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 人の心の中には多かれ少なかれ競争心があります。でも、何かを成し遂げようとするとき、他人が何をやっているかということを気にするよりも、自分のやるべきことに集中したほうが、物事の成就には早道なのです。お互いが相手のことに競争心を抱いているといい人間関係も築きにくいです。他人の性格はそうそう思い通りに変えられません。自分の中に、もしちょっとでも競争心があるのならそれを捨てることです。片方が全く競争心を持っていなければ、そもそも競争になりませんから。貴方が人からの競争心を感じてしんどいなあと思うのでしたら、それは貴方の中の競争心がそれに敏感に反応しているからです。「自分のことに十分集中できていないよ。」、というメッセージだと受け取って、自分のことに集中してみてください。

 先生一人と学生たちという狭く閉じた社会では、競争的な雰囲気が起きやすいです。学生はみな、先生から認めれることで安心を得ようとします。兄弟姉妹が親の愛情を独り占めしようとするのと同じ構図です。自分がどのくらいほかの人よりも先生に気に入られているかが、自分の存在を左右するファクターになっています。ほかの人がどうであれ、貴方の存在は貴方自身が認めてあげて下さい。自分の存在価値を先生に委ねる必要は全くないのです。

 競争心の強い人は、自分が相手より上であるということを常に確認して安心しようとします。その人が気付いていなくても、言動にそれが現れます。そんなときは、貴方が相手のことを認めていて相手のことを素晴らしいと思っているという気持ちを言葉で伝えてあげてください。できませんか?確かに難しいことかもしれません。でも、自分で自分のことをちゃんと認めてあげるということができていれば、全く何の苦もなくできることなのです。

 競争的な雰囲気を作らないために大切なこと。それは、人と話をするときに、先生は誰それちゃんのことを気に入ってるらしいよ、とか誰それちゃんのことは嫌っているんだよね、とか、誰が誰をどう思っているかという話を全くしないことです。これでは、相手の競争心をものすごく煽ってしまいます。また、これでは貴方の中の競争心が相手に丸見えです。先生は誰それに対してすごく怒っていたよ、みたいな話には、みんなが強く反応して、そのうわさが狭い社会の中を駆け巡るものです。人のことは気にしない。いい意味で、自分のことだけ気にしましょう。他人の競争心というのは、突き詰めれば、自分の心の中の問題に帰着するのです。


カテゴリ: [競争] - &trackback() - 2006年12月19日 07:51:11
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最終更新:2006年12月19日 07:52