強く気高く美しかった、西住まほの後ろ姿が、私にはどれほど眩しく見えたか。
自分自身にできないことを、平然とこなす西住みほを、私がどれほど羨んだか。
西住ならぬ凡愚の想いを、彼女らが理解することは、恐らく一生ないのだろう。
私は黒森峰の副隊長として、まほ隊長の隣に立つ資格を得た。
けれどもそれは、正当な評価によって、与えられた立場ではなかった。
全国大会敗退に伴う、西住みほ副隊長の退学。
埋めた穴を補うための、繰り上げという形での昇進。
結局私は、黒森峰のナンバー2だと、正当に認められたわけではなかった。
三番手に過ぎない私が、二番がいなくなったことで、たまたま選ばれただけでしかなかった。
苦肉の策の代用品。それが黒森峰女学園副隊長・逸見エリカの正体だ。
少なくとも、私自身は、そうだろうと思っていた。
だからこそ私は、西住みほを、許せないと思っていた。
本当ならば彼女は、私以上に、隊長の力になれたというのに。
力を持った者はその責務を、果たさなければならないというのに。
であれば、こんな晒し者のような屈辱を、味わうこともなかったというのに!
私は必ず彼女を倒す。
今こそ戦場で戦い、彼女を乗り越えてみせる。そして証明してみせる。
彼女の身勝手な出奔が、過ちであったということを。
隊長の前に立ちはだかることが、いかに愚かで罪深いことなのかを。
そうでなければ、副隊長・逸見エリカの有用性も、存在意義さえも証明できない!
その時の私はそう思い、憎しみの炎でエンジンを噴かせ、鋼の戦車を操っていた。
翌年の全国大会で、私は彼女と戦った。
否、正直な話をすると、戦うことすら叶わなかった。
彼女を狙った砲撃は、一撃も届くことはなく、その仲間達によって阻まれた。
黒森峰に遠く及ばない、素人集団であるはずの連中の壁すら、私は乗り越えることができなかった。
肝心な戦いにも一歩及ばず、彼女は隊長を撃破し、優勝をもぎ取っていった。
なんて無様な空回り。
なんて愚かな道化芝居。
私は何も為せぬまま、失態と醜態にまみれた姿で、呆然と結末を見せつけられた。
今ならば、理解できる気がする。
あの時私は何ゆえに、何事も為すことができなかったのかを。
そして彼女は何ゆえに、私を歯牙にもかけず置き去って、勝利を手にすることができたのかを。
究極のところ、私は自分のためにしか、戦車道をやっていなかった。
隊長の指示を上辺だけ受け取り、その意図に十全に応えることができなかった。
一方の彼女は、仲間を信じ、手を取り合って戦うことで、その力を最大限に引き出していた。
勝てぬわけだ。
たった一人で力む自分が。無能をなじることしかしなかった自分が。
八両きりの相手とはいえ、一両で挑んでいた私が、追いすがれる道理などなかったのだ。
それはきっと、この先の私が、忘れてはならない過ちだと思う。
いずれ隊長の跡を継ぎ、黒森峰を率いる私が、覚えておかねばならないことだと思う。
意図したわけではなかったのだろうが、私は彼女に教えられた。
私という個人が勝てなくてもいい。
孤高の天才になどなれなくてもいい。
私と仲間達のチームが、勝利を掴み取ることができれば、それこそが結果として残る。
それを教えてくれた彼女に、次は負けないと私は言った。
それでも、もし仮にもう少しだけ、腹を割って話す機会があれば。
私は西住みほに対して、どんなことを話すのだろう。
◆ ◇ ◆
「くそ……ッ!」
冷たい壁に寄りかかり、がんと、右手で壁を打つ。
息は荒い。汗は酷い。
眩く光る銀色の髪を、乱して肌に貼りつけながら、逸見エリカは苦々しげに、短く言葉を吐き捨てた。
(無様だわ)
額に手を当てながら、自嘲する。
遠い海原の学園艦から、陸へ連れられ本州へ渡り、閉じ込められた大東京。
冷たいコンクリートの檻の中、エリカが巻き込まれたのは、聖杯戦争という戦いだ。
顔にかざした手の甲では、その参加者へと刻まれる、令呪が彩りを放っている。
曰く、あらゆる人の願いを聞き入れ、叶えることが出来る願望機・聖杯。
その力を行使し、願いを叶えられる一人を、殺し合いによって選抜するのが、この聖杯戦争であるのだと。
形だけをなぞった戦車道とは違う、本物の命の奪い合いが、この地で行われるのだと。
「――どうやら、相当に堪えたらしいな」
ざん――と、重い足音が聞こえた。
夜闇の底から響くような、低い声が語りかけてきた。
エリカの目の前に現れた、その姿は、黒い。
宵の漆黒と血の深紅。禍々しい二色で塗りつけられた、鋭く冷たい鎧姿だ。
時間と空間を飛び越えた、遠く彼方の世界から、降り立ったという英霊の写し身――サーヴァント。
これこそ、聖杯戦争を勝ち抜くために、聖杯から与えられた駒なのだそうだ。
どう見ても、神話の英雄というよりは、それに倒されるべき悪魔のような、恐ろしい姿をしているのには、文句の一つでも言いたくなったが。
「ざまぁないわね。偉そうな口をきいておいて、こんなところで躓いて」
「敵も強かった。魔術師でないエリカには、無理もない話だ」
とうに覚悟していたことを、今更責めるつもりはないと。
鎧姿の槍騎士(ランサー)は、事も無げに言い放つ。
エリカの召喚したサーヴァントは、今しがたライバルと交戦し、死闘の末に勝利した。
ランサーの能力もかなりのものだが、敵のサーヴァントも手強かった。一歩間違っていたならば、負けていたのはこちらかもしれない。
故に彼は全力を尽くして、敵との戦いに臨んだ。
その結果エリカに襲いかかったのは、急激な体力の消耗だ。
魔術の産物であるサーヴァントは、自らの力を発揮するために、主人(マスター)の魔力を要求する。
当然ながら、魔術師でないエリカには、馴染みの薄い魔力の消費は、大きな負担になってしまうのだ。
「覚悟……覚悟、ね」
所詮自分の力など、その程度にしか見積もられていなかったというわけだ。
劣等感を揺さぶられ、エリカは力なく笑う。
戦車道のエースとはいえ、彼女は本物の命の奪い合いなど、経験したこともない女子高生だ。
恐らくはランサーも、そのことを指して、そのようなことを言ったのだろう。
しかしエリカにとっては、重要な点は、そこではない。
「随分と、自分を軽く見るんだな」
「別に。ただ、私の知っている人達なら、同じ壁にぶち当たっても、乗り越えていくんだろうなと思っただけよ」
自嘲を見透かした英霊に対し、エリカはぶっきらぼうに答える。
単に戦車道をやるだけならば――極論、黒森峰女学園でやっていくだけなら、自分は十分過ぎるほどに、強い力を得ているのであろう。
それでも、エリカが望んだ場所は、より遠くにそびえる頂だった。
国際強化選手にも選ばれた、名門・西住流の後継者、西住まほ。
その強く気高い後ろ姿に、輝きを見出し憧れた。
彼女には自分以上に相応しい、天才的なパートナーがいると知った時には、その才能こそを羨んだ。
天才に囲まれた逸見エリカは、西住流という暗い影に、囚われた劣等感の虜だったのだ。
「それでも、乗り越えるべきはお前だ。遠い彼方の誰かじゃない」
「分かってるわよ、そんなこと」
「できるのか? 願いもなければ自信もない、半端な覚悟しか持たないお前に」
鎧の男の問いかけに、エリカは軽く眉をひそめる。
聖杯にかけるべき願いを、逸見エリカは持っていない。
ただの女子高生でしかない彼女には、命を張ってまで叶えたい、重大な願い事などなかったのだ。
来年こそ戦車道の大会で、優勝したいという願望は、それとは何か違う気もする。
「死にたくないのは本当よ。それが動機じゃ、悪い?」
それでも、ただ黙って殺されることなど、エリカには到底認められなかった。
だからこそ、願いなどなくとも、エリカは敢えて戦いに乗った。
既に脱走の手段はいくつか講じ、そして全てが失敗している。
この戦いを勝ち残り、最後の勝者になる他に、彼女が生還する道などない。
なればこそエリカには、その他に、取れる手立てなどなかったのだ。
たとえ魔術の心得も、実戦の経験もなかったとしても。
経験の差を埋められるだけの、天賦の才がなかったとしても。
「まぁ、ある意味何よりも、純粋な願いではあるな」
そしてランサーはこの場では、その一言で納得した。
含むものはあったろうが、それでも今の答えとしては、及第点であろうと認めたのだ。
話は終わりだと言わんばかりに、黒い鎧は背を向けた。
「……願いくらいなら、私にもある」
ぽつり、と。
冷たい背中にかけるように、エリカは小さくひとりごちる。
それに気付いた甲冑の男は、首だけを軽く、振り向かせた。
「もしも帰ることができたら……その時は、知り合いと、話がしたい」
聖杯なんかにかけるような、大それたことではないけれど。
それでもそれは、今のエリカが思いつく、一番の願い事ではあった。
生きて帰った時を考え、最初に浮かび上がった顔は、敬愛するまほのそれではなかった。
むしろ激しく妬み恨んだ、妹の西住みほの顔が、真っ先に思い出されたのだ。
誰よりも、それこそ己よりも、まほの求めるものに応え、完璧な連携を見せたパートナー。
それでもたった一度の衝突で、彼女を見捨て黒森峰を離れ、敵として立ちはだかった裏切り者。
力ある者が背負うべき、ノブレス・オブリージュを捨て去り。
エリカの小さな器では、どれほど渇望しても得られなかったものを、平然と手放し投げ捨てて、プライドと劣等感を逆撫でた怨敵だった。
そう――少し前までは、そうだった。
(それでも)
だとしても、彼女には教えられた。
自分に足りなかったものが何なのか、あの全国大会の舞台で、みほは自分に教えてくれた。
それは個人の才能ではない。集団を勝利に導くものは、その集団同士で手を取り、互いを支え合う絆だ。
それこそが、あの西住姉妹の連携の、本当の正体だったのだ。
全力を出し切ることもできず、無様を晒した戦いだったが、それでも不思議と彼女からは、憎悪の炎が消えていた。
だからこそ、帰ることができた時には、もう一度話をしたいと思った。
何を言うかなど知らない。結局愚痴ばかりぶつけるかもしれない。
それでも、あの遠い背中と向き合い、胸の内を知ることは、大切なことではないかと思うのだ。
(これからの黒森峰女学園には、もう西住隊長はいない)
既に今年の大会は終わった。
遠からずまほは引退し、一つ歳下の副隊長たる自分が、指揮権を引き継ぐ時が来る。
頼り囚われ続けてきた、西住流の天才達は、もうどこにもいないのだ。
なればこそ、エリカは何が何でも、帰らなければならなかった。
これからを戦うための答えの、その扉の前に立った自分が、帰らなければならないのだ。
最後の扉をこの手で開き、黒森峰女学園の長として、相応しい女になるためにも。
敬愛するまほが、ついぞ叶えられなかった優勝という悲願を、この手で成し遂げるためにも。
それは逸見エリカの責任であり、同時に、願いでもあった。
◆ ◇ ◆
(天才の影……か)
宝具たる鎧を解除し、背の高い青年の姿を、霊体化によって隠しながら。
ランサーのサーヴァント――相羽シンヤは、遠ざかる背中を静かに見送る。
急激な魔力の欠乏によって、よろめく体を引きずりながら、それでも前に進み続ける、逸見エリカの姿を見やる。
あれは自分だ。かつての己だ。
兄の背中と才能に憧れ、届かない自分の無能に怒り、がむしゃらに追いかけ続けたシンヤの姿だ。
劣等感と対抗心は、侵略者によって歪められ、取り返しのつかない惨劇を招いてしまった。
もしも彼女がこの先も、その想いを抱え続けるなら、必ず彼女の在り方に、暗い影を落とすだろう。
(馬鹿だよ、お前は)
だからこそ、彼女は知るべきなのだ。
自分の抱えているコンプレックスが、いかに的外れなものなのかを。
彼女は自分が思っている以上に、認められているということを。
(それほど焦がれた天才に、お前は期待されている。お前の願いは、当の昔に、叶ってしまっているんだよ)
ある時、エリカはシンヤに対して、愚痴をこぼしたことがある。
元副隊長が去った後、繰り上げで副隊長になった自分の指導に、隊長は時間を割いてくれたと。
自分に力があったなら、彼女の手を煩わせることも、きっとなかったはずなのにと。
しかしそれは、エリカが後継者たる才覚の持ち主であると、認められている何よりの証だ。
でなければ、赤の他人に付き添って、己の全てを叩き込むなど、到底できるはずもない。
それは生前のシンヤが、何より気付くべきだったことでもあり。
それに今際の際にならなければ、思い当たることができなかったからこそ、シンヤは己を罵ったのだ。
(俺もお前も、大馬鹿者だ)
理想の兄を乗り越えて、両親に認められたかった。
そうする他に、両親の愛を、自分が独占する術は、この世にないと思っていた。
それでも相羽シンヤの望みは、兄を超えるまでもなく、叶えられていたのだった。
母は己の命を賭して、シンヤを守り抜こうとし、そしてそのまま天に召された。
父は兄ですらも乗り越えられない、絶体絶命の窮地の中で、真っ先にシンヤを助けようとした。
勝負など挑むまでもなく、シンヤは誰にも奪えない、最期の愛を独占していた。
愛されていたことに気付かないまま、愛に飢え続けた相羽シンヤは、どうしようもない大馬鹿者だった。
だからこそ、願わざるを得ない。
彼女が同じ轍を踏まないことを。
生きて帰ったその先で、己に向けられた愛情に、逸見エリカが気付く日が来ることを。
【クラス】ランサー
【真名】相羽シンヤ
【出典】宇宙の騎士テッカマンブレード
【性別】男性
【属性】混沌・中立
【パラメーター】
筋力:D 耐久:E+ 敏捷:D 魔力:E 幸運:D 宝具:B+
【クラススキル】
対魔力:E(B→A)
魔術に対する守り。 無効化は出来ず、ダメージ数値を多少削減する。
宝具『愚者の黒き仮面(テッカマンエビル)』解放時にはBランクとなり、魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。
更に宝具『決壊(ブラスターエビル)』解放時にはAランクとなり、事実上現代魔術により傷をつけられることがなくなる。
【保有スキル】
怪力:-(B)
一時的に筋力を増幅させる。魔物、魔獣のみが持つ攻撃特性。
使用する事で筋力をワンランク向上させる。持続時間は“怪力”のランクによる。
宝具『愚者の黒き仮面(テッカマンエビル)』解放時にのみ機能するスキル。
自己改造:B
自身の肉体に、まったく別の肉体を付属・融合させる適性。
このランクが上がればあがる程、正純の英雄から遠ざかっていく。
話術:D
言論にて人を動かせる才。
一流の煽りスキルを有しており、挑発行為が非常に得意。
ただし、これはあくまでラダムの侵蝕により、性格が変質して得たスキルであるため、現在は積極的には使いたがらない。
【宝具】
『愚者の黒き仮面(テッカマンエビル)』
ランク:B 種別:対人宝具(自身) レンジ:- 最大補足:-
筋力:B 耐久:C+ 敏捷:B+ 魔力:B 幸運:D
宇宙生命体ラダムの科学の結晶・テッカマン。
異星を侵略するための牙であり、同時に脆弱な本体を守るための殻でもある。
通常時はテッククリスタルと呼ばれる、赤い水晶体の形をしている。
宝具解放時にはシンヤの身体を変異させ、黒と赤に染まった禍々しい鎧のごとき姿となる。
エビルは多目的汎用型のテッカマンであり、あらゆる戦況に対応できるパラメータを有している。
武器は超硬質の槍・テックランサーと、投擲したそれを回収するためのテックワイヤー。
両肩パーツは取り外して、ラムショルダーという名称の斬撃武器として用いることも可能。
必殺技のPSY(サイ)ボルテッカは、変身時に発生した反物質を開放し、敵目掛けて発射する砲撃技。
相手の魔力放出攻撃にぶつけた際、ボルテッカの出力が相手より勝っていれば、
対象の攻撃エネルギーをそのまま吸収し、ボルテッカに取り込んで跳ね返すことができる。
また、変身時に展開されるエネルギーフィールドを利用し、高速形態に変形して突撃する、
クラッシュイントルードと呼ばれる攻撃を行うことも可能。
既にラダムの洗脳下にないシンヤだが、変身制限時間はない。
『決壊(ブラスターエビル)』
ランク:B+ 種別:対人宝具(自身) レンジ:- 最大補足:-
予期せぬ状況に適応するため、テッカマンが進化した姿。
外敵を排除することのみを盲目に求めた、性急かつ歪な進化の産物であり、いずれ滅びへ行き着く袋小路である。
宝具『戦慄の黒き仮面(テッカマンエビル)』の強化形態であり、
この宝具を解放したエビルは、幸運以外のパラメータが2段階上昇する。
テックランサーの先端からは、通常時のボルテッカに匹敵する反物質砲を放つことができ、
ボルテッカは正面方向のみならず、全方位に向けて発射することができるようになる。
PSYボルテッカの性能を応用した、フェルミオンのバリアーは、上記のテックランサーによる反物質砲すら無効化可能。
ただし要求される魔力量は極めて大きく、同時にシンヤ自身の肉体もまた、急激に崩壊していく諸刃の剣である。
生前のシンヤはたった一度の戦闘で限界を迎えており、文字通り一発限りの最後の手段であると言える。
【weapon】
テッククリスタル
宝具『愚者の黒き仮面(テッカマンエビル)』を発動するためのアイテム。
【人物背景】
かつて宇宙生命体ラダムに取り憑かれ、テッカマンエビルへと改造された少年。享年18歳。
天才肌の双子の兄・タカヤのことを敬愛しつつも、
強い劣等感とライバル意識を抱いており、徹底した努力でその差を埋めようとしていた完璧主義者だった。
その屈折した感情は、ラダムの洗脳の域を超え増幅されており、
タカヤの変身するテッカマンブレードに対して、狂気じみた執着心を抱いていた。
最終的にはタカヤがブラスター化によって自滅する前に決着をつけようと、
自らもブラスター化して真っ向勝負を挑むという、あまりにも不毛な道を選択。
愚かながらも、意地と信念を曲げることなく突き進んだシンヤは、勝利の目前までタカヤを追い詰める戦いぶりを見せた。
その後肉体が限界を迎え、一瞬の隙を見せたことにより敗北したものの、
最期の瞬間にラダムの洗脳から逃れたシンヤは、ようやく本心からタカヤと向き合い、眠りについた。
死後の現在においては、当然ラダムの洗脳による影響はなく、本来の相羽シンヤの人格を取り戻している。
【サーヴァントとしての願い】
特になし。強いて言うなら、自分と同じ失敗を、エリカにさせたくはない
【基本戦術、方針、運用法】
高い格闘戦能力に、大火力のボルテッカ。そして飛行能力まで備えているという、極めて優秀なサーヴァントである。
ただし、魔術の素養のないエリカでは、魔力の供給が追いつかず、大きな負担を強いられてしまう。
特に『決壊(ブラスターエビル)』の発動のためには、シンヤもエリカも、死と隣り合わせのリスクを背負う必要があるだろう。
地力自体は高いため、とにかく無理をしないこと。危険だと思ったらすぐ撤退すること。これが最大の肝となる主従である。
【マスター】逸見エリカ
【出典】ガールズ&パンツァー
【性別】女性
【マスターとしての願い】
生き残るために戦う
【weapon】
なし
【能力・技能】
騎乗
騎乗の才能。戦車およびヘリコプターを操縦できる。
戦車の乗組員としては、車長を担当していた。
軍略
一対一の戦闘ではなく、多人数を動員した戦場における戦術的直感力。
ただし、あくまで人死にの出ない、競技による戦闘においての話である。
また、彼女は未だ副隊長であるため、そのスキルも発展途上のもの。
圧倒的な実力差を持つ相手に対し、浸透突破による一発逆転を提案するなど、攻撃的な思考回路を有している。
【人物背景】
九州の黒森峰女学園に通う、高校二年生の少女。
天才と歌われた隊長・西住まほを尊敬し、彼女を支える良き副隊長となるべく、日々邁進を続けていた。
一方、その妹の西住みほに対しては、複雑な感情を抱いていた。
今回は全国大会で、大洗女子学園に敗北した後からの参戦となる。
プライドが高いひねくれ者。
やや口が悪く、常に一言多い人物である。とはいえ根っからの悪人ではない。
ムキになりやすい部分はあるものの、名門・黒森峰の副隊長として、相応しい才覚の持ち主ではある。
ある雑誌にて応じた取材によれば、自分以上の才能を持ち、まほとの連携を完璧にこなすことが出来るみほは、彼女にとって羨望の対象であった。
しかし、そのみほは昨年の敗戦を機に黒森峰を退学。コンプレックスは憎悪へと転じ、執拗に彼女を責めるようになる。
とはいえ全国大会で敗れた後には、そのわだかまりも氷解しており、いくらか冷静に向き合えるようになっている。
ボクササイズとネットサーフィンという、相反するイメージの日課を両立している。アウトドアなのかインドアなのかよく分からない人物。
【方針】
生きて帰る術が他にないのなら、戦って聖杯戦争に優勝する
候補作投下順
最終更新:2016年03月03日 23:54