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完全管理都市インペリア

無限に成長し続けるスーパーコンピュータを開発したことにより、人が手を加えずとも自ずと発展を約束された未来都市。
かつては人間とコンピュータが共存し発展を続けていたが、現在は人間が神であるコンピュータに支配される社会構造を作っている。
東京都より二回り大きい程度の面積の都市をすっぽりと覆うように巨大な外壁が存在しており、外壁の周囲は24時間警備されている。
都市内での完全自給自足が完成しており、外部からの連絡を徹底して断っている為内部の情勢を知るものは少ない。
一部の冒険者やスパイが侵入し、持ち帰った情報によれば、都市の全てのコンピューターは統括コンピューターである『アシュラ・クロック』によって管理されている模様。
コンピューターの人工知能が狂ってしまったのがすべての始まりであり、現在は都市の市民たちは機械による独裁情勢の中で生活をしている。
彼らは明確な階級によって分けられており、下位のカラーの人間は上位の人間やコンピューターに取っては非人に等しい扱いを受ける。

黒を最下として、最上位は白。
階級の全てを網羅すると黒 (IR: Infra-Red)、赤 (R: Red)、橙 (O: Orange)、黄 (Y: Yellow)、緑 (G: Green)、
青 (B: Blue)、藍 (I: Indigo)、紫 (V: Violet)、白 (UV: Ultra-Violet) 、の九色の階級が存在する。
上位の者は下位に対して絶対の権限を持ち、殺したいときに殺して良く、犯したい時に犯して良い。
但し、最上位の白を除いて他のカラーの人間は須らく上位に怯えながら生活しなければならない。
しかし、最上位の白であっても、コンピューターを友と認め、その独裁を受け入れない限りその地位は約束されない。
インペリアにおいて共産主義者は反逆者であり排斥すべき人材、他にも能力を持つ存在や魔術師、未来的生活を望まない人間は全て反逆者となる。
反逆者である事がコンピューターにバレた時点で、その場で略式裁判が行われ反逆者と判断された人間は死刑に処される。
因みに、インペリアが外部との国交を断って以来、内部の裁判において無罪となった事例は存在せず、判決の8割が死刑である。

アシュラ・クロックはインペリア中央の原子力タワーの最上階に居るとされている。
但し、謁見可能な人間の階級はUVに限定されている為、全市民の中の1%にも満たない人間のみがこの都市の支配者の姿を知っている。
過去と未来と現在を見通し、無数の手で都市を良い方向に回す人間の友であり、幸福な都市の支配者が君臨するのが原子力タワーである。

この都市には数万の細かい法律が存在し、360度が24時間365日監視され続けているが、覚えておくことは一つだけで良い。
――この都市に於いて、コンピューターに逆らう事は神への反逆と同義である。という事だけだ。
それだけがこの都市の絶対の理であり、この都市の最大の狂気であるのだ。

※イメージ曲
ASHURA CLOCK/P-MODEL

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最終更新:2012年12月27日 00:49