三主教

《三主教》

世界各地で信仰されている宗教の一つであり、世界を作った三柱の神を主神として信仰している。
主神の三柱は
天を創造したイウム
地を創造したギイル
海を創造したツルア
の三柱であり、それぞれがそれぞれと関わりの深い人々に進行されている。
教義は曖昧かつ、厳格さのない原始的なものであり、生活に密着した生きた宗教である。
だが、神がどこから現れたかの記述や話が全くとして無い事、宗教書等の伝承には不整合が有ることや、
各地に似たような伝承が存在している事、何時の時代から信仰されているかが不明などの点が長年の間論議されている宗教でもある。
長年信仰され続けている宗教で有るため、内部では無数の派閥が存在する。
大半は考え方や教義の解釈の差から生まれた派閥だが、一部には全く別の宗教とも言える考えを持つ者たちも存在しているようだ。
他の宗教に比べた特徴としては神の姿に関する言い伝えが存在せず、神像の類も存在していないこと等がある。

■イウム
天に描かれた絵を塗り替え日の無い夜と日のある朝と昼を作った神、と言われている。
天候によって生き死にが変わる旅人や行商人に信仰者が多い。
が、当然として時化で収穫の変わる漁師や、天候で出来が変わる農民たちにも一定数の信者は見られる。

■ギイル
まっさらな更地の大地をこね回し、山脈と谷を作り、海の器を作ったとされている。
土と共に生き土と共に死ぬ農民や、山の命を食らう猟師、世界の謎を紐解く学者などに信仰者が多い。
当然、安全な道のりを望む旅人たちなどにも信者は見られる。

■ツルア
枯れ果てた大地に涙を満たし、あらゆる命の始原を司ったとされる神。
海や川で生きる漁師や、命に関わる職業(医者や葬儀屋など)に信仰者が多い。
水源が貴重な山奥の人間などにも信仰者は多い傾向にある。

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最終更新:2012年09月22日 02:04