入金消込
売掛金や買掛金の清算。
請求 |
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入金 |
2/10 \10000 |
┬ |
3/31 \25000 |
2/12 \15000 |
┘ |
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2/20 \20000 |
← |
未消込 |
銀行仮勘定
費用発生時点で細かい内訳や用途が不明な場合、
一旦銀行仮勘定として計上する。
上記二つの仕訳により銀行仮勘定は消込済となる。
→消込伝票が登録される。
未消し込み明細の消し込み
- 未消し込み明細は、まだ支払いが行われていない仕入れ請求書など、取引が完了していない明細です。
- 未消し込み明細が含まれる伝票はアーカイブ出来ない。
- 消し込み処理を行うと必ず消し込み伝票が登録される。
消し込み転記
- 例:入金が来て、それを請求書に割り当てる
- 伝票に相手勘定(預金勘定)となる明細を入力し、消込する未消込明細を選択する。
- 金額が一致すると、消込明細が登録され、選択された未消込明細が消込される。
- 金額が一致しない場合は、差額を転記することも可能←支払差額
- 消込転記処理は、マニュアルや自動支払いプログラムで処理可能。
勘定消し込み
例:未消込の請求書と、クレジットメモおよび支払い額によってマニュアルで消込。
勘定消込の場合は、「一つの勘定の中で」、既存の未消込明細を選択し、貸借が一致するように組み合わせる。
勘定消込機能は、総勘定元帳、債権管理および債務管理のいずれの明細消込管理勘定でも使用できる。
勘定消込では、仕訳を行う必要がない場合が多いため、通常、消込伝票に明細は含まない。
自動消し込みプログラム
自動消込プログラムを使用して、債権、債務管理、および総勘定元帳勘定の未消込明細を消込める。
このプログラムでは、1つの勘定の中で、以下が同一の明細がグループ化される
- 統制勘定コード
- 通貨
- 特殊仕訳コード
- 伝票ヘッダや明細の項目から任意に定義した5つまでの基準
グループ内の明細の貸借が国内通貨で一致すると、それらは自動的に消込される。
自動消込プログラムは以下の明細を消込することができない(全て特殊仕訳)
- 備忘明細
- 統計転記、および特定の特殊仕訳取引(前受け金、前払い金、手形)
- 源泉徴収税に関するデータのある明細
自動消込
(ソートキー)この例では受注番号とでもしておく
(売上) 売掛金 100 / 売上 100 ←この仕訳は消込対象外
(入金) 預金 100 / 仮受金 100 (1234)
〃 60 / 〃 60 (6789)
〃 40 / 〃 40 (6789)
(売掛金消込) 仮受金 100 / 売掛金 100
(6789)
消込時の条件(消込し合う仕訳同士で一致させておくべきもの)
・統制勘定コード
・通貨
・特殊仕訳コード
・伝票ヘッダや明細の項目から任意に定義した5つまでの基準
(「ソートキーや参照伝票番号が一致すれば消込」など自由に設定できる)
※自動消込PGを行いたい勘定は、すべてIMG1429で設定しておく
請求書の登録
伝票番号 : 1800000002
クレジットメモの登録
伝票番号 : 1600000000
消し込み伝票
伝票番号 : 1000000001
銀行入金
伝票番号 : 1400000000
一部入金
伝票番号 : 1400000001
追加入金
伝票番号 : 1400000002
最終更新:2009年06月01日 10:03