- 778. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/18(月) 23:11:33.50 ID:i/ilRIdF0
- ほむら「時限爆弾が無くてよかったわね」
さやか「まぁ、マミさん余計怒られてるけどね」
杏子「だいたい23:35くらいまで続きそうだな」
- 783. @ 2011/07/18(月) 23:17:23.63 ID:ybgLYEEp0
- ほむら「そんなこともあろうかと、ちゃんと仕掛けておいたわ」
まどか「えぇ!?」
さやか「ど、どこにしかけたのよ!」
ほむら「どこって、さっきから皆の指についてるじゃない?」
杏子「指ってまさかおい」
さやか「ソウルジェムの指環につけたって言うの!?」
まどか「ほ、ほむらちゃん! 早く解除してよ!」
ほむら「それは無理よ。 だってもう後、5秒しかないもの。 5、4」
マミ「だ、大天使ガブリエル様助けてー!」
ほむら「2、1」
ドーン
まどか「ひゃっ。 ……あ、あれ?」
ほむら「ほら、皆。 花火が始まったわ。 行きましょう」
さやか「あの、爆弾は?」
ほむら「友達に、そんなもの仕掛けるわけ無いでしょう?」ファサァッ
- 784. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/18(月) 23:18:06.27 ID:noUAEcZ10
- マミ「本当は時限爆弾なんて無かったんです・・・嘘だったんですぅ・・・」
まどか「いいえ、爆弾は確かにありました。・・・そして、貴方はそれのスイッチを押してしまった」
マミ「そんな・・・冤罪です!そんな爆弾が、何処にあると!」
まどか「・・・此処です」
マミ「え・・・貴方の、胸・・・?」
まどか「・・・貴方がスイッチを押してしまったこの世で最も甚大な爆弾・・・」
まどか「わたしの心です」
まどか「・・・貴方はわたしの恋心の導火線に、火を点してしまった・・・」
まどか「・・・これは、看過出来ぬ・・・悪行です・・・」
マミ「わたしはなんてことを・・・刑事さん、その罪を償うには・・・一体どうすれば・・・!」
まどか「・・・わたしの唇に、そっと・・・キスをして頂ければ・・・わたしの心は、爆ぜることなく在り続けることでしょう・・・」
マミ「刑事さん・・・いえ、鹿目さん・・・受けます、その罰を・・・ですが!刑事さんも・・・どうか、わたしに贖っては頂けないでしょうかいいえ!・・・贖って、頂きますわ・・・
わたしの恋心を、奮わせた罪を・・・!」
- 786. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/18(月) 23:21:32.98 ID:Dim3YxR6P
- さやか「ほい、おつかれさま、んじゃ海に戻ろうかって、もう夕方かー」
マミ「ごめんなさい、ちょっとはしゃぎすぎました。」
QB「きゅっぷい」
杏子「マミとキュウべえは夕食の後にお仕置きだなー、なにしてやろーか?」
さやか「それはもう、みんなでマミパイをですね」
まどか「さやかちゃん、手つきがいやらしいよー」
ほむら「まどかの水着姿を見る時間が減ったのよ、もっとすごいお仕置きでもいいわ。」
マミ「お手柔らかにお願いします。」シュン
さやか「マミさんのお仕置きは楽しみだけどさー、どーするこいつ?」
QB「さやかにこいつ呼ばわりされるなんて心外だね、僕をおいてくから悪いんじゃないか!」
ほむら「だまりなさい」ジロッ
杏子「まーでも、なかなか楽しかったぜ、今日明日と犬みたいにつなぐぐらいで勘弁してやろうぜ」
さやか「あたし散歩につれていくっ!」
ということで、魔女軍団vs魔法少女の戦いは終わりました、楽しい楽しい夜の始まりです。
マミ「まどかさん、時々誰に向かって話してるかわからない時があるわね。まさか、天使と話してるとか!」
- 787. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/18(月) 23:22:51.46 ID:dMKcsUpz0
- まどか「まったく!マミさんはまったく!」
マミ「えぐっ…ごめんなさい、ごめんなさい…」
さやか「ま、まあまあ、そろそろ許してあげようよ」
杏子「マミだって反省してるみたいだしさ!」
まどか「それじゃあそろそろ勘弁してあげるけど…もうこんなことしちゃだめですよ!」
マミ「もうじまぜん、ばぶう」
さやか(泣いてる…)
杏子(叱られなれてなさそうだしな…)
ほむら「…あら、そう言えばQBは?」
※
QB「…ふう、マミの爆弾発言で注意がそれたおかげで、なんとか逃げおおせたよ」
- 788. 榊鳥 ◆SSkkOxOZ3M 2011/07/18(月) 23:22:57.94 ID:Zlf8IE+V0
- マミ「ご、ごめんなさーい!!」
ワイワイ キャイキャイ
魔女s「……」
魔女s「ふざけるなよ」
ほむら「…え?」
魔女s「ここで爆弾が爆発すれば、楽して魔法少女を食べられると思ったのに」ズズズズズ
さやか「な、なに…?この空気…!」オォォォォォ
杏子「これは…巨大な結界か…!」ゴゴゴゴゴ
キュゥべえ「…舞台装置の魔女を覚えているかい」
ほむら「まさか…!!」ハッ
キュゥべえ「『アレ』は多数の魔女が合わさって形を成した魔女だった」
キュゥべえ「規模は小さいが、それと同じものが今、生まれようとしている」
キュゥべえ「もともとここにはたくさんの魔女が住み着いていた、おかしい話じゃない」
キュゥべえ「…さぁ舞台の幕はあがったよ、魔法少女たち」
…緞帳芝居の魔女ミクスティル、その性質は惨劇
- 789. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/18(月) 23:25:02.57 ID:i/ilRIdF0
- まどか「よし、それじゃ皆帰ろっか、きっとママたち心配してる」
マミ「ひっく……、ごめ、なさ……、ぐす……、うぅ……」
さやか「あぁ、そういえばママさんとパパさんとたっくんと一緒に来てたね……」
杏子「そんなに時間は経ってないと思うけど、何か妙に長い事ここにいたような気がするな」
ほむら「ようやく
>>43
の『あんな事件』のフラグ回収が終わったわね」
さやか「ほむら、何言ってるの?」
QB「やれやれ、ひどい目にあったよ、これでようやく開放されるんだね」
まどか「キュゥべえはここに居残りだよ」
QB「そんな、何故だい!?」
まどか「今回の事件、明確に悪意を持っていたのはキュゥべえ、あなただけだよ」
QB「悪意だなんてそんな、僕には感情が無―――」
まどか「お決まりのその言い訳も聞きあきたよ、魔女さんたちー!」
魔女達「サー!!」
QB「なっ!離せぇ!待ってまどか!みんな!くそっ!どこを触ってるんだ!やめろ!そこは敏感なんだ!」
QB「うおおおぉぉぉ!!!わけがわからないよおおおおおおおおぉぉぉぉぉぉ……ぉ…………」
- 790. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/18(月) 23:26:03.47 ID:TKqtnyC10
- まどか「ガミガミ ドカバキ ガミガミ」
さやか「確実に物理音が入っていたけど気にしたらダメだと思うぞ。」
まどか「まあ、爆弾がダミーだったから、今日は飯抜きで許してあげよう♪」
マミ「海まで来てそんな〜」
まどか「あら、マミさん、な に か い っ た ?(笑)」
マミ「いえ別に」ガクブル
まどか「さて、ここで長居するわけにいかないし、そろそろ戻ろっか。お父さんたちも心配してるかもしれないし。」
ほむら「入ってみるときは不気味だったけど、帰りは名残惜しいわね。」
杏子「またここに来たら、もう一度訪ねて来るからな〜。」
さやか「それまで、魔女のみんなは元気にしてるんだぞ〜。」
魔女たち「マタキテネー」
−洋館編 完
- 791. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/18(月) 23:27:15.57 ID:6awXg9DJO
- 杏子「まったく、酷い目にあったよ!」
マミ「ごめんなさい、ついエキサイトしちやって…」
さやか「まったく、マミさんじゃなかったらしばき倒してる所ですよ!」
マミ「あうぅぅ…」
まどか「皆、とりあえず今日はもう帰ろうよ!ママ達に心配かけちゃう」
ほむら「そうね…凄く疲れたわ、誰かさんのせいで」
マミ「はうぅぅ…」グスン
『こうして一日目の夜はふけて行きました』
- 793. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/18(月) 23:28:33.57 ID:AWbZW0d+0
- まどか「ひどいよマミさん!だましてたなんて!」
マミ「…あっ、でもどうだったかしら?本当にないとは限らないわよ?」
さやか「ちょっ…どっちなんですかマミさん!」
マミ「ふふ、さぁてどっちでしょうか?」
ほむら「絶対楽しんでる…すごいムカつくわ」
マミ「…ただ、時限爆弾の代わりに…もっといいものを隠したのは事実ね」
杏子「なんだよそれ?食い物なら探してやってもいいけど?」
マミ「それは探してみてからのお楽しみ、悪いものでも物騒なものでもないわ、それは保証するから」
マミ「言ってみれば宝探しというか…ちょっとした冒険ってやつよ」
- 794. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/18(月) 23:30:38.06 ID:ozLXsPgJ0
- ガミ……ガミ………
ほむら「長いわね、、そろそろまどかあさんにも飽きて来たわ・・」
マミ&QB「正座のし過ぎで足が…」ガクガク
まどか「お待たせー!ごめんねまったー?」
ほむら「いえ、たった今来たところよ」
さやか「・・・」
〜外〜
杏子「いやー久々の外だな!」
さやか「海に来てたって事忘れてたわ…」
ほむら「早く行きましょう(まどかの水着…)
まどか「じゃあ、海で遊ぼう!!」
一同「わーい」
まどか「ただし・・・
もちろんマミさんとQBは罰ゲームしてもらうよ!」
マミq「え・・・」
まどか「そうだねーじゃあ罰ゲームの内容は……
- 796. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/18(月) 23:33:05.59 ID:LHl5bBqzO
- まどか「マミさぁぁぁあああん!!!」
マミ「ごめんなさぁあい!!!」
魔女A「人間って怖いんだね………」
魔女B「うん。私、もう人間と関わりたくないな……」
魔女C「でも、ここだと………」
魔女D「うん。毎年『肝試し』って言って、人間がくるもんね……」
魔女E「引っ越ししようよ!」
魔女F「どこに?」
魔女E「解らないけど、人間の居ないどこかに。きっと、どこかにあるよ!僕たちが、ただ楽しく過ごせる場所が!!」
こうして、魔女達は旅立つ。
自分達の理想の世界を目指して……
洋館に幽霊が出ると言う噂が無くなって、その場所に旅行者むけのホテルが出来るのは、もう少し未来の話。
- 797. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/18(月) 23:35:46.22 ID:i/ilRIdF0
- ほむら「そこまで」
さやか「あたしたち、これでようやく帰れるのかな?」
杏子「それは23:45までの投票で決まることだ」
- 801. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/18(月) 23:38:46.60 ID:mZseZPoi0
- まどか「マミさん!!!そんなスリルいりません!!!」
マミ「はぅぅ」シュン
まどか「嘘つきには罰を…シャルちゃんやって」タテロールニチーズヌリヌリ
シャル(中)「アーン」モグモグ
マミ「ヒャッホーーーイ」ショワワーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ほむら「漏らしたわ」
さやか「マミさんが漏らした!!写メっちゃえ!!んで2chに上げちゃえ!!!」パシャパシャ
杏子「辞めとけって、さやか」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
まどか「ティヒヒヒヒマミさん漏らした!!!」パシャパシャ
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
杏子「って、同じことやってるし…」
ほむら「まどかぁぁぁぁ!!!いいわその顔!!!イイイィィィィ!!!」プシャーーーービクンビクン
さやか「鼻血と潮同時に噴いてる転校生も頂き〜♪ちゃんと後でまどかに送ってあげるね」ムービートリトリ
杏子「」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
まどか「っとっと、きゅうべぇ忘れてたね」
QB「ヒィィ」ガクガクブルブル
まどか「大丈夫だよきゅうべぇ。今の話を聞くときゅうべぇはむしろ被害者だもんね」ティヒヒ
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ほむら「その笑顔も素敵よ〜」プシャーーーー
さやか「また潮噴いてるよ」
杏子「もうどうでもいい」ポリポリ
ほむら「あ」
さや杏「ん?」
ほむら「今ので誤って爆弾のスイッチを押してしまったわ」
- 810. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/18(月) 23:46:57.58 ID:i/ilRIdF0
- 杏子「そこまでだ」
>>786
4票
>>783
3票
>>793
1票
>>789
1票
ほむら「次は
>>786
からね」
さやか「ってことは、帰れるー!」
杏子「じゃあ
>>786
進行頼んだ」
最終更新:2011年08月01日 01:52