皆がほとんど帰った放課後。教室にて。
ガラガラッ
桜くん「失礼しまーす。」
ドクロちゃんが忘れた『びんかんサラリーマン』のコミックスを取りに来た桜くん。教室を見回します。
インデックス「くー、くー、むニャ。とうまぁ、今日の夜は若鶏のマレンゴ風が食べたいかも・・・」
桜くん「ドクロちゃんの机は・・・あの娘の隣だったよね?」と、机に近づきます。そしてふと、
(うわーキレイな銀髪だなぁ。ドクロちゃんのもそうだけどアレは大抵僕の鮮血でマッカになってるもんなぁ)
そんなことを考えているうち、自分の手がその銀髪に伸びていることに気がつきました。
(ちょっとちょっと!ナニをやってるんだボクは!?確かにちっちゃくてカワ・・・違ァう!ボクはロリコンじゃない!)
しかし流石は未来の世界をロリッ娘で埋め尽くす漢、その程度の理性など意味を成しません。
(マズイ拙い不味いよ僕ゥ!良く考えるんだ。この娘に手を出したら上条君にこの幻想をぶち殺されたりとか
赤い髪の神父さんに炎の魔神で『オラオラのラッシュ』を食らわされたりとかウェスタン帯刀お姉さんにワイヤーでミンチにされたりとかッ!!
いやだァァ!!絶対に耐えられないでドウニカナッチャウぅぅぅぅぅ!!)
と、そんな本人の懊悩をよそに彼のザ・ハンドがその銀髪に触れようとしたその時!
インデックス「保護対象に向けての邪悪な思念を確認。自動書記、起動します。」
桜くん「うわぁ!い、インデックスさん!?違うよ違う、コレには深い理由と理性とリビドーが」
インデックス「目標を視認。過去のデータと照合し個体名『草壁桜』と確認。対象に最も効果的な術式
『紅に嘲笑う天使』を起動。」
ブツブツとした呪文と共に桜くんの周りを六つの魔方陣が取り囲みます。
桜くん「上条君!助けてェ!君の彼女が壊れぶげらぁッ!?」言い訳空しく魔方陣から突き出た見覚えのあるトゲバットに刺し貫かれます。
『桜くんの・・・・うわきものぉぉぉぉぉぉ!!』と聞き覚えのある声と共に
ドシュシュシュシュシュシュシュンッ!と無限光にさらされるかのように削られ、桜くんだったモノは熱を持った挽肉になってしまいました。
インデックス「続いて再生・記憶の改竄・警告文を脳内に埋設。・・・『ぴぴるぴるぴるぴぴるぴ~♪』」
挽肉に光が宿り、見る見る間にヒトのカタチを成して行き・・・・・
桜くん「うわぁぁぁッ!?はっ、ハッ、ゆ、夢だった、の?」
インデックス「どうしたのさくら?とても具合が悪そうかも。」
桜くん「い、インデックスさん、そうだよね、夢だよね。は、ハハ、は。」
インデックス「警告。次は無い。」
桜くん「え?今なんて言ったの?うわ!何か頭の中から声がする!ねぇインデックスさん黙って帰らないでよ!僕になにしたのォ!?」
CAST
草壁桜
インデックス
最終更新:2006年06月20日 15:48