1002 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/32(木) 00:00:00.00 ID:1rEssS4U0
いつかの夜、暗い路地裏、響く足音
「聞いたわよ、結局防げなかったらしいじゃない」
ほむら「……美国織莉子」
織莉子「わざわざ教えてあげたのに、良いザマね」
ほむら「仕方がないじゃない……。まさか自転車で追いかけてくるだなんて」フゥ
キリカ「私は言ったはずだよ?『織莉子の予知は絶対だ』ってね。
――おいおい、そんなに怖い顔しないでよ。私だって『例外』は覚えているさ」
ほむら「……これ以上貴女達と話すことはないわ」ファサァッ
織莉子「待って!」
ほむら「何?」
織莉子「次は………………やっぱり、なんでもないわ」
また一つ溜息、無言で歩きだすほむら
『次は私も一緒に行きたい』
声にできなかった言葉、気恥ずかしさのためか、あるいは――
キリカ「それにしても『愛する者の全てを手に入れようとした魔女』か……」ギリッ
――右手に感じるこの【痛み/温もり】のためか
まどか「1レスSS選手権、お盆特別企画!」 END