高円寺女子サッカーのこと

2013年頃くらいにアーカイブスをふらふら見漁っていたところ見つけたゲーム。
村民に何故か進められて購入し、放置されていたまま2014年に満を持してプレイ。
しかし現れたのはとんでもない魔物であった。

超王道の熱血スポ根ストーリーであり、キャラクターデザインは森沢晴行というこれだけ見れば神ゲーになるのではと思うが、現れたのは糞の塊であった。

一部羅列
+ ...
背景はPS1を思い返す3DCG
立ち絵と合わないセリフ。
背景は10通りほどしかなく使い回し。
男連中のほうがセリフが凝っている。
シナリオがとにかく糞。
説明を一切しないシナリオ。
サッカー部なのに自分チームの4人はモブ。
話の終わりに下級生ルート上級生ルートと選べるのだが、2つが完全に別物であり、前話と全くつながらない。
(例:一週間以内に部員を一人見つけないと廃部だ!→次の話を選ぶ→あれから一週間チームも形になってきた!!?)このルートは自由に行き来できるため、別ルートに入ると話が完全に繋がらなくなる。
そのため、話の試合シーンで急に知らない生徒が入部する。
上級生ルートでは下級生が、下級生ルートでは上級生が一切登場しない。
シナリオがとにかく糞。
というかサッカー部をつくろうとしていたが最初からサッカー同好会が存在している。
サッカーのシーンは紙芝居を見せられて、選択肢を選ぶだけ。戦略性皆無。同じ選択肢を3通りくらいやるだけ。(しかしジャンル名にサッカーとは一言も無いため仕方ないのかもしれない)
しかし選択肢は即死が多い。
シナリオがとにかく糞。
全国大会の1・2回戦を省略。
音量調整をしていないのか、BGMを最小にしても聞こえない声がある。でかい声優は無駄にでかい。
さっきまでユニホーム姿だったキャラがいきなり制服になり、そしてすぐユニホーム姿に戻る。
エンディングが糞
etc.....

数えきれば数えれば位ほどの数の要素が襲いかかってきた。

配信中、視聴者もプレイする方も阿鼻叫喚の地獄絵図を展開していった。

ここでは目の前に現れたキャラクターたちについて個人的な見解を踏まえて説明をする。

キャラ
+ ...
サッカー部員
熱姫 美紗緒(あつき みさお)3年
サッカー部のキャプテンでありモブ。最終話でメインの話で登場する。
熱血の明るい性格をしているらしい。あまり話に関わってこなかったのでよくわからない。
全国大会の決勝戦前で怪我をし、試合に出れないことにマジギレする。試合に出たいと懇願するが理由を語らないために感情移入ができず。(最後まで試合に出たい理由は語られなかった。)
そして決勝戦で要約すれば「私が出ればチームは優勝する」というとんでも持論を展開。キャプテンのクズ。

難波 花梨(なんば かりん)3年
村長のお気に入りキャラクター。大阪弁をしゃべる明るい性格。美紗緒と被る。
何故かゴルフが得意でトーナメントに出るほどの実力。正直キャラクターとしては普通に良かったので語ることはないのだが、メインの話の7話にてシナリオでブチ切れるハメになる。
話としては、花梨が集中できてない→小学生の頃に喧嘩した友達が街からいなくなる→それに謝る という話。
これを衝撃の文章で劇的に面白く無い話に仕上げたのだ。空港のシーンでは背景真っ白、車の渋滞シーンではお空の背景、重要ポジションの友達は立ち絵、名前もないモブ。というか説明のいるところを全体的に省略する。回想シーンが雑。という体たらく。
セリフの何すんねんがかわいいのでお気に入り。

難波 月乃(なんば つきの)3年
一番声の小さい人。花梨とは双子。泣き虫で弱々しいキャラクター。
とにかく彼女は声が小さいということが最大の特徴。BGMを最小にして全然声が聞こえないのである。
それ以外は普通。必殺技は目を悪くする。

二階堂 望(にかいどう のぞみ)3年
3話の試合でいきなり入部したため詳しいことは知らない。
ゴールキーパーとして高円寺のゴールを守る。優等生らしい。スカートを短くしたり、化粧したりして学園に反抗したりした。でも急に現れてよくわからないし意外と普通の生徒だったためモブ部員とほぼ同じ扱いに近かった。

来須 魅那美(くるす みなみ)1年
名言製造機。そのため何故か野獣先輩説が唱えられる高円寺の部員の中でも一番の棒読み登録数を誇る。記念すべき第一話で現れたキャラクター。
標識を蹴り倒すほどの脚力を持つ。
バリバリのヤンキーであり、バイクで暴れまわっているところを主人公が止める→バットでボコボコに殴られる→何故か魅那美が泣く→サッカー部に入部する。という謎の展開で入部したキャラ。
かなり濃いキャラクターであり、寒いギャグ連発や、高域が出ない声などで地獄の底へ我々を突き落とした。
とにかくキャラクターがむちゃくちゃなので話の中でもむちゃくちゃをする。
瀬里菜が欲しがっていた、革ジャンを何故か理解し購入してきて、他のキャラクターに「なんで分かったの?」と聞かれても無視することで話を進めるなど、むちゃくちゃ展開にだいたい絡んでくる。
もう出てくるとだいたい疲れる。上等ゴキゲンだぜ!は口癖として使用するかと思ったら一回しか使用しなかった。

音無 夕希(おとなし ゆうき)1年
2話でいきなり入部したキャラクター。バンドのボーカルをしていて天使の歌声を持つ。
その声を使って試合中は敵を吹き飛ばす。
何もかもバンドに置き換えて話をしたり、タメ口だったり敬語だったりと情緒不安定で安定感が一切ない。
一応ツッコミ役として登場している。が、他の1年キャラクターが濃すぎるために空気になることが多い。
神輿の上に乗ってギターを演奏したりとかしたりするが空気。意外と一番サッカー部のことを考えているキャラかもしれない。

水尾 瀬里菜(みずお せりな)1年
全然俺っ娘に見えないのに俺っ娘。
気が狂ったのかしらないが奇妙な日本語を使いゲーム内の意味不明さを加速させるキャラ。
いじめが原因で引きこもりだった少女。その少女を家から出す方法としてとったのが、もので釣るという最悪の方法。
しかもそれで出てくる。絵が得意らしく、捨てた絵が本物の船に見えて街中が巻き込まれるという意味不明な事件を起こすことができる。
セリフにいちいち小文字がついているけど声優が表現できなかったのか文章の演出と声があっていない

他校の女子サッカー選手
鬼澤 麗華(きざわ れいか)
王道学園というお嬢様学園のサッカー部のキャプテン(お嬢様学園がまさかのこっちの学園とかぶる。)
何故か主人公のことに好意を持っているが、とりあえずルートが違ったのか理由が語られることはなかった。
高円寺必殺の説明をしないシナリオの犠牲になったのだ。
必殺技は真顔でシュートを打つ。

鬼澤 日向(きざわ ひなた)
渋谷ダリーナ女子の部員。上のキャラの妹。
コギャルで腕っ節が強い。そして1話で個人の一枚絵が3回用意される優遇キャラ。(同じ一枚絵が3回間を開けて表示されるだけ。)

真理亜=シャルロット=ポワロ(まりあ・シャルロット・ポワロ)
秋葉大付属のGK。IQ300。以上。

氷堂 未来(ひょうどう みき)
突然巨乳ネキ。ルートの移動で出会わなかったために、全国大会の3回戦でいきなり登場。
しかしゲーム中では部員たちはこの人と合っていることになっているので、友達の友達の友達を紹介される感覚に陥る。
そしてなぜかこのキャラと結ばれるエンディングに辿り着く。主人公はサッカーを辞め、「俺の眠っていた才能が開花」することでフィギュアスケートの選手に生まれ変わる。
サッカーのコーチってなんだったんでしょうね。

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最終更新:2014年05月22日 22:39