文化部棟内 漫画研究部部室
一馬「今ここは体育祭で盛り上がっているが我々は冬コミに向けて
誠意努力していかなければならない」
部員A「はっ。しかし何だかんだでもう既に12月なのですが…」
一馬「うむ。このままでは新刊を完成させられそうにないのは分かっている。
と言うわけで外部から助っ人を連れてくる事にする」
部員B「しかし、“裏”漫研の活動の都合上下手に助っ人を頼めないのでは…」
部員C「ええ。もし万が一外部に流出でもしたら…」
部員D「ああ。何時だったか“裏”漫研の原稿が風紀委員長(>>50参照)の
鷹栖先輩に見つかって偉い目に遭いかけたからな…」
一馬「確かにあの時は大変だった…だが今回はその心配はない。何故なら
今は『体育祭中』だからだっ!」
部員A「要するに『ごたごたに紛れて…』って事ですか…。ところで肝心の
助っ人は…?」
一馬「うむ。こちらに待機してもらっている。ではどうぞっ!」
オーフェン「ったく…なんで俺がこんな事…」
一馬「さっきも言いましたが前金で1000」
オーフェン「一馬先生、まず私は何をすれば…」
部員A,B,C,D「変わり身早ッ!!」
一馬「それじゃあ俺はもう少し助っ人を探してくるから」
部員B「あっはい、わかりました。頑張ってきてください」
一馬「ああは言ったものの…助っ人なんてそうそう見つかるわけ無いよなぁ~」
???「どうした少年?何か悩んでいるようじゃが?」
一馬「あっ貴方はッ!伝説のギャルゲーマー栗乃花栗三郎教授!
どうしてこんな所に!?体育祭はどうしたんですか?」
栗三郎「いや…ワシはドッコイダーを――」
栗華「お祖父さま」
栗三郎「いやいかにもワシは栗乃花栗三郎じゃが…少年こそいったいどうしたのか?」
一馬「(この人なら…)ええ、実は少しお話が…ちょっと裏の方に…」
校舎裏
栗三郎「…で、こんな所に呼び出して何の用じゃ?」
一馬「ええ、教授に少し頼みたい事が…お孫さんには少し席を外していただいて…」
栗三郎「ああ、栗華の事なら気にせんでくれ。ところで『頼みたい事』とは?」
一馬「あ、はい…実は…(小声で)“裏”漫研と言うところで冬コミに向けて
原稿を描いているのですが、このままでは間に合わないと言う事で
助っ人を頼む事になりまして…」
栗三郎「なるほど。そう言う事情ならこのワシ栗乃花栗三郎、孫の栗華共々
是非協力させてもらおうかの」
一馬「は、はい!ありがとうございます!…一つ言い忘れていましたがこの事は
どうか内密にお願いします」
栗三郎「はっはっは、そんなことはわかっておるわ。ところで“裏”漫研とやらは
どこじゃ?」
一馬「どうぞ、部室までご案内します!」
30分後 文化部棟内 漫画研究部部室
部員A「は、早い…」
オーフェン「くそっ、なんで俺がこんな事…(だが報酬の為に…)」
栗三郎「少年よ、ここはもう少し顔をはっきり描いた方が良いんじゃないかのぅ?」
一馬「あ、はい解りました。確かにその通りですね。これからは
教授の判断で修正して構いませんので」
栗三郎「あ、そうか。それじゃあワシの判断で描かせてもらうが、どうしても
譲れないところがあったら言ってくれれば…」
一馬「はい。解りました」
部員B「この調子なら十分間に合いますよ!いやぁ助かったぁ」
部員C「でも意外だったのは彼女だよなぁ。まさかこの中で1番描くのが
早いとはねぇ」
栗華「………(無言で原稿を描いている)」
キーンコーンカーンコーン…(『B・O・S』の放送が流れる)
一馬「……もう少し助っ人を探してくるよ」
部員D「?もうこの3人で十分だと思いますが…まあ頑張ってきてください」
部室前廊下
一馬「ふっふっふ…遂にこの時が来たぁ!人知れず“歪み”と戦っていた
この俺が出場すれば優勝は間違いなs――のわぁ!」
みづき「体育祭を放り出してどこにいるのかと思ったら…あ、あと
『ベスト・オブ・正義の味方』には出場させませんので」
一馬「何故ッ!?」
みづき「何故と言われても…“歪み”関係の事件は一族以外には極秘に
なっていますので」
一馬「そ、そんなぁ~。それじゃあ“裏”漫研の方に戻るか…あ゛」
みづき「『“裏”漫研』?どうやらそのまま返す訳には行かなくなった
ようですね」
その10分後、“裏”漫研が文字通り壊滅させられたとか…
尚、オーフェンが報酬を貰い損なったのは言うまでも無い。
CAST
浅生一馬
漫画研究部部員
草薙みづき
オーフェン
鷹栖絢子
栗乃花栗三郎
栗乃花栗華
ドッコイダー
最終更新:2006年06月21日 22:11