小説ドラゴンクエストV 天空の花嫁 作/久美沙織 イラスト/椎名咲月
- 17 :ドラゴンクエスト5:2012/08/11(土) 04:13:24.13 ID:f6ZURcWz
- 大まかなストーリーは原作通りなので、モンスター周りだけを適当に。
・ピエール(スライムナイト)
本作の第二の主人公と言っても過言ではない。
マーサ(とイブール)の幼馴染のスライムという設定で、二巻の冒頭は
彼らのエルヘブンでの生活から始まる。
マーサを守るためにスライムナイトになろうとするが、洞窟でそのための試練に耐えている間に
エルヘブンにやってきたパパスがマーサと駆け落ちしてしまう。
オークの戦士に拾われたピエールは、修行を重ねオラクルベリー周辺の魔物を取りまとめる立場にまでなったが
偶然リュカ(主人公)に襲いかかった際に、マーサの面影を感じ、彼女の息子だと知ると
臣下の礼を取って彼に仕えるようになる。
結構なお年らしく(パパスやマーサよりもちょっと若いくらい?)以降はパーティのサブリーダーとして活躍し
若い仲間たちの迂闊な言動を嗜めたり、悩む姿を見て諭したりするシーンも多い。
リュカ(主人公)やティミー(勇者)の剣の師にもなり、時に厳しい言動をする事も。
原作ではジャミに比べてあっさりしていたゴンズだが、光の教団に恭順しなかった養父のオークの仇という設定が追加され
リュカと仇の取り合いで足を引っ張りあい、結果的に不意打ちに近い形でピエールがゴンズを討ち取り
仇討ちとは汚い物だから、リュカにはそういう事をして欲しくないと諭す。
この発言を受けてか、ゲマは人が捨てたがっている心の集合体という設定とされて
リュカは自分の心の暗い部分を受け入れ、仇討ちとは言い難い形でゲマとの決着をつける。
イブールとの戦いでは、ピエールがマーサと一緒に居た貧弱なスライムである事に気づき
安易に闇の力を受け入れた自分にはない強い生命の力を見てイブールが涙を流すという
完全に主人公状態だった。
- 18 :ドラゴンクエスト5:2012/08/11(土) 04:25:18.25 ID:f6ZURcWz
- ・スミス(腐った死体)
本作の第二のヒロイン。
パーティのムードメーカーで、ビアンカに一目惚れしてしまい
何かと彼女のために働くようになる。
が、当然ビアンカはリュカと結婚してしまい、新婚の時はスミスの相手がおざなりになってしまった。
スミスは、自分が何か嫌われる事をしてしまったが、自分は脳が腐ってるからそれを忘れてしまったのだと悩むが
ピエールに、今ビアンカはリュカと結婚して幸せだから、その幸せな事意外は目に入らないのだと説明する。
黙りこんだスミスを見て、流石にこの失恋は堪えたかと思ったピエールだが、突如ビアンカとリュカが幸せなんだ、やった、万歳!と喜ぶスミスを見て呆然とするのだった。
その後も地味に活躍しつづけ、最後はデモンズタワーでジャミと対峙し
ビアンカを守るために、凍える息を受けて凍りついた心臓を残して砕け散る。
それを見て泣き崩れたビアンカを見たジャミは、魔界の重鎮である自分には靡かなかったのに
腐った死体ごときに心を動かされるのかとショックを受け、その隙にリュカの剣に貫かれる事になる。
- 19 :ドラゴンクエスト5:2012/08/11(土) 04:26:03.15 ID:f6ZURcWz
- ・デモンズタワー人員整理
戴冠式の日、天空の血筋を狙ってグランバニアをジャミの配下の魔物達が襲う。
スラリンとドラきちは、ガンドフに子供達を託して、自分たちが布に包まり
子供のふりをしてわざと攫われたが、それを見たビアンカが子供たちを追って自ら捕まってしまった。
ガンドフは自分の腹をえぐり、その中に子供を隠して彼らを守り抜いた(死亡1)
敵にしがみついたパペックは、自分の体を少しづつ地面に落として、デモンズタワーへの道筋を示した(死亡2)
キメラとの戦いでは、スラリンが自身が蒸発するほどの灼熱を使いキメラを撃破するものの(死亡3)
爆風でコドランが塔の外に吹き飛ばされてしまう(後に魔界でグレイトドラゴンの姿で再会)
オークとの戦いでは、ドラキチがラナルータで視界を封じ、自分の声で誘導するが
確実に敵を倒すためにリュカに嘘を教え、自身の体ごと貫かせる(死亡4)
そしてスミスとリュカはジャミの元に辿り着き・・・(死亡5)
- 25 :イラストに騙された名無しさん:2012/08/12(日) 16:25:49.39
ID:RODa5aRY
- グランバニアに迫るガーゴイルたちの足止めの為に(描写一切無しで)死んでいったメッキーを省いた>19を俺は許さない
- 28 :イラストに騙された名無しさん:2012/08/23(木) 00:52:34.43
ID:bR5WWFrz
- >>17
細かいツッコミだが、ピエールの養父はオークじゃなくてソルジャーブル。
最終更新:2012年09月01日 01:19