私は自分が嫌いだ。なぜ自分はもっと素直になれないのかいつも悩んだ。
そのせいで損ばかりしてしまう。
どうして私はこんなにも不器用に生まれて来たのだろう。
部屋のあかりに手のひらを透かしてみる。
何もする気が起きない。
でもやらなきゃいけないことは決まっている。
ここで憂鬱になっている時間はない。
嫌いな自分に流されるのはもっと嫌だから。
携帯電話をぼんやり眺める。
こなたに電話しなきゃ。
心を開きたい。
でも駄目だ。
開けないよ…今さら。
そうやってまた損するんだろうか……これじゃいつもと変わらないじゃない…!
冬の風が窓をうつ。
美しい静寂に呼び出し音が加わる。
「…………はい」
こなただ。
言わなきゃ
言わなきゃいけないのに。
「……かがみ?」
『あんたがいなくなるのわ嫌だ』って
『私が悪かった』って
なんで、なんでこんな時に涙がでるんだろう
「こ、こなた……ごめんね……私…キツイこと…言っちゃって……」
結局こうなるのね……。
もっとちゃんと言いたかったのに。
『大好きだから仲直りしようって。』
だから嫌なのよ私って。
でも仲直りできたのはよかった。
泣いてたのはバレてないわよね?
最終更新:2007年10月22日 18:06