44マグナム、マリノ、雷舞が大阪を圧巻した80年代。
レイブンの超絶ギター、ジュンペイのパワフルなドラムワーク、古家のバロック調早弾きギター、山本のダブルバスにコージの破壊的ベース。
レイブンは世界の舞台でジャパメタを布教中。
ギターを弾くミュージシャンは数多くいるが、日本において真の「ギタリスト」と呼べる人はそう多くはない。その中においてもこの大谷レイヴンは、過去の偉大なロック・ギタリストにも通じる才能とセンスを持った貴重な存在だと言って良い。

彼らの蒔いた種が、現在のヴィジュアル系黄金時代として花開いたのは疑いようのない事実だろう。なかでも関西から飛び出してきた44マグナムは凄かった。 毒々しいルックスとメタリックで攻撃的なサウンド、女性蔑視と捉えられかねない歌詞など、大人たちの眉をひそめさせるには充分な元祖ヴィジュアル系。
音楽的センス--卓越した演奏力と楽曲の良さといえるだろう。サウンドのへヴィさとは裏腹にやたらキャッチーなメロディ。

天才ギタリストとして前田楽器店の全面バックアップによるメジャーデビュー直前の91年、古家は突如アメリカに飛び立った。
雷舞は新たなギタリストを入れ活動を続けたが、熱狂的な古家のファンで支えられてきた為、メジャーから姿を消したが、近く古家の帰国によって再結成の噂が囁かれている。


