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私はセラス・ヴィクトリア。いちおう、英霊の端くれです。
今回、アーチャーのサーヴァントとして聖杯戦争に召喚されました。
そして、私が今回仕えることになったのが……。

「いやあ、すげえなこのインターネットってのは!
 時間さえあれば、世界中の情報がいくらでも見られるとは!
 未来の技術、本当にすげえわ!
 さすが俺の時代から500年後……いや、600年後だったっけ?
 西洋の暦だとよくわからんな!」

えらいハイテンションでパソコンをいじってる、眼帯でひげ面のおじさんです。
名前は織田信長。
私はイギリス人なのでよく知りませんが、日本の歴史を語る上では絶対に外せない有名人らしいです。
たしかどこかの平行世界で行われた聖杯戦争では、アーチャーとして召喚されたとか……。
つまりは、紛れもない英霊なのです。
いや、生きてる状態でこの世界に連れて来られてるので、今の時点では「死後英霊になるであろう人物」なのですが。
とにかく、何らかの優れた能力を持っている人なのでしょう。まだよくわかんないけど。
まあ風格というかそういうものは感じます。感じるんですけどね……。

「おい、オッパーチャー」
「やめてください、そのセクハラ全開の呼び方」

このように隙あらばセクハラしてくるので、敬意とかそういうものがまったく湧いてきません。

「で、なんですか?」
「この時代の兵器ってすげえのいっぱいあるみたいだけど、なんとか手に入らんか?」
「いやあ、この国の法律では、個人でそういうのを入手するのは許されないと思いますよ。
 そもそも東京の外とは隔絶されてるみたいですから、外部から持ってこられないでしょうし」
「むう、そうか。じゃあ東京の中で、こういうのを持ってる組織はあるのか?」
「そりゃ自衛隊なら、ある程度装備は揃ってると思いますが……」
「よし、そこから持ち出してこようぜ」
「やめてください!」

思わず汗が噴き出す。無茶苦茶言うなあ、この人は……。

「思いっきり窃盗じゃないですか、それ。
 信長様にもこの世界での社会的地位があるんですから、反社会的行為は慎んでください」
「なーにを甘いこと言っておるか」
「え?」
「賞品は万能の願望機だぜ? なりふり構わず取りに来る連中が、山ほどいるだろうよ。
 お行儀よく戦ってる場合じゃねえだろう。
 ましてや俺たちは、この世界に紛れ込んだ異物だ。
 この世界のルールを守る義理がどこにある」
「う……」

まずい、押されてきた。

「でもやっぱり、そういうのは良心の呵責が……」
「甘っちょろいのう、本当に。物の怪の類だろうが、お前。
 人間みたいなこと言ってるなよ」
「物の怪……ああ、モンスターってことですか。
 たしかに私は吸血鬼ですけど、元々は人間です。
 変わってしまった部分もありますけど、人間としての心が全部なくなったわけじゃありませんよ」
「ふーん……」

それから少しの間、沈黙。えーと、なんか怒ってます?
それとも、気になることでも?

「じゃあいいや。それなら、お前の銃使わせてくれ。
 えーと、おっぱい砲だっけ?」
「全然違いますし、貸しもしません!」
「えー、いいじゃん。ケチー」
「ハルコンネンは吸血鬼の筋力に合わせて作られてるんです!
 普通の人間が使ったらひどいことになりますよ!」

私が力説していると、ドアがノックされました。
私は慌てて霊体化します。
直後、ドアが開いてスーツ姿のおじさんが入ってきました。

「はて、誰かと会話されていたようでしたが……」
「いやあ、俺の独り言よ。歳を取ると独り言が多くなっていかんなあ」
「そうですか……。そろそろ国会に出発する時間ですので、ご支度を」
「うむ、是非もなし」

そういえば、言い忘れてました。
この世界での信長様、国会議員です。




【クラス】アーチャー
【真名】セラス・ヴィクトリア
【出典】HELLSING
【属性】秩序・善

【パラメーター】筋力:B 耐久:B 敏捷:B 魔力:C 幸運:C 宝具:B

【クラススキル】
対魔力:C
魔術に対する抵抗力。
魔術詠唱が二節以下のものを無効化する。大魔術・儀礼呪法など、大掛かりな魔術は防げない。

単独行動:C
マスター不在・魔力供給なしでも長時間現界していられる能力。
Cランクならばマスターを失っても、1日は現界可能。


【保有スキル】
吸血鬼:B
人の血を糧に、夜を生きる者。
人間を超越した身体能力や、超感覚を持つ。
「怪力」「千里眼」など複数のスキルの効果を含んでいる。

対吸血鬼:B
アーチャーは自身が吸血鬼でありながら、吸血鬼と戦う使命を背負った者である。
吸血鬼、およびそれに近い性質を持つ人外に対し、与えるダメージが増加する。


【宝具】
『焼き尽くす化物の咆吼(ハルコンネン)』
ランク:C+ 種別:対人宝具 レンジ:1-50 最大捕捉:10人
アーチャーの専用武器として制作された、巨大なバズーカ砲。
全長は推定2メートル以上で、人間に扱える代物ではない。
たいていの現代兵器を破壊できるだけの威力を持つ。
弾丸は魔力消費により補充可能。
なお精霊が宿っており、アーチャーに危機が迫っていることを夢の中で教えてくれたりすることもある。

『滅ぼし尽くす月夜の星屑(ハルコンネンⅡ)』
ランク:C 種別:対軍宝具 レンジ:1-400 最大捕捉:300人
拠点防衛用に開発された、ハルコンネンの強化型。
2丁の砲身と巨大な弾丸コンテナで構成されており、その重量は345キロに及ぶ。
こちらには精霊が確認されていないため、ランクが少しだけ下がっている。

『親愛なる我が左腕(ディア・マイ・シャドウ)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:1-30 最大捕捉:20人
アーチャーの左腕そのもの。
普段は何の変哲も無い腕の形をしているが、実際には不定形の物質で構成されており、自在に変形させることができる。
この腕はアーチャーと彼女の大切な人との絆であり、その人物の魂は未だアーチャーと共にある。


【weapon】
吸血鬼の戦闘能力。

【人物背景】
元は一介の警察官だった女性。
しかし吸血鬼が起こした事件に巻き込まれ、ヘルシング機関の吸血鬼・アーカードに救助される代わりに自らも吸血鬼となる。
吸血鬼となっても人間としての感情から血を飲むことを拒み続け、アーカードからは「おっかなびっくり夕方を歩くやつ」と評されていた。
ミレニアムのイギリス攻撃の際、死にゆく仲間・ベルナドットの血を飲んだことで真の吸血鬼として覚醒。
アーカード不在の間、ヘルシング機関を守り続けた。

【サーヴァントとしての願い】
何か呼ばれた気がして来ちゃったけど、どうしよう

【基本戦術、方針、運用法】
肉弾戦がメインとなる、よくあるクラス詐欺のアーチャー。
宝具による砲撃は強力だが派手な破壊を行うことになるため、使いどころが難しいだろう。




【マスター】織田信長
【出典】ドリフターズ

【マスターとしての願い】
とりあえず聖杯をいただく。

【weapon】
日本刀と火縄銃。
ただし立場的に持ち歩くわけにはいかないので、部屋にしまってある。

【能力・技能】
軍略に関しては高いスキルを持つ。

【人物背景】
日本人なら知らぬ者はいない戦国武将。
明智光秀の裏切りにより、本能寺で討たれた……はずだった。
その体は「漂流者」として異世界に流れ着き、そこで那須与一、島津豊久と出会う。
そして彼らと共に、未知の場所で戦っていくことになる。

今回は帝都における黒王軍との戦いに勝利した直後からの参加。

【方針】
議員の立場を利用しつつ、ライバルを潰していく。
最終更新:2024年10月03日 21:42