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空間製作

      第三学食『現人尻神』

長坂 「最近《空間製作》に凝っていてな」
三鶴城「……また、いきなりだね長坂。なんでまた」
長坂 「コルシカ忍法のレパートリーに加えよォと思って」
三鶴城「毒手拳の次は《空間製作》か。君は一体何処へ行くの」
長坂 「甘ェ。砂糖菓子にハチミツとガムシロップかけて食うくらい甘ェ」
三鶴城「そりゃ糖類オンリーだからね。無駄に激甘だよそれは」
長坂 「話が反れちまったな。そォ、《空間製作》の話だ」
三鶴城「……一里塚さんに教えてもらえばいいのに。この学校のどこかには
    いるでしょ。《空間製作》してて何処にいるのかさっぱりだけど」
長坂 「それには及ばねェ。彼女の話では《空間製作》は『技術』らしい
    じゃねェか。俺は独力でマスターする」
三鶴城「あー、なんか言ってたね。意識の空白を利用する、とかなんとか。
    ……ってこら長坂。僕の足を踏むな」
長坂 「はっ」
三鶴城「ってなに僕のラーメンから卵を奪おうとしてるの。意識の空白も
    出来てないから」
長坂 「クソッ。どォなってんだこりゃあ。全く《空間製作》出来ねェじゃ
    ねェか。練習が足りねェのか」
三鶴城「まあまあ。空間系だったら封絶とか概念空間とかあるし。
    他にも魔法とか自在法とかあるんだし。《空間製作》にこだわる
    必要は無いと思うよ」
長坂 「……そのよォだな。今度、図書館で調べてみるかな。魔術の一つ
    でも見付けられるかもしれねェ」

新庄 「って佐山君!何でこの教室出口がどこにも見当たらない上に誰も
    いないんだよ!概念空間でもないのに何これ!?」
佐山 「ははは新庄君。これは私が新しく身に付けた《佐山空間》という
    技でね。さてと――準備万端だよ!?」
新庄 「飛躍しすぎだし何が準備万端なんだよ!?」
佐山 「いいから私の胸に飛び込んできたまえ新庄君!話はそれからだね?」
新庄 「だからなんで不自然にベッドが置いてあって両手広げてるんだよ!」
佐山 「全く焦らすのが上手だね新庄君……はっ、これはまさか、焦らして
    いるのではなく、新庄君からの『来て』という無言のサインなのだね
    そうなのだね気付かなくてすまない今行くよ新庄君――!」
新庄 「うわ――!なんか飛んできた――!ってだから何で出口が見つから
    ……うわ――!」
佐山 「恥ずかしがることは無いよ新庄君?――正直になりたまえ!」
新庄 「正直に言うけど君頭おかしいよ!」
佐山 「……ツンデレかね?」
新庄 「うわ――!」
佐山 「ははは新庄君。私の《佐山空間》からは逃げられ――ごふっ!?」

長坂 「……」
三鶴城「……」
新庄 「……はぁ、はぁ……はぁ(満身創痍)」
佐山 「……(幸せな顔で気絶)」
新庄 「……聞いてた?」
長坂&三鶴城「聞いてません」


CAST

  • タマラセ
長坂
三鶴城大助

  • 終わりのクロニクル
新庄運切
佐山御言

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最終更新:2006年07月10日 11:55
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