EAP(Employee Assistance Program)
・日本では「従業員支援プログラム」と呼ばれている。
・現在、EAPは広義と狭義で捉えると以下のようになる。
【広義】
以下の2点を援助する為に、職場を基盤として作られたプログラム。
1. 職場組織が生産性に関連する問題を提議する。
2. 社員であるクライアントが健康、結婚、家族、家計、アルコール、ドラッグ、法律、
情緒、ストレス等の仕事上のパフォーマンスに影響を与えうる個人的問題を見つけ、
解決する。
⇒ 国際EAP協会のEAP認定委員会*1が交付するCEAP*2という
EAP専門家のための認定がある。
日本におけるCEAP有資格者は2007年9月現在、7名。
*1 EAP認定委員会・・・Employee Assistance Certification Commission
*2 CEAP・・・Certified Employee Assistance Professional、
国際EAP協会認定EAプロフェッショナル
⇒ EAP CoreTechnology
コア・テクノロジーはEmployee Assistance(EA)専門家の重要な諸技能である。
全部で7つある。
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1.組織のリーダー(管理職、組合員、人事)等への問題を抱える社員の管理、職場環境 の向上、社員のパフォーマンスの向上に関するコンサルテーション、トレーニング、援助。 および社員とその家族へのEAPサービスに関する啓蒙活動。 |
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2.個人的な問題によって社員のパフォーマンスが落ちないように、社員への秘密厳守で 迅速な問題発見/アセスメント・サービスの提供。 |
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3.パフォーマンスに影響を与えている個人的な問題を持つ社員へ建設的コンフロンテーション、 動機づけ、短期介入的アプローチを通して、個人的な問題とパフォーマンス問題の関係に 気付かせること。 |
| 4.社員を医学的診断、治療、援助のための内部または外部機関にリファーし、ケースをモニ ターし、フォローアップを行うこと。 |
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5.治療等のサービスのプロバイダーとの効果的な関係を確立、維持するための組織への コンサルテーション、およびプロバイダー契約の管理および運営。 |
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6.組織にコンサルテーションを行って、アルコール問題、物質乱用、精神的、心理的障害 などの医学的、行動的問題に対する治療を医療保険の中に含み、社員が利用する ように働きかけること。 |
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7.組織や個人のパフォーマンスへのEAPの効果を確認すること。 |
エンプロイー・アシスタンス・プログラムの基準およびプロフェッショナル・ガイドライン
1998年1月EAPA/日本語版 By K.Ichikawa 1998年9月19日作成
【狭義】
◆Macchia Service Page
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