へんじがない。
俺はいつもどうりにノックしたがSOS団の天使はまだ来てないようだ。
そう思い部屋に入るとそこには5人いた。自分を含めなければ。
誰だこいつは?
「キョン静かにしてなさい。今いいところなんだから」
と静けさを嫌うわがまま女がのたもうた。
しばらく黙っていたがそれでどうなるわけでもなく小声で古泉に聞くと
「長門さんとこの方がゲームをしているのですよ」
「は?ゲーム盤なんざどこにもないぞ」
あるのは目を輝かせた長門と金髪の奴が向かい合って座っているという構図だけである。
「……イーグルをE6へ前進させます」
「……タイガーをK8へ。チェック・メイト」
金髪は少々くやしそうな表情を浮かべ
「私の負けですね」
わけがわからん。
「紅き星の戦塵」
「いや、ゲームをしているのは分かった長門。ゲーム機とかはどうした?」
「必要ない。暗記のみでマップと戦術を組み立てる局地戦のシミュレーションゲーム」
は?暗記で……。長門はまだ分かるがこいつも同じことを?
誰だいったい?
「イクスと申します。長門さんに勝負を挑まれました」
そういうこと聞いてたわけではないがよくよく考えると長門がSOS団に危害を与える存在を
部室に招き入れるわけがないので追求はしない。ハルヒもいるし。
それに、長門は楽しんでたようだ。
「……あんたが暇なときでいいから遊びに来てやってくれないか?」
「いいですよ、私もリベンジをしたいので。さて、もうそろ帰らなければいけないので
失礼します。朝比奈さんお茶ごちそうさまでした」
そうして朝比奈さんを見ると眼を回していた。どうやら、脳の処理速度が追いつかなかったらしい。
とりあえず、保健室に連れて行かなければならない。やれやれ。
CAST
キョン
涼宮ハルヒ
古泉一樹
長門有希
朝比奈みくる
イクス
最終更新:2006年07月10日 11:03