論が持ち上がった。しかし記念碑を使った大質量兵器が開発されると、通常の防衛システムでは迎撃できなくなり、
最終的にSSS(スーパーシールドシステム)を使用せざる得なくなった。しかしSSS発動中は同時に弾道ミサイル攻撃ができない。そこで注目されたのが空軍であった。
空軍は、多用途戦闘機による制空権の掌握・要所への精密爆撃による先制攻撃を第一段階とし、その後の拠点基地への一斉火力投射を第二段階とする戦略構想を計画した。
その中で老朽化したB-1の後継機であるFB-75は、優れた兵器運用能力によって、第一波後の混乱に乗じて敵主要地域を強襲できる爆撃機として開発された。
飛行性能とコストパフォーマンスが重視され、開発初期にはさらに燃費を配慮し二重回転式プロップファン4基の搭載が計画されたが、整備性と技術面の問題などでターボファンに変更された。

機体

この爆撃機は胴体そのものが主翼という全翼機であり、隠密性が高く搭載量も多い高性能爆撃機となっている。また、耐久力確保と軽量化のため、炭素繊維も多く使われている。
全翼機ではあるが、安定性向上のため小さな垂直尾翼がエンジン部に備わっており、燃費向上のため格納可能なウイングレットも付いている。
また、機体後部には警戒レーダーなどの電子機器が搭載され、また自衛用に機関砲が備わっている。
エンジンは大推力と反応性を重視し、カロンAS社のTF-907Sターボファンエンジンを4基搭載。推力偏向機構を有し、主翼の左右4つのユニットに1基づつ収められている。
大陸にも一回り小さい全翼爆撃機が配備されており、徹底的なステルス性能が追求されているのに対し、FB-75はあくまで飛行性能に重点が置かれており、
ステルス性能は副次的な効果であるが既存の爆撃機と比べるとその隠密性は依然として高く、前者と比べてコストも安い。
操縦は5重のデジタルフライ・バイ・ライトでコンピュータによってアシストされている。全翼機であるにもかかわらず、機体の大きさの割には旋回性能が良い。
搭載電子機器も充実しており、CFAシステムを搭載し、アクティブステルス能力も有する。

搭乗員は機長、副操縦士、兵装システム操作員の3名で、上方射出シートに座る。長時間航行を想定し、座席後方には電子レンジや冷蔵庫を備えた簡易キッチンとトイレが備えられている。

派生型に機体のユニットを流用した全翼輸送機、さらに海軍では飛行艇型も試験的に開発されている。

最終更新:2012年02月07日 01:39
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