アットウィキロゴ

スティッキービット

複数のユーザー間でファイルを共有し、編集できるようにファイルに
書き込み権限を設定すると、場合によっては他のユーザーに
そのファイルを削除されてしまう場合があります。

このような間違いを防ぐためにLinuxには【スティッキービット】という
仕組みがあります。

このスティッキービットをディレクトリに設定すると、ディレクトリ内では、
ファイルに書き込み権限が設定されていても所有者以外はファイルの削除が
出来なくなります。

スティッキービットを設定するには、chmodコマンドにa+tオプションを
指定して実行します。

また、/tmpディレクトリは最初からスティッキービットが設定されていて、
root以外の権限ではファイルを削除できなくなっています。

それでは実際にスティッキービットがどのように設定されているか
/tmpディレクトリを例に見てみましょう

[pakira@Dolphin c]$ ls -ld /tmp
drwxrwxrwt 3 root root 4096 Feb 4 10:30 /tmp/
↑「drwxrwxrwt」の最後の「t」がスティッキービットを意味します。

[pakira@Dolphin tmp]$ ls -l
合計 80
-rw-r--r-- 1 nobody nobody 90112 Feb 4 09:18 test.db
[pakira@Dolphin tmp]$ rm test.db
rm: 書き込み保護されたファイル `test.db' を削除しますか(yes/no)? y
rm: リンク `test.db' を削除できません: 許可されていない操作です
↑tmpディレクトリ内にあるtest.dbファイルを削除しようとしたが、
スティッキービットによって削除出来ません。

このスティッキービットは、複数でシステムを利用している場合に
利用すると不用意にファイルが削除されないので、非常に便利で
安心な仕組みです。


  • 出展 : メルマガ・・・UNIX/Linuxコマンド Topics

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:
最終更新:2008年07月16日 22:49