アレスター国際宇宙基地は、ノース
フィーリア連邦共和国ニューフォーリア州南部のフィアナス島にある連邦空軍施設で、宇宙ロケットの発射場である。
概要
第二次大戦後、アヌビアス連合王国時代に長距離ミサイルの発射実験場として建設された。当初は弾道ミサイルのみを取り扱っていたが、大陸の宇宙開発事業が盛んになると、
宇宙関連施設を含めて基地は拡張されロケットの発射場として使われ始めた。基地の周りには、関係者の居住区などが造られた。
国内初の人工衛星を搭載した軌道衛星打ち上げロケットが打ち上げられたほか、連合王国時代からノースフィーリアの全ての有人宇宙船の打ち上げに使われている。
基地は
ノースフィーリア連邦領でも南部にあり、赤道に近く、本島と比べて燃料が節約でき、また離島であるため万が一事故が起きても被害を最小限に抑えることが出来る。
しかし年に数度、台風の通り道となるため、打ち上げ可能期間は限られている。
建設当時、フィアナス島にはいくつかの村が存在していたが宇宙開発競争が活発になるとともに基地は拡張され、現在では島全体が基地であり、職員や空軍関係者のみが居住している。
輸送機用の長距離滑走路や港も整備されており、交通の便はよい。
近年では一般の観光客に公開されている部分があり、公開ツアーも組まれ、一大観光スポットにもなっている。
敷地の大部分は保安上立ち入り禁止となっているため、同時に野生動物の自然保護区を担っている。
最終更新:2011年01月05日 03:00