上×山 時々 矢×山 のち・・・TRICKでエロパロまとめ内検索 / 「覚悟4」で検索した結果

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  • 覚悟4
    覚悟 by 151さん 4 「な、何でこんな格好!!上田!離せってば!」 体では抵抗を諦めようと口では決して諦めない。いつものことだ。 俺は無視して奈緒子の足に手を遣り、左右に開かせる。 「きゃっ!やだっ…そんな近くで見ないでっ!」 「はっ、今更。もうさっき十分見させて貰った」 呆れたように言う俺の方を、奈緒子が顔を赤らめ見返してくる。 「それでもやだっ!離せっ!」 恥ずかしがっても逆効果だということに奈緒子が気付くのはいつになるのか。 俺は視線を奈緒子の秘部から顔へと移し、意地悪く微笑んだ。 「じゃあYOU!勝負だ」 「しょ…はぁ?!」 「先に相手をイかせた方が勝ち」 「やっ!やですよ、そんなの」 首を激しく横に振る奈緒子から、再び秘部に視線を戻す。 「あっそ、じゃあずっとこのままだな」 「なっ…汚っ!!」 「YOUに有利な勝負だと思うぞ?俺...
  • 覚悟1
    覚悟 by 151さん 1 数時間ぶりに研究室の扉に手を掛けるのと、中から電話の呼び出し音が鳴り響くのはほぼ同時だった。 俺は小さく息を吐き、科技大で唯一安らげる場へと足を踏み入れる。 この数週間俺は多忙を極めていた。 近く開かれる学会での論文の制作、また、運悪くそれに重なってしまった試験の問題作成。 加えて、朝からぎっしり詰まった学生達への講義。 試験前ということもあり、暇ができたと思えば勉強熱心な学生に質問責めに合う…まぁ、丸毛典子くんのような生徒ならそれも苦ではないのだが。 とにかく、どこぞの誰かは俺のことを暇人だと責め立てるが、少なくともここ何日かは睡眠もまともにとれない多事多端ぶりだった。 そして今、やっと休めると研究室に戻ったところでこの電話だ。 俺は正直辟易していた。 持っていた書類を机に投げやり、けたたましい音を立てる機械に手を伸ばす。 ...
  • 覚悟5
    覚悟 by 151さん 5 力を無くした奈緒子の肢体をベッドに横たわらせる。 かろうじて意識はあるようだが、まだ会話は出来ないらしい。俺も似たようなものだ。 奈緒子の横に俯せに横たわる。 二人の荒い息づかいだけが部屋に響いた。 初めに口を開いたのは奈緒子だった。 「……結局、誤魔化されちゃったし」 一瞬、何のことだか分からなかった。が、すぐに奈緒子の意図する所を理解する。 「……誤魔化してなんかないぞ」 「…何の話か分かってるんですか?」 不審気に俺を見る奈緒子。 「あぁ、分かってる」 そう言って体を起こし、壁に掛かっている時計を見た。 「……YOUが言うかと思ってた」 「はぁ?!」 怒ったような声をあげ、奈緒子も体を起こす。 俺は目を合わせないように続けた。 「何時だってそうだったろう?どんな事件が起きても、何時だって真相を口にしてきたのは...
  • 覚悟2
    覚悟 by 151さん 2 とにかく早く会話を切り上げて、奈緒子を迎えなければ。 「矢部さん…」 止めようとする菊池さんの言葉は矢部さんの耳には届かなかった。 「一体どんな奴なんですかねぇ、あの山田を妊娠させる男なんて」 焦る俺は、矢部さんの何気ない質問を容易くかわすことができなかった。 「知りませんよ!山田がどんな男の子供を孕もうと僕には関係ないですから!!」 なぜこんなことを言ったのか。 一刻も早く矢部さんたちをこの場から追い出したかった。 堪っていた焦燥がつい口を突いた。言い訳はいくらでもできる。 その言葉に本心など微塵もなかったのだから、言い訳という表現を俺は是としないが。 「さあ、今日はもう帰ってください!」 さっさと彼らを追い出そうと、俺は思いきり目の前の扉を開けた。 同時にガンッ!!と大きな音が響き、途中で扉が止まる。 瞬間サッと...
  • 覚悟3
    覚悟 by 151さん 3 「悪かったな」 腫れた額を軽く撫で、そのまま髪を梳く。 「…や、やめて下さい、この馬鹿上……っ!!」 唇で、奈緒子の言葉を遮った。 逃げられないように頭を押さえ、軽く啄むように何度も口づける。 「んっ…上っ!…田さっ…!やっ…んっ!」 奈緒子が持っていたバッグを床に落とし、俺の体を必死に押し返そうとしてくる。 「奈緒子っ…!」 奈緒子の抵抗などお構いなしに、俺は久々の愛しい唇を貪る。 「やぁ!…や、だっ…んんっ」 隙間を舌でこじ開け、奈緒子の口内を蹂躙する。 奥に逃げる奈緒子の舌を追い、からめ取り、俺の方へ引き込む。 どこまでが自分のもので、どこからが奈緒子のものなのか分からなくなるほど、舌を絡ませる。 口の端からはどちらのものとも分からない唾液が零れ、ピチャピチャと音を立てる。 この場に相応しいその音が、否応にも俺の興奮...
  • メニュー2
    現スレ目次 初代スレより 即落ち防止 by ??さん (矢×山)1 東大製秘薬 by 13 さん (菊×山)1 初夜?by エイジさん他(リレー作品) 1 なぜベストを尽くさないのか 1 理由 by 名無しさん達&151さん(リレー作品)1 2 3 4 5 6 7 8 きっかけ by 243 さん 1 2 3 4 「いんみだれ」 (矢×山)by 151さん 1 2 3 秘密 by 267 さん1 2 3 4 5 6 入れ替わり(NOTラブラブ編)by 243 さん1 2 3 4 5 6 7 覚悟 by 151 さん 1 2 3 4 5 湯あたりby 267 さん 1 2 3 4 5 6 7 ピラニアby 691 さん 1 2 3 4 5 私の本命 by 243さん 1 2 3 4 5 サイドストーリー(I) by 151さん 1 2 3 4 5 菊池愛1(リレー作品)  (エロに...
  • 誕生日おめでとう
    誕生日おめでとう by 208 さん 「上田さん」 「なんだ」 「そういえば昨日、誕生日じゃなかったですか?」 「…遅いっ!」 「なんだ、そうだったのか。おめでとうございます」 「それだけか」 「はい?」 「そうだったのかで終わりなのか」 「だからちゃんとおめでとうって」 「ここはエロパロ板だぞ。祝いの気持ちを示す気なら濃厚なキスとか甘いセックスとかの場にふさわしい手段があるだろう」 「だ、誰がそんな恥ずかしい事するもんか!」 「何が恥ずかしい!キスやセックスは生物共通のコミュニケーションだ…さ、おいでYOU」 「わかりました。矢部さんに上田さんが誕生日だって電話してあげますからそっちでコミュニケートしてください」 「何が哀しくて男同士でそんな事をしなくちゃいけないんだよ」 「あ、もしもし矢部?今すぐ上田のマンションに」 ...
  • エクササイズ2
    サディスティック・エクササイズ by わらび男 さん 物理学と関係があるのかわからないが、痛むことも少なく心地いい感覚が続く。 さすが、通信教育で空手を学んだ変人だ。 上田の指先が肌に触れるたび、喉がきゅっと苦しくなる。 「で。どうなんだ?」 「…どうだっ…て言われても…ん、んっ」 わかってるくせに。 上田が手を止め、ニヤニヤ笑いながら唇を舐めた。 キスするのかと重いきや、唇は耳元を捉らえる。 吐息や舌の感触がが直接脳まで届く気がして、頭が痺れる。 「ん、くっ…ふんんっ」 舌先が耳と首筋をはい回り、指先は足の付け根をそろそろと撫で回している。 なんだか体の奥が熱い。 もどかしくなって、上田さんの腕を掴んだ。 「なんだ…言えよYOU」 「…っ…んん…」 くらくらする白い世界に、上田の低...
  • メニュー総合
    現スレ目次 Part6 (現在進行中) 前の夜 by 216さん 1 2 ややこしい事 (矢×山)by 192さん 姫初め by 58さん 1 2 おまけ 燃え盛る火の中で(非エロ)by 16さん 三角関係(非エロ)(矢・未・山) by 9さん Part5 (dat落ち・・・まとめ中) ついてない一日  by 510さん 秘密の遊び by 448さん カミヌーリ儀式 by 86さん(鈴×山)1 2 貞子 by 59さん(非エロ) Part4 (dat落ち) 長野にて 眠れないので(仮) 商店街で(微エロ) 新スレ祝い(非エロ) Part3 武家屋敷妄想(微エロ) 夏服(微エロ) 夢 by◆/YXR97Y6Hoさん 1 2 ノンストップ教授(微エロ) 節分 続・節分(微エロ) セオリー(微エロ) インセンス(非エロ) 小ネタ(非エロ) ユーザー別がいい(非エロ) ...
  • 変更履歴
    変更履歴 =What s New?= 2014年3月6日 part6の『姫初め』編集。part6については「三角関係」「燃え盛る火の中で」「ややこしい事」「前の夜」までを作成。part5のログに着手。「秘密の遊び」「カミヌーリ儀式」をまとめる。(細かいものも多く、どこまで拾えばいいのか途方に暮れる) 2014年3月4日 part6からまとめを再開。5のログも手に入れる 2008年8月29日~9月1日 メニューとトップページの細かい部分に手を入れた。試験的にすべてのインデックスをメニューとして左側に設置してみる。 2008年8月28日 part3のdat落ちとPart4の存在に気がつく。part3は後回しでpart4のまとめをとりあえず作った。さらに勢いでpart3に着手・完了。非エロと微エロが大半だった。細かいなりきりネタに少し迷う。 2007年12月15日 part3に着手。...
  • 湯あたり1
    湯あたり by 267さん 1 「じゃ・・・いいな」 心なしか色の白い山田の顔がさらに白く (この場合青いといったほうがいいのかもしれない) なって俺を見上げている。 「・・・おう」 俺は山田を組み敷いて、全裸で布団をかぶり、 彼女は覚悟を決めたように返事をした。 ―――ええと、なんでこんなことになったんだっけ。 簡単にいえば、山田が池田荘に ここ数ヶ月、家賃を払っていなかったからだ。 珍しく、彼女が俺の部屋を訪ねてきた。 なんとも、言いにくそうに、 「・・・今夜泊めてください」 と、さすがに冷静な俺も固まった。 「・・・それは、あれか?交際している男女が しばらくの期間を経て、遂にことに及ぶ・・・」 「んなわけないじゃないですか!・・・池田荘から、その・・・」 「・・・追い出されたのか」 ぐっ、と山田が妙に固まったのがわかった。 はぁ、と...
  • ルームメイト4
    ルームメイト脱却 4 目を開ける。唇は重なっていた。 山田は目を白黒としている。失敬な!でも当たり前か。 唇を離す。 「、ッ!?な、何するんですかっ!!きゅ、急にっ!」 「・・・じゃあ急じゃなかったらいいのか?」 「そ、そういう事じゃ!」 彼女の顔は真っ赤である。 そして逃げ腰。 分かっている。 今、自分が彼女にとってはおかしく見える事も。 今、自分がこれから彼女に何をしたいのかも。 理解している でも――最早やめられない。 彼女の肩を掴んで立ち上がり、くるっと体を捻り彼女を今まで座っていたソファーに押し倒した。 分かっている。 俺は山田奈緒子が好きなのだ。 「う、上田ッ さっきから一体何を・・・っ!」 「youが悪いんだ」 「何が!」 「普...
  • 本命3
    私の本命 3 泣きすぎて頭が痛くなった頃、背中の温もりが静かに離れた。 振り返った私の頬を、上田さんがそっと撫でる。 その瞬間はびくっとなったけど、やっぱり上田さんに触れられるのは安心した。 「…ごめんなさい」 上田さんはやんわりと首を横に振った。 涙の跡が痛々しくて、指先で拭ってあげると、辛そうに目をそらす。 気付いたら、上田さんの手を掴んでいた。 離したくなかった。このまま終わりたくなんかない。 私が幸せになれたとしても、上田さんが辛いのはいや。きっと後悔する。 「…抱いてください」 「…何だって?」 「今日だけ…上田さんの恋人にしてください。  このままじゃ矢部さんに好きなんて言えな…」 言い終える前に、母親に甘える子供みたいに上田さんが抱きついてきた。 …これでいいんだ。 最後に上田さんの気持ちに応えたい。 一時...
  • 初夜
    初夜 by エイジさん他(リレー作品) 奈緒子:「ちょ、ちょっと上田さん。この大きさは何ですか?凶器ですよ。」 上田:「そ、そんなこといっても、You。収まりつかないぞ。」 奈緒子(電話で):「お、お母さん、実はかくかくしかじかで・・・、え?汚いじゃない。分かったわ。仕方ない」 上田:「なに?どうした?」 奈緒子:「やむを得ません、上田の童貞はワタシの口で失われます。パクっと」 上田:「お、おぅ、はうっ」 (失われたことになるのか?) 口で上田の童貞を奪った(奪えているのか?)奈緒子であったが冷静に考えれば奈緒子の方の"初夜"は終わっていないのである。 奈緒子:「(ゴクっ)苦っ。では上田。挨拶が遅れましたが今後もよろしくお願いします。」 上田:「こちらこそ、お願いします。って山田。お前の方がまだ終わってないだろ。てゆーか今ので初夜終わ...
  • 初挑戦2
    初挑戦 by 582さん 2 上田は座っていたソファから立ち上がると、ふいに奈緒子のすぐ傍に腰掛けた。 腕を回し、思わずビクリとして姿勢を崩した奈緒子の肩を抱いた。 ノースリーブの肩は思った以上に華奢で、掌にすっぽりと収まってしまう。 「上田さ…?!」 驚いて顔を上げた奈緒子の唇に、上田は自分のそれを重ねた。 ――よし。俺だってこの位は軽いんだぞ。 一気に心拍数が跳ね上がった心臓を落ち着かせるために、精一杯、平静を装ってみる。 駄目だ。 上田は唇を離すと、そのまま奈緒子を両腕の中にすっぽりと収めた。 「ちょ……な、何する…!」 もがく奈緒子を更にギュッと抱き締めると、腕の中で段々とおとなしくなってきた。 静かに腕を外し、奈緒子の目を覗き込む。二人とも顔が紅潮していた。 「…わかってました。ホントはここから離れられない、いや、離...
  • SideStories5
    【1-5 story of her past1】 「ここまで来れば、もう追っ手も来ないだろう」 小舟の上。普段よりも落ち着いた波に進路を任せ、男は櫂から手を離した。 男の前に腰掛けている女の息は、先の逃走劇のせいでまだ落ち着きを取り戻していない。 「この流れに乗って行けばいずれ無人島に着く。そこに替えの船を用意してある」 男は激しく上下する女の肩に手を置いた。 「もう大丈夫だ、里見」 鮮やかな花嫁衣装を身に纏った美しい女は、やっと自分の状況を理解し始めた。 ここに来るまで夢中だった。 ただ手を取られるままに駆けてきた。 隣に立つ好きでもない男や、両親の笑顔に吐き気を覚え、 騒ぎ立てる島の人達の声に、叫び出しそうになる衝動を必死に抑えた。 自他への嫌悪感に支配され、絶望していた。 心の中に大切な思い出を閉じこめ、これからはそれに縋っ...
  • 跪いて足を2
    跪いて足をお舐め! by 347さん 本編 私と上田さんはソファーに座ってテレビを見ていた。 食事も風呂が終わりあとは眠るだけ。 ちびちびと上田はビール、私はお茶を飲んでいる。 少しだけ私は違和感を抱いていた。 なんか、なんでだろう、なんでだ!? 今日は上田が触ってくるのだ。 最初(30分ぐらい前)は抵抗してた、そっと手が近づいてきたら避けていた。 でも今はもう、攻防戦に疲れてきつつある。 手が大きい。 「もう、なんですか、さっきから」 上田の手は今私の髪に触れていた。髪が痛むだろうがっ。 「・・・ん・・・いや別になんでもない」 「嘘付け。」 「いいだろうが別に」 よくない、全く良くない 「それに、触るのだって初めてじゃないだろ」 「初めてって・・・」 抱きつかれた事は...
  • 嘘2
    嘘 2  * 深夜、狭い車内で放す気のない大男に抱きしめられるという人生最大のピンチに陥った奈緒子だったが、頭の回転という点では有名大学教授をはるかにしのぐ彼女は、唸りながらもすぐに頭の中で解決の糸口を探り始めていた。 あのパトロール中の警官はもういない。よりによって奈緒子が追い払ってしまった。 それに助けを呼ぶために大声を出しても、恋人の痴話げんかと思われるのが関の山かもしれない。 道に人通りはないので警官以外の助けは同様に得られまい。 いつも奈緒子に見えつ隠れつあとをつけているストーカー…もとい、熱心なファンの確かコチンダさんも彼なりの生活もあるのか今夜は生憎見かけない。いつぞやの黒門島の時は別だが、肝心の時に役に立たない男だ。 どこかから上田の持っている携帯に電話がかかってくれさえすれば、必ず出ずにはいられない上田の習性を利用して逃げ出すこと...
  • 本命2
    私の本命 2 「なぜ今日は一人部屋なのかわかるか」 「おごりだから」 「…まぁ、それもある」 上田さんはぱたんと倒れ、柔らかいベッドに沈んだ。 寝転んだまま私のほうを見上げている。 …なんだろう、言葉の続き。 目と目が合ったまま、上田さんが私の手首を掴む。 熱い手のひら。 どちらのものかわからない、脈打つ振動。 「気持ちを確かめたかったからだ」 「へ?…っにゃぁっ!」 上田さんが私の体をひっぱった。 仰向けの上田さんに、私の上半身が倒れこむ。 押しつけられた、高鳴る胸。 頭を抱える大きな手。 だめだ。もう誤魔化せない。 「YOUが俺の部屋に来てくれることをな、期待してたんだよ」 言わなきゃ。 私たちは恋人同士じゃない。 上田さんは大事な人だけど、恋人にはなれない。 私は、矢部さんが好き。 「…素直にな...
  • 鎖2
    鎖 by ◆QKZh6v4e9w さん 2 5 「わ、私も上田と同類でスケベって事か!?イヤだ!!」 「何がだ、you?」 背後で腹に響く声が湧き、奈緒子は本当に飛び上がった。 「きゃあっ!いやっ!う、上田だあ!」 「ゴジラか俺は!」 上田は一喝し、廊下から部屋に入り込んできた。 あの激突から復活し、超スピードでもう風呂に入って出てきたらしい。 当然裸であり、下半身はささやかな応急処置のつもりか前に普通サイズのタオルをあてがっているのみである。 奈緒子は思わず悲鳴をあげた。 「危険すぎだ上田!…か…風邪ひきますよ!」 上田はニヤリとひげ面を歪ませた。 「心配ない。ちゃんと布団で待機するから」 「えっ」 「なんだ?なんでこんなに離れたんだ、おかしいな、ネズミか……ほら、you。早く風呂に行けよ」 上田は言葉通り裸で布団に潜...
  • 池田荘にて2
    池田荘にて by ◆QKZh6v4e9wさん <<Prev それにしてもおかしい。いつもならこのあたりでツッコミが入るのだ。 ハルかジャーミーあたりが乱入してきてくれないだろうか。 いや、今日は愛のハイキングに行くとかで池田荘の大家達は朝早く出かけたっきりだ。 なんという事だろう。 奈緒子が混乱している間に上田はブラウスの前面突破に成功し、ブラから豊胸パッドを抜き始めた。 「いちま~い……にま~~い……なんだ、今日は控えめだな」 「うるさいっ!!!……しっかりしてくださいよ上田さん!こんな事して、あとで後悔するぞっ」 「あとで悔やむから後悔と書く…はじめから後悔など、したくてもできないぞ、山田奈緒子」 「ううっ」 へらず口に正直に怯んだすきに上田の顔が迫って来た。このままでは唇を奪われる。 「やめ」 唇に重くて熱い感触。キスさ...
  • 理由4
    理由(リレー作品) by 151 4 奈緒子の汗で濡れた髪を左手で撫でながら、その唇を貪る。 固く閉じられた唇を舌でこじ開け、奈緒子の舌を探る。 初めは驚いて舌を引っ込めていた奈緒子も、徐々に俺の舌に自分のそれを絡めた。 おずおずとした舌の動きが何とも可愛らしい。時折苦しそうな吐息が重なった唇の隙間から洩れた。 ピチャピチャと舌の絡みあう水音がいやようにも俺の欲望を高める。 奈緒子の髪を撫でていた左手を、そのまま躰のラインに沿って下げていく。 火照った頬、小さな肩、微かな膨らみ、細い腰、そして…。 奈緒子のロングスカートに手をかけ、ホックを探りあてる。 外そうとしたその時、重なった唇を無理矢理離し、奈緒子が俺に訴えた。 「ちょ、ちょっと待って下さい!」 「…何だよ」 訝しげに奈緒子を見る。奈緒子は小さな声で言葉をつむぎだした。 「えっと、その…私、だけ、素っ裸...
  • 次郎号走る3
    次郎号走る 3  * 俺は山田の服を脱がそうと奮闘した。 彼女の腕や手が邪魔でなかなかはかどらない。 別に山田が抵抗してるわけじゃない。俺のベストやシャツを引っ張っているのだ。 「上田…ひっぱるなってば」 「ひっぱってるのはyouだ。……おい、このボタン、おかしいぞ」 「そこからは飾りボタンになってるんです……それより、袖、抜いて」 「そんな暇あるか」 スカートのホックまでは外したが、ブラウスの内側の滑らかな肌を撫で回すのに俺は夢中になってしまった。 「上田。くすぐったい…」 触って、抱きしめて、触れて、探って、キスをして。 「you…」 ──本当に、全然進まない。 キスの最中に舌を絡めようとすると、山田が途切れ途切れに指摘した。 「…か、顔すごく赤い、上田。……んっ──熟れ過ぎの……トマトかイチゴみたいっ……」 ...
  • 次郎号走る2
    次郎号走る by ◆QKZh6v4e9w さん 2 吹っ飛んだ眼鏡を探すのに意外に手間取り、宿屋の外に出たときには山田の姿はとうに消えていた。 俺は左右を見回した──あいつ、どっちに行った!? とりあえず来た方向から探すのが筋だろう。 俺は、宿屋の庭でひっそり控えていた若草色の愛車に駆け寄った。 「行くぞ、次郎号!」 狭いベンチシートに滑り込み、イグニッションをまわす。 エンジン音を響かせ、俺はパブリカを発進させた。 最初、俺はそんなに心配してはいなかった。 山田がどんなに怒りくるっていても所詮は女の足だ。車に勝てるわけないじゃないか。 だが、次郎号を走らせているうちに俺の眉間の皺は徐々に深まっていった。 ライトに照らされた夜の田舎道に、山田の姿はどこにもない。 七百メートルほどいったところで俺は諦めた。 山田はいない。こっちじ...
  • いんみだれ3
    『いんみだれ』(矢部×山田) by 151さん 3 奈緒子ならあり得る。 そう覚悟し、冷めかけたお茶の入った湯飲みを手に取った。 「ほんま…もう帰るぞ?!」 そう言って湯飲みを口へ運ぶと、物陰から、奈緒子が顔だけ出して俺を見た。 俺はチラリとその様子を見たが、構わず一気にお茶を流し込んだ。 瞬間、奈緒子が勢いよく暗所から明所へと移動する。 俺はそれとなく奈緒子にもう一度目を遣る。 「っっっ!?!ぶはっ!!」 同時に俺は口に含んでいたお茶を吹き出した。 「な!な!は?!え!?!」 驚愕のあまりまともな言葉を発することができず、空の湯飲みが手から滑り落ちる。 奈緒子はそんな俺を無表情で見つめる。 先から散々理解不能だと思っていたが、流石にここまでとは思わなかった。 「おまっ……!!な、何考えとるんや?」 襖の奥から現れた奈緒子は、服も何も纏わず、生まれたままの...
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