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ネクストプロローグ

大樹「皆さん、お疲れ様でした。これで訓練は終了です~」
才人「……生きて帰れた」
阿良々木「いや、かなり焦げてるが…。けど、なんでここまでに」
大樹「うーん、それはですねえ」
眉を寄せる大樹の背後に、『2月3日の戦闘訓練』と書かれた小夏が立つ。
その傍らにはカッターにホッチキス、尖った鉛筆、定規、コンパス、アロンアルファ等、
各種文房具を両手にした戦場ヶ原ひたぎ。
その中からクリーナーとマーカーを取り出し、ボードの文字を書きかえた。

小夏『2"月"3日の戦闘訓練 → 2"泊"3日の戦闘訓練』
阿良々木「うわあ、まるで解決していない。というか戦場ヶ原、なんでまた文具を?」
戦場ヶ原「あら、ここは戦場ですもの。当然でしょ」
阿良々木「いや、しかし正直お前や僕ではたいした戦力にはならないだろう?」
戦場ヶ原「ああ、私は遊馬崎さんの所で、情報収集の実施訓練をしていたから。結構褒められたわよ?」
阿良々木「お前は一体…いや、いい!図解するな。小夏先生、何ホワイトボード差し出してるんですか!
  戦場ヶ原も真っ先に赤ペンを手にして、何を描くつもりだ!!」
だが、戦場ヶ原が(地獄絵)図解を始める前に、ずっと鮮やかな『赤』が登場する。

哀川「ったくよぉ。せっかく魔法とかチョー派手なトンデモ兵器とか楽しめると思ったのに。
  魔法は上条が死ぬーとか大げさに騒いで消しちまうし、相良は今日はトラップにこだわって地味だし。
  なーんかつまんねえ。でっけえ火の玉くらいで死なねえってぇの。バーカ」
上条「……スルー組の後、この人の相手……なんで消えないの…幻想じゃないの?……不幸だー」
相良「……対人地雷にワイヤートラップ、ミニミ掃射が生身で…ファンタジー……肯定だ」
哀川「うっせえなあ。んー、上条とあのメガネのいたところは殺伐としてよさそうだったな。
  おっし!お前ら補習。あのノリであたしを楽しませろ。そんときゃ上条右手禁止な?
  化け物を倒すのは、いつだって人間なんだぜ」
ガクリと首をうなだれ、ボロボロの二人を引き摺って、哀川が列に並ぶ。

大樹「これで全員、え?ステイル君や池君とか何人か戻っていない。
  ダメですよお、先生、ぷんぷんです」
阿良々木「ストレス発散しましたか?じゃ、平賀がぶっ倒れそうなんで何かフォローを」
大樹「Tes.すっきりですよ。平賀君は頑張ってお家に帰りましょー。ルイズさん待ってますよ~」
才人「……鬼ぃ」

大樹「とにかく自分のことは自分で頑張りましょー。あ、先生、今いいこと言いました?」
戦場ヶ原「事故責任ですね。節度と分別。要るものといらない物を分けるのは大事ですわ」
阿良々木「はなっから危険を想定?!おまけに、責任を分別ゴミ扱いした?!一体、なんで
  戦場ヶ原はそんなに大樹先生をフォローするんだ?」
戦場ヶ原「だって最近じゃあなたに普通に言っても、すぐキャッチされるもの。
  それに頼られたら、つい力を貸してあげたくなるの」
阿良々木「僕が今まで受けた暴言、三角跳び駆使してもセーブできる自信が無い!
  それに後半は暗に大樹先生が力不足って事だな」
大樹「えーと?難しかったですけど、戦場ヶ原さんは先生のこと慕ってるということでTes.ですか~」
戦場ヶ原「もちろんです。だって大樹先生には人望が(ry」
小夏『人ボー』
阿良々木「略した部分をいってみろ!。小夏先生もボーのところちゃんと書く!
  大樹先生もよく見て聞いて喜びましょう!」

だがまあ、なんだかんだでツッコミもむなしく。
大樹は不意に掛かってきた電話に対応していた。

大樹「え?はい、はあ、そうなんですか。Tes.ですよ~」
電話を切ると、満面の笑顔のまま、 大樹は言う。
大樹「えーとですね、ハミュッツ先生とギギナ先生も見当たらないそうです。
  でも、この程度の訓練であの人たちがどうにかなったとは思えないんで
  皆さん、特に戦闘力の高い人は、帰り道に襲われないよう注意してくださいね~」
戦場ヶ原「家に帰るまでが訓練ですね。嫌だわ、只でさえ送り狼が心配なのに」
阿良々木「ありえねえ!どんな危険な遠足だよ。それに戦場ヶ原。あの装備を見て
  欲情する程、高いMっ気は僕には無い」
戦場ヶ原「"程"?なら、少しはあるのね?マゾ、じゃないわね、被虐趣味が」
大樹「わあ?!非ギャグ趣味だなんて。お二人は真剣なお付き合いなんですね~」
阿良々木「言いかえてねえ!そして言えてねえ!!おまけに嬲られるのを少し期待した
  自分が嫌になる!!!」
と、「誘い受け」と書いたボードをかざす小夏に一人の生徒が近づく。
なにやらヒソヒソ話をはじめる。フンフンと頷くと、今度は小夏が大樹に耳打ちした。

大樹「はいは~い、皆さんちょっと聞いてほしいですよ~」
くるりと振り返り、大きな声で呼びかける。
その後ろでは小夏がホワイトボードの字を書き換えていた。
次いで、掲げられたボードにはこう書いてあった。
小夏『2泊3日の"戦闘訓練" → 2泊3日の"救出作戦"』
大樹「Tes.報告です。何人か『神隠し』に巻き込まれたらしいので、
  みなさん、張り切ってお友達を助けに行きましょー」
生徒一同「えええぇぇぇぇぇぇ!!!」

Y談だが。
神隠しに巻き込まれた人に、浦島さんと竜宮さん、小山田くんと源さんがいたそうだ。
が、三日後救出された時、男性側は疲労困憊、女性はツヤツヤしていたらしい。
ナニがあったのだろう?私も両人を見習いたいものだ。

神原「しまった。一番大事なところでで、うっかりタイプミスをしてしまうなんて」
阿良々木「うそつけぇ!確信犯を誤用と知って使うくらい、お前の意思で確定してる!!」


CAST

  • 終わりのクロニクル
リール・大樹

  • 化物語
戦場ヶ原ひたぎ
阿良々木暦
神原駿河

  • 学校の階段
神庭小夏

  • ゼロの使い魔
平賀才人

  • デュラララ!!
遊馬崎ウォーカー

  • 戯言シリーズ
哀川潤

  • とある魔術の禁書目録
上条当麻

  • フルメタル・パニック!
相良宗介

  • オオカミさんとシリーズ
浦島太郎
竜宮乙姫

  • かのこん
小山田耕太
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最終更新:2007年12月09日 22:39
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