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Choose! Choose! Your way to DIE!

みなさんこんにちは。草壁桜です。
この学校ではマイノリティである単なる一般人の僕ですが(後ろで首を傾げる者多数)なぜかことあるごとに暴力沙汰・刃傷沙汰に巻き込まれます。
たいていはドクロちゃんが近くにいるので(というかドクロちゃんが犯人なので)どんなにバラバラにされてもすぐ生き返れるのですが、
しばしば、近くに治療能力者がいない状況で殺されることもあります。
この前などは小さな女の子に手榴弾でコナゴナにされました。まあその子を六時間ばかりつけまわしていた僕にも悪いところはあったのですが。
ともかくそんな時は、美化委員の人たちが死体を回収して、モルグへと運んでくれます。
体がバラバラになっている時はちゃんと人間の形にくっつけてくれる親切な人たちです。時々右手と左手が逆になってることもありますが。

そんな美化委員の人に、アーヴィーさんという人がいます。彼は僕を担当することが多いので、なんとなく仲良くなってしまってしまいました。
アーヴィーさんは左手にフック船長みたいな鉤爪型の義手をしていますが、僕と同じく一般人のようです。
気が弱くて、ちょっと吃音があって、破天荒な人格ばかりのこの学校では珍しい良識人のようです。

ところがついさっき、僕は衝撃的な光景を見てしまいました。
アーヴィーさんが、12歳くらいの、真っ赤な瞳をしたちょっと神秘的な感じのする美少女と手を繋いで歩いていたのです。
僕は気になって後をつけていき、とうとう、二人が抱きしめあって一つのベッドで寝ているところを目撃してしまったのです!
それはもういろんな色の液体が顔中の穴という穴から流れ落ちました。
「……ずるいよアーヴィーさんっ!!」
気がつけば、僕は二人の前に飛び出していました。
アーヴィーさんとその女の子は起き上がり、顔を見合わせていましたが、すぐに頷きあいました。
女の子が僕の方に向かって、トコトコと歩いてきます。
ああ、近くで見るといっそう赤い瞳が印象的です。僕もこんな子を抱いて寝たいです。
と、女の子が口を開きました。チャーミングな長い犬歯がきらりと光ります。
「頭を吹っ飛ばされたいか? それとも鉤爪で引き裂かれたいか?」
「はい?」
気がつけば、アーヴィーさんが冗談のように大きな拳銃でこっちを照準し、鉤爪をガギガギガギと鳴らしています。
「えっと、あの、僕は」
言い終わる前に、アーヴィーさんが引き金を引いて、僕の頭は真っ赤な花になりました。
「きれいだね」
首から上がなくなったはずなのに、なぜか女の子の声が聞こえました。


──数時間後──


目を覚ますと、そこはモルグでした。
僕を蘇生させるために呼び出されたドクロちゃんは、もう少しで木工ボンドが乾くところだったのにとひどくご立腹で、僕は生き返っ
たとたん撲殺されてもう一度生き返りました。
頭を根こそぎ吹っ飛ばされていたせいで、殺された状況をよく思い出せないのですが、またしてもアーヴィーさんが死体を運んでくれた
そうです。
でもなぜか、アーヴィーさんと話そうとすると、僕の体は強烈な拒否反応を起こして、いろんな汁があちこちの穴から出るようになって
しまいました。


CAST

  • 撲殺天使ドクロちゃん
草壁桜
三塚井ドクロ

  • キノの旅
ティファナ(手榴弾の少女)

  • ブラッドジャケット
アーヴィング・ナイトウォーカー(アーヴィー)
ミラ・ヘルシング(赤い瞳の女の子)

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最終更新:2006年08月05日 18:14
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