赤マントを追え 赤マント関連の記述

  • 帝都特別高等警察所内(上司、上曽のラジオから) 【その1】
「赤い服に赤いマント、赤いピストルもって」「頭もアカいんですか」
 →赤マントを捕らえるのが上司から与えられた朱戸のミッション
  • 斉藤の研究室 『おかしな水槽』の前 第1話
坪野「依頼主は誰なんだ?いや、なぜここにこんなおぞましい装置があるんだ?!」
斉藤「……ありゃ?誰だったっけな。えーと、持込まれたのが…」 ひのふの、と指折り数えて首をかしげる。
GM:そうですね、顔がぼんやりと黒い霞がかかったようにしか思い出せません。
(後に、赤マントの記録かく乱装置が原因と判明)

  • 斉藤の研究室(『おかしな水槽』の修理中) 【その3】
では斉藤さんが研究室で修理に取り掛かっていると……。
窓がガラッと開きます。
男「はっはっは~!いやぁ、斉藤君久しぶり!」
全身真っ赤なスーツを着てマントを羽織った男が窓から入ってきます。
「いやぁ、なんか報酬を早めに持って行けとか言われちゃってさぁ」
「ああ、それ(装置を何に使うのか)なら私も知らないから問題ない」
「という訳で、はい。代金。とりあえず一袋でいいかね?」
「そういえば、坪野先生とは話したかね?」
「そうなんだよねぇ、私も最初は驚いたよ。まぁ、私にも運が向いてきたってことだな」
「延期しないぞ。大急ぎって言ってたし」
「まぁ、なんだ。いろいろ込み入っていて急がないと間に合わないらしいのだ。わかったかね?」
「修理が完了したら私が取りに来る。この宇宙スーツでひょいと持ち上げてな!あとはたったかた~だ。はっはっはっはっはっ」
「ではよろしく頼む!私も君が遅れると毎晩寝不足になるのでな!では失礼する!」

  • 新聞での扱い 【その4】
「帝都スポオツの飛ばし記事」という情報工作が見事に成功しています。
一般紙は総スカンで、ほぼ報道は帝都スポオツだけですね。
帝都スポオツにしてもあまり詳しい内容はかけていません。
「顔が暗く抜けている」「ぼんやりして覚えていない」「赤いスーツ」「赤マント」

  • 喫茶倫敦にて 【その7-8】
店の外で「泥棒!」という声が聞こえます。
「赤いマントを翻し~♪」と調子っぱずれの歌を歌いながら、
赤い男が前に進もうとするバイクを手で押さえています。
犯人の耳あたりで拳銃を撃つと奇妙なことが起きます。
拳銃の弾が赤マントの側で停止して、ぽとりと地面に落ちます。
「悪は捕えられた。ではさらば!」とかいいつつ、歩いて去ろうとします
「諸君、さらばだ~!住友君、また会おう!」しゅたたたた
ひらひらしている赤マントの端になんだかマークが付いている
「奇妙な二等辺三角形があり、その角の部分に丸い穴のような意匠が付いており、中心に変な模様がついている」
医学があるなら、中心の変なマークは「脳みそ」をデザインしたような気がして構いません。
(※このマークは<クトゥルフ神話>知識ならば判明する可能性あり。考古学的には無い)

  • 喫茶倫敦 赤マントの行動範囲 【その9】
(朱戸は)マップが頭の中で完成します。
目撃情報の多くは、実は「帝都大学」周辺です。今回遠出してきたことになりますね。
朱戸:では、その脳内マップを元に、赤マントの行動範囲と重なるかどうか確認するためと前置きした上で園子嬢のその頃の行動範囲を聞いてみる。
 →園子の行動とは重なりませんねぇ。
斉藤「あれ?俺の行動圏内じゃね?」

  • 旧鷲宮邸 【その10-12】
(ハッチを開けて階段を降りると)ブ~ンという虫の羽音のような微かな音が聞え出しました。
「しかし、よくまぁ判ったね、ここが」
「ここは私の秘密基地なのだよ!まぁ、寝る所とタンスくらいしかないけど」
「ああ、そうそう。ジャジャ~ン!今日は七輪買ってきたのでお茶が淹れられるようになったぞ!」
「それが、空気がちゃんと回ってるんだよ。ここ」
「ハッハッハ。なんかこうスーツを手に入れてからいろいろ大ざっぱになってのう」
「君たち……え~と、坪野先生と住友君に会わなかったら、今のワシはなかったろうなぁと思うと」
「……あ」「う~む、まぁちょっとだけならいいじゃろ」(カチッ
紀本「ワシじゃよ、ワシ」「ほれ、一話で翻訳に呼ばれたじゃろ」
「あいたたたたた わかったわかった!」(カチッ
「ハッハッハ。わすれろ~わすれろ~」(手を怪しく揺らす動作

紀本には違いないですが、かなりの躁状態が続いてる

マントのスイッチを切って入れると、ブ~ンと音がします
「うむ、記録かく乱装置というらしい。記憶や記録から個人を特定する要素が消えるとかなんとか」
「正義の味方は秘密な方がいい!ということみたいじゃ」
「無理じゃろなぁ。そもそも君には使えんよ」

「話せば長いことになる……そうあれは、3か月くらい前のことじゃったかのう」
 研究してたらウトウトっとなって気が付いたら浚われていた
 そこでワシは正義の味方になるべく改造手術を受けた
 そのときにスーツとマントとピストルを貰った
 しばらくしてから空家を教えてもらい秘密基地にした
 インゴットを貰って、帝都大学の斉藤を訪ねろと指令が来た
 あとは自由に活躍していいが、マントのスイッチは入れておけと言われた

『自由にしてよい、と言われたにしては斉藤鷹に付きまとっていたみたいじゃないか?何故だ?』
「正直、あんまり友達がいないので……その、なんというか……面目ない」
「(マントのマークは)最初から付いておったよ」
「(指令を出してる奴とは)そりゃ新しい友達さ」


○赤マントの銃描写
見た目は夜店か100均で売っていそうな赤いプラスチック製のレーザーガンのおもちゃそっくり。
引き金を引くとピロピロ鳴り響く奴ね。
口にあたる部分は赤い透明プラ状のものでカバーされていて、スライド部分の刻印がある場所には安っぽい液晶パネル状のものが付いている。
スライド後部のハンマーと思しき部分は、円錐形に丸い先端。
ご丁寧にリングが5本嵌ったようなデザインである。
引き金にはガードはついていない。
全体にネジ等で分解できるようにはなっておらず、可動部分は引き金とハンマー部のみ。


「どれ、ちょっと試してみよう」カチカチと後ろのハンマー?部分を回します。そして朱戸に向けて発射!
藤子F不二雄のマンガに出てきそうなイナズマビームが出てきて、朱戸を直撃します。
(朱戸は)特に苦痛はないのですが、全身がしびれて動かなくなります。
「1分くらい動けなくなるぞ。これで最低出力じゃ」
倒れることも出来ません(笑
「最大はワシも使ったことが無いからなぁ」
返事もしない朱戸を1分くらい見守ると、何事も無かったように戻ります

『3ヶ月も紀本としては行方不明になっているが、何か手配はしてあるのか?』
「いや~丁度大学クビになってしまっての~」
「もう寂しいやらなんやらでつい大学近辺をウロウロと」
『奥さんや息子やその他関係者はどうした』
「そんなもんおらんよ。研究だけの人生じゃった……」
「だからこう、友達が増えて嬉しかったんじゃ。あ、坪野先生と住友君もな」


インゴットと指示は具体的にどういう方法で受けたの?
 →「手渡し希望、ノークレーム・ノーリターンで受け取ったのじゃ」
紀本氏の今後の予定は?
 →「チマチマと細かい範囲で世直しをするぞい」
園子さんと紀本は知り合いだったのかどうか。」
 →「会ったのは今日が初めてじゃ」
その友人とやらの姿見を描いて教えてくれ
 →えのきだけに羽がついていて、昆虫のような足がぴょんぴょんついている素敵なポケモン
「そうさなぁ、昆虫にちょっと似てるかもしれんのう」
「人間じゃあないのじゃよ。アイタタタ」
「じゃなきゃ北海道からこんなところまで銀をもってくるなんて……アイタタタタタ」
「むむん……なかなかうまくいかんのう……意識しないように気を付けて口を滑らすのは難しいわい……」

『斉藤氏が見ている夢は何なんだ。そもそも出てくる女性は誰なんだ』
「それは私にはわからない……ムムッ……君たちには複数の勢力が……」
『え~?でも。装置を治してほしいって言ってきたのってその夢の女の子だとかいってなかったっけ?』
「君たちには複数の勢力が動いているのだよ」
「あの装置の正当な所有権は我々にある、しかしそれを横取りしようとする勢力があるのだよ」
「彼らの技術を現代に蘇らせたのは我々なのだ」
『何故自分であの機械を修理しないのかを教えろ!』
「一部流用した装置の機構が我々の手では修理が不可能なのだよ」
「この男の頭の中には帝都大の情報しかなかったからな」
『あの機械を修理してどうするつもりなんです?』
「有効に使わせてもらう。もっとも何に使うか想像もできないだろうがね」
『園子にあの機械の中の記憶があるのかとかもわかったりする?」
「ほう、その娘がそうか……なるほど、そうだったのか」
赤マントが赤いピストルを取り出します。チリッとボリュームを上げて……
赤マント「住友くん、坪野君。失礼するよ」(ズビビビ
物凄い間抜けな音とともに紀本が吹っ飛びます。

紀本赤マントTHE END

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最終更新:2011年11月15日 23:15