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激しい爆発音が生じ、天井からホコリがパラパラと舞い落ちた。

「騒がしいのう……」

妙な貫禄のある、しかし外見は幼稚園児ほどの少女が、顔をしかめる。
戦闘・破壊・爆発は日常茶飯事の学校だが、特に最近は図書室が激戦地になっている。
それでも、神棚本棚にはきちんと新刊が奉納され、そこに悩みを書いて挟んでおく生徒は後を絶たない。

「ふむ……」

少女は手にした文庫本から、新たに悩み事が書かれた紙を見つけ出した。

『最愛の実兄が変な男女にとられました。殺してでも奪い返したいですが相手の方が強いです。どうすればいいですか」

一読した少女は、用意してあった筆をとってさらさらと返事を書く。

『焦りは禁物。時期を待つべし』

例によってどうとでも解釈できるテキトーな返事だが、それが人気の秘訣かもしれない。


CAST

  • トトカミじゃ(「ある日、爆弾が落ちてきて」内収録)
トトカミさま

  • 空の境界
黒桐鮮花

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最終更新:2006年07月10日 11:47
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