体育祭検討委員会(私的結成)の席上
A「体育祭だが、問題がある」
B「…問題、とは?」
C「人外な能力持ちが一山いくらのバーゲンセール♪」
A「その通り。2000kmを17秒で走るパイカラたちと100m競争。リナ・インバースVS哀川潤
VSブギーポップVS風見先輩その他…な怪獣大決戦な騎馬戦とかに出る気、ある?」
B「…無理だろそりゃ」
C「でもそーゆーのがここの醍醐味だね♪」
A「いくら醍醐味と言っても参加する一般人は死ぬような目にあうし、太刀打ちできんぞ。ああ、副会
長は立派な人外だからな。念のため」
B「…人外能力持ちにハンデを負わせる。安直な重しから能力の回数制限とか」
C「それやるぐらいだったら、人外向け体育祭と一般人向け体育祭の2回に分けたほうがいーと思う」
A「一般人向けが地味になってつまらなくないか、それ?」
B「…うん。地味だ」
C「逆に一般人にブーストかけて逸般人にしてしまえばいーでしょ♪」
A「却下。ところで、聞いておきたいんだが。この学校に普通の奴って何人いるんだ?この学校
で普通の奴はレッドデータブック級かもしれない気がするんだが」
D「まぁ、いくらこの学校が通称『文部省外魔境』とか『リーサル・カラミティ・スクール』
と言われましても、人外より常人が少ないとは思いませんが」
E「・・・ちゅーか、そこまで危惧すること無いと思うねんけどな」
D「はぁ?何言ってるの?」
E「んあ、いいんちょー。発言してもええどすか?」
(A、許可する)
E「いやな、ちょっと考えてほしいんやけど
仮にオリンピック金メダリストの陸上選手が同級生にいたとして
『君が運動会に出るとハンデが付きすぎるから出ないでくれ』なんて言います?
言いませんやろ?何でか。そりゃ確かに彼ないしは彼女と走る人間は決して勝てんやろ
せやけど、彼が勝つことで運動会全体の勝敗が決まるかっちゅーたらちゃいますやろ。
運動会っちゅーんは結局のところチーム戦や。
一人の一般人が一人の人外に絶対敗北しても、二人の一般人が普通のレースで勝てれば一般人の勝利や」
F「待てよ、それは一般人と逸般人の割合にもよるだろ。全てのレースに逸般人が出る可能性だって捨てきれないんだ。
一般人の出る幕が無い場合だって有るだろ?」
E「おぉ、せやね」
F「だったら・・・」
E「まぁでもちょっと待っておくれやす」
F「?」
E「今のはただの前振りや。本当の『意見』はここからここから。
・・・実はな、ウチに考えが有るねん。
E「何、簡単なことや。
『誰がどの色になるか』と『誰がどの競技に出るか』をくじ引きで決めてほしいんよ」
D「はぁ?それでどうするんですか?」
E「昔の人はエエこと言わはりました『勝負とは、知力体力時の運っ!』」
・・・・・・シーン
D「で?そのエセ格言がどうしたんですか」
E「なぁ、ミリィさんの苦手なものって知ってはります?」
F「へ?」
E「彼女、知恵の輪が苦手なんや。」
D「・・・」
E「あと、例えば一方通行。彼、口下手なんよ。あと透視とかも出来へん。
んで、何より。天運を操作できる人間はいいひん。どんな手段を用いようとな。
何が言いたいかッちゅーと、完璧な人間なんていないっちゅーごく当たり前の事や。
例えば、普通の一般人でも『知恵の輪』ならミリィさんに勝てる。
相良はんは『今の流行』っちゅーやつにうとい。
ブランドの知識なら女子高生の方が有るやろな。
一方通行の『何かを探す能力』は一般人と同じ等等。
他の事では勝てなくても、こう言ったポイントを利用した競技で戦ったら、さて、全体的な勝敗は90%以下にはなるんやないかな?」
D「だけど、それだと不公平じゃない。逸般人ばかり苦手なものをやらせるなんて」
E「せやから『くじ引き』で選ぶんよ。
したら普通の人も普通じゃない奴も、苦手な競技に当たるか得意な競技に当たるかわからへんやろ?
とまぁ、ぐちぐち長ったらしくなったけど、どないやろ、いいんちょー」
CAST
ミリィ・オレアノ・ヤクモ
パイカラ・ウェルナス・ポロシリ
リナ・インバース
哀川潤
風見・千里
ブギーポップ
一方通行
相良宗介
最終更新:2007年08月07日 17:32