灼眼のシャナ 高橋弥七郎 いとうのいぢ 電撃文庫
- 145 :イラストに騙された名無しさん:2010/11/28(日) 15:54:27 ID:UOmBF/69
- じゃあ、次はシャクガンのシャナね
この世界には存在の力がある
すべての存在は存在の力によって存在しており、つまり、存在の力は万能の力
である
異世界グゼの世界から来た、超越的生物たちは、地球侵略を計画し、実行に移す
だが、グゼの勢力もふたつに分かれていて、人類を支配して好き勝手にしようと
いう勢力と、世界のバランスをたもち、世界の裏で生きていこうとする勢力と
があった
主人公の恋人のシャナは、そのバランスを保とうとする勢力によって生み出された
正義の戦士である
シャナを支配している化け物は、異世界に三人いるといわれている、根源神の
ひとり、破滅と裁きの神、テンジョウのごうか、アラストールである
グゼの三大神は、創造神サイレイのヘビと、すべてを裁き滅ぼすアラストールと
人間の世界を支配するまだ出てきていないもう一体によって成り立っている
少し疲れたんでここまでで休憩する
- 146 :イラストに騙された名無しさん:2010/11/28(日) 15:59:38 ID:UOmBF/69
- で、創造神祭礼の蛇には、三つの不死身にして最強の配下がいる
千変のシュドナイ(男、ヤクザみたいな感じ、戦闘向き)
逆理の策士ベルペオル(三つ目の女、要するに、「悪の諸葛孔明」みたいなやつ)
頂の蔵ヘカテー(凄い綺麗な美少女、というより幼女、全身が光っていて天使みたいなやつ)
この三人は、グゼのともがらを管理、統括するバルマスケの最高指導者で
異世界グゼから地球になってきた、化け物たちは、必ず、最初にこの三人の前に
引き出され、ヘカテーから「この世界で生きていく為の注意事項」を申し渡される
(だから、アラストールにとっても本来、ヘカテーを殺すのは不都合が生じる)
で、主人公のサカイユウジは、本来、この三人によって、無限の力を宿す
なんだっけ? あの砂時計みたいなやつ
そうだ、零時迷子を元に、祭礼の蛇をこの世に呼び寄せる為の素体として作られた
存在だった
- 147 :イラストに騙された名無しさん:2010/11/28(日) 16:01:50 ID:TAqSusoT
- 紅世の徒達は別に世界征服なんて企んでないよ
自分が楽しむために、人間界がどうなろうと知った事じゃないやってだけで
明確に人間と敵対してる訳じゃない。
- 148 :イラストに騙された名無しさん:2010/11/28(日) 16:02:48 ID:ZwnI5PY1
- こいつ絶対わかってて適当こいてるからほっとけ
- 149 :イラストに騙された名無しさん:2010/11/28(日) 16:04:08 ID:UOmBF/69
- いや、おおまかに書いているだけ
細かい点まで正確に書くと、複雑すぎて判りにくいだろ?
そういう部分をかつあいして誰が見ても、判りやすく書いているだけ
- 150 :イラストに騙された名無しさん:2010/11/28(日) 16:10:08 ID:UOmBF/69
- それで、主人公のサカイユウジは、ある日、グゼから来た化け物と出会い、殺され
そうになるが、シャナによって命を救われる
その時に、「お前はもう、死んでいる」と告げられる
異世界からきた化け物は人間の存在の力をすって、自らの生命力とし、かつ
奇跡の力をつかって好き勝手な事をやるが
その際、人間の数が減った事によって、アラストールなどが使役する討伐者
フレイミヘイズに気づかれる恐れがある為、人間の姿をした抜け殻、「トーチ」
を殺した人間の変わりにおいていく
サカイユウジは、そのトーチだとシャナは告げる
ショックを受けるユウジだが、別のトーチが消えていく姿などを見て、自らの
運命より、この世界の運命を憂うようになる
で、零時迷子を宿しているお陰で、普通のトーチと違い、「存在の力」を自由に
使えるユウジは、言ってみれば、人間の抜け殻どころか、人間を超えた超戦士
的な存在となる(が、その能力はだいぶ後まで発揮されない、当初は知略だけで
敵と戦う)
で、第一巻では、グゼのともがらの中でも強力な「王」である、狩人フリアグネ
という人形愛好家の化け物と戦う
- 151 :イラストに騙された名無しさん:2010/11/28(日) 16:16:10 ID:UOmBF/69
- 疲れたんで、かなりダイジェストで書くね
第一巻が面白いのは、グゼのトモガラの登場シーン
笑っちゃうのが、巨大なキューピー人形として主人公の前に現れて、殺そうと
する(正確に言うと、トモガラの僕のリンネとかいう奴なんだが)
で、その僕のひとりのマリアンヌっていうのに、王フリアグネはべたぼれ
フリアグネを永遠の存在にし、自分とは独立した生き物とする為に町ひとつの
存在の力を奪う、都食らいを仕掛ける
言ってみれば、リンネにすぎないフリアグネをトモガラにしようとしたのかな
で、それを阻止しに来たのがシャナだったってわけ
で、たまたまそこにバルマスケの作った最強の人間であるサカイユウジがいた
わけ(正確に言うと作ったんじゃなくてトーチだけど)
で、この物語の醍醐味は実は一巻とかよりも
段々、世界の謎が明かされていく過程にあるわけ
ヘカテーとかが本格的に出てくるあたりから凄い面白くなって
ぶっちゃけていおうか?
敵のボスこそが主人公だったってオチなの
そういう逆転的な要素があるところが最高の面白さなわけ
- 152 :イラストに騙された名無しさん:2010/11/28(日) 16:21:37 ID:UOmBF/69
- で、一巻に話を戻すと
フリアグネが都食らいを発動して、どうにもならなくなるのね
もう誰にもとめられないし、町は壊滅するしかないってところまで追い詰められる
わけ
でも、アラストールは最高の神様だから、止める手段がないわけでもないのよ
それは、アラストールの下僕であるシャナを生贄に捧げる事によって、アラストール
をこの世界に顕現させるって方法(単純に言えば)
言ってみれば、核ミサイルのスイッチを押すような方法
それを使って、都くらいを防ぎ、町を救うまでが第一巻
お約束なことに、シャナは見事アラストールの力に耐え切って生き延びるわけ
二巻は、町に凶暴なマージョリードーっていう別のフレイムヘイズがやってきて
邪魔なシャナを殺そうとするって話
で、シャナに負けて、結局仲間になるわけ
三巻は、いよいよバルマスケの千変のシュドナイが本格的に登場してくるんだけど
ユウジにまんまと騙されて「天目一個なり」、負けてしまうって話
まあ、代代、こんなところ(21巻も出ているのをとてもすべて書ききれない)
-
- 172 :イラストに騙された名無しさん:2010/11/29(月) 20:24:01 ID:jbqK51NB
- シャナに関しては、なんで主人公っぽい奴が的に回ってんのかと
毎回出る度に最終巻風な煽りしてるけど結局終わるのかって点が知りたい
富士見の長編になっているのは、どうせ終わらないと思うので諦めた
- 176 :イラストに騙された名無しさん:2010/11/29(月) 22:29:35 ID:S9QpzmVR
- >>172
主人公は1巻の時点で存在を消されて常にマイナス方面にことを考えていたけど
ある時点から明確にシャナと共に生きようと望むようになる
そして「いつか、守った未来で、この“徒”との戦いを終わらせる」という独自の願いも抱くようになる
その望みに興味をもった“祭礼の蛇”がアプローチしてきてそのまま同化
詳しくはここみるとわかりやすい http://www1.atwiki.jp/sslibrary/pages/38.html
基本アニメ版とは別人なので同一に考えないように
いつ終わるのかに関しては次に出る巻が最終章後編らしいからそれで完結すると思われる
最終更新:2011年11月20日 22:10