「ng」はnext generationを意味し、まさに次世代を意識した、さまざまな機能を備えています。
- syslog-ngの主な機能
- ファシリティ/プライオリティの組み合わせ以外に、シスログを生成したプログラム名で出力先を分けることができる
- パターンマッチングを用いて、特定の文字列をシスログに見つけた場合、指定された処理を実行することができる
- 日時やホスト名などのマクロを用いて、動的な設定を行える
- 出力される日付の書式を選択できる
- ファイルシステムへのシスログ書き込みタイミングを指定することができる
- root以外のユーザー権限でサービスを起動できる
- シスログをネットワーク経由で転送する際、UDPに加えTCPを使用することができる
- シスログの取りこぼしなど動作中の統計情報を記録することができる
シスログを識別する手段が増えたことで、swatchのようなアプリケーションを別途使用することなく、シスログの内容に基づいてメール通知やアクセスフィルタを実行するなど、syslog-ngだけで監視を自動化できます。また、日付単位でログファイルを生成する場合、syslogdではlogrotateを導入する必要がありましたが、syslog-ngでは日付マクロを用いることで可能になっています。
いままでアドインソフトに依存していたシスログを適切に管理する機能や、
syslogの安全性と信頼性を向上させる機能の追加が目を引きます。大規模運用では「ファイルシステムへのシスログ書き込みタイミングを指定」できることで、ファイルシステムのI/Oを最適化できます。
最終更新:2008年07月15日 20:54