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ふたりは一般人 Part4

放送室にて…

――本番――

村田「村田」
マジク「マジクの」
二人「ふたりは一般人ーー!!」
マジク「何だかんだでもう第4回ですね、村田さん」
村田「そうだねマジク君。早速だけど今日のお便りは…」
マジク「はい、本日のお便りは高等部2年のP.Nグラスビーストさんからの
悩み相談のお便りです」

『司会のマジクさん、村田さんこんにちは。

二人「こんにちはー」
マジク「しかし、年上の人にさん付けされるのはむず痒いものがありますね」
村田「確かにそうだけど、かと言って呼び捨てにされてもまた困るけどね」
マジク「それはそうですが…って、ここで盛り上がってる場合じゃなかったですね」
村田「そうだったね。で、お便りの続きは…」

 いきなりですが、私には好きな人がいます。ただ、その相手が徹底的な
 恋愛否定論者で取り付く島もないと言った感じなのです。私もあまり人と
 積極的に関係を作ると言った事が出来ない上に何か手を打って引かれたりしたら
 と思うと行動に出る事も出来ません。これから私はどうすればいいのでしょうか。
 いい答えを期待しています』

村田「P.Nグラスビーストさん、確かにこういうタイプは関係を進める事が
非常に難しく、でも惚れた弱みで諦め切れないという、かなり厄介なタイプです。
でも、ここは発送を逆転して『恋人でなくてもいい』と考えるのです。
どう言うことかとお思いでしょうが、手紙でも言っていたようにこの場合は
下手に手を打つと確実に彼との距離が遠のいてしまうでしょう。ならば
一回恋心云々を捨てて彼を影に日向にサポートして『公私を共にするパートナー』
を目指し、彼にとっての『大事な人』になればいいと言う事です。時間はかかるでしょうが
ああ言うタイプにはこの方法が一番効果的で、上手くすれば向こうから
告白して来るかも知れません。ただし、さっきも言ったようにかなり時間が掛かると
思いますので、とにかく気長に構えて頑張ってください」
マジク「…と、言う事でしたが参考になったでしょうか。また、当番組では引き続き
お便りを募集しています。お便りのジャンルは問いませんので どしどしご応募下さい」


放送終了後・保健室

??「……失礼します」
青い果実「…え~と、木戸野さん…だったわね。どうかしたの?何処か怪我…は
していない様だけど病気か何か?」
亜紀「いいえ、そう言う事では無く、魔じ…十叶先輩はいますか?」
青い果実「彼女ならさっき病院坂さんと出て行ったけど、何か用?なんなら
こちらから伝えておきましょうか?」
亜紀「…いいえ、それなら結構です。それでは…」
青い果実「ちょっと待って。さっきの放送の件で来たんでしょ、あの手紙なら
送ったのは私よ」
亜紀「……!?一体どうして…?それにあのペンネーム…」
青い果実「どうしてって、あなたの事だからこのまま彼への想いを押しつぶすつもりでしょ。
お節介だとは思ったけど、もうちょっと積極的になってもらおうと思ってね。ちなみに
ペンネームは以前十叶さんがあなたの事を『ガラスのケモノ』と呼んでいたのを
思い出して、それをちょっと英訳して、ね」
亜紀「……そもそも、私が恭の字を――」
青い果実「語るに落ちたわね。誰も…手紙でも空目くんの名前は出してないわよ」
亜紀「………な、なんでその事を知っているの…?」
青い果実「保健教諭を甘く見ない。ここには校内中の情報が集まって来るんだから。
あ、大丈夫。今の所この事は私の胸の中だけに収めてあるから」
亜紀「………」
青い果実「…村田くんのあの回答が正しいかどうかは別にして、何にしてもこのまま
身を引くよりは百倍マシよ。一回も行動に出ないなんて、折角の青春を無駄にして
いるようなものなんだから。私で良かったら相談に乗るから頑張りなさい」
亜紀「……はい、失礼しました」

青い果実「…ちょっと柄でもない事を言っちゃったわね。でも、青春なんだから
もっと頑張ってもらわないと。さ~て、仕事仕事っと」


CAST

・まるマシリーズ
村田健

・魔術士オーフェン
マジク=リン

  • Missing
木戸野亜紀
十叶詠子

・私たちの田村くん
青い果実

・きみとぼくの壊れた世界
病院坂黒猫

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最終更新:2006年08月09日 18:15
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