ドラキュラ戦記 著者/キム・ニューマン 創元推理文庫
>>865
ロリババアキャラ小説を期待して読んだので、ネットで出てくる高い評価と違って、期待
はずれな出来だった。ほぼ覚えていないなか検索して思い出しつつあらすじを書くと
第一次世界大戦の技術レベルの時に、飛行機部隊が活躍している吸血鬼も飛行機乗り
になり、視力や体力で非・吸血鬼を圧倒している。ただ、ドラキュラはドイツ(プロイセン)に流
れついて宰相ぐらいの位置にいる。ビスマルクの位置? 史実と違いビスマルク抜きでと
なれば、当然、プロイセンの基礎体力は現実よりも悪くは敗色濃厚になる速度も早い。
そんな中で、ドイツの吸血鬼飛行機乗り部隊が最前線を離れた城に集められている。
その集められた中には、史実ではレッドバロンの異名を取ったリヒトホーフェン(兄)がいる。
史実だと人生の後半に赤い機体に搭乗してレッドバロンと呼ばれるわけだけど、戦功は
あってもまだレッドバロンとは呼ばれていなかったはず。リヒトホーヘンの戦績に対する
インタビューアーがエドガー・アランポー。城に集められた飛行機乗りが何をしているか、
されているかというと、吸血鬼の変身能力を生かして、空飛ぶ魔物になり、飛行魔物部隊を
結成しようとしている。
非・吸血鬼の登場人物が飛行機に乗り・飛行悪魔、レッドバロンに敗北する。その負けた
人物は、次は吸血鬼に転化して再びレッドバロンに挑み、史実と同じく横槍)(地対空攻撃
だったかもあって)勝つ。そこらへんまでしか覚えていない。鋼鉄の虹と記憶が混同している。