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深読み

茉衣子「何をしているのですか班長! 召集の連絡を聞いていなかったのですか!?」
宮野「大きな声を出してどうしたのかね茉衣子君! ちなみに私は召集など一切聞いていない!」
茉衣子「相変わらず班長の耳は都合の悪いことは聞こえないように出来ていますのね」
宮野「あまり誉めるな、照れるではないか」
茉衣子「……先ほど真琴さんが保安部退魔班と風紀委員(ジャッジメント)に正式に命令を発しました。
     生徒会派として治安維持任務に就けということです」
宮野「そのような茶番に我々が参加する義務はない!」
茉衣子「何が茶番ですか! 既に戦闘による怪我人で保健室はパンク寸前です」
宮野「問題はそこだ、茉衣子君」
茉衣子「どういう事です?」
宮野「戦闘が始まってから現在に至るまで出た怪我人の数はのべ十数万人」
茉衣子「何ですか『のべ』とは」
宮野「一度回復してからまた戦闘不能に陥った人間はもちろん、一人で百回以上死亡と蘇生を繰り返している者までいるからな。
   しかしそんなことはどうでもいい。重要なのはここに至るまで我が校にいまだ葬儀屋が来ていないということだ」
茉衣子「この上死者まで出られては困ります!」
宮野「君の困る顔は見てみたいが、今は個人的な意見は脇においておこう。
   今回の戦闘では機動兵器さえ投入されているのだ。無論我が校には単体でそれ以上の攻撃力を誇る人間も多数いるが。
   どう考えても怪我人どころの被害で済むわけがないのだよ」
茉衣子「……どういうことですか」
宮野「無論、この戦いを調整しているものがどこかにいるのだ。死者が出ずに、戦闘が終わらない事を願うものがな。
   しかしそれは情報統合思念体や我々が夏や吸血鬼騒動で出会った超越者ではない。それならば三名の超越者が何の抵抗もなしに姿を消した理由がないからな。
   彼らが存在を消滅されたのではないことは、私がその存在を記憶していることからもわかる」
茉衣子「ならば一体…」
宮野「わからん。だから調べに行くのだ! 就いてきたまえ茉衣子君!」
茉衣子「ちょっと班長!!」


CAST

  • 学校を出よう!
光明寺茉衣子
宮野秀作

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最終更新:2006年07月10日 11:32
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