無題(591氏)

「私、お化粧ってまだあんまり自信がなくて…」
「あら、ランカちゃんメイクなんてしなくっても素で可愛いじゃない」
「シェッ、シェリルさんたら!もう…」
「ふふっ、そうやって怒ってるランカちゃんもかーわいい」
「うー…でもやっぱりステージに立ったり、テレビ出演もあるし、シェリルさんみたいに
 もっときれいになりたいんです。…家でも色々研究してるんですけど」
「嬉しいこと言ってくれるじゃない。いいわ、ちょっとリップ貸して?私がやってあげる」
「ほんとですか!?…あの、じゃあお願いします」
「OK。じゃあちょっと上向いて…ん、そう。そのままね」
(…わ、シェリルさんいい匂い…香水かなぁ)
「こうして…こう…ランカちゃんにはやっぱり明るい色が似合うわよね」
「そう、ですか?リップの色も色々あって迷っちゃいます」
「分かるわ、女の子ですもの。何が自分に似合うかなんて考えてたら目移りしちゃうわよね」
「で、結局選んでるうちに時間だけ経っちゃって、出かける時間になっても何にも準備できてなくって…」
「あるある!…ね、ちょっとアイシャドウも入れてみよっか?」
「あ、はい…あんまり使ったことないんですけど、シェリルさんにお任せします」
「任せといて!じゃあ目を瞑って…うん、ちょっと動かないようにするね」
(わ…シェリルさんの手がほっぺに…)
(ランカちゃん…睫毛長いのね…なんかこうしてると、…キス待ちみたい)
「………明るいグリーンのシャドウ、爽やかな感じで凄く可愛いわよ」
「ん…わ、すごーい。自分じゃこんなにきれいにできないのに」
「ちょっと練習すればすぐよ。私も最初はほんとに下手でね」
「ほんとですか?…でも嬉しいなぁ。シェリルさん、色々相談に乗ってくれて…なんだかお姉さんみたいです」
(そっか、ランカちゃんはお兄さんしか家族がいないんだっけ…)
「私も、可愛い妹ができたみたいで凄く嬉しいわ」
「シェリルさん…」
「ランカちゃん…」

バンッ
「あまーい!!!」
「グレイス!?っていうか何で生きてんのよ!!そしてどこから湧いて出た!?」
「ダメよあなた達…シェリランでお姉様…とか分かり易すぎるでしょ!?今時ってのはねぇ、シェリルみたいに
 高飛車であからさまなツンデレ系の子が実は内面弱くてランカちゃんみたいな健気そうな子が
 芯が強くて普段生意気なツンデレ娘を支えてあげるっていうのが旬なのよ?ランシェリなのよ?分かる!?」
「俺もシェリランよりランシェリの方がいいと思う…」
「主人公(笑)アルトは黙ってろ!!!」
「アルト君不潔…」
「とにかくあなたたちなってないわ。やっぱり私がプロデュースしなきゃダメみたいね」


というところまで妄想したのでテキストに起こしてみた
なんかもう疲れてるんだな自分…女の子同士で化粧したり着替え手伝ったり髪を手入れしたりって萌えるよな

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:
最終更新:2009年04月18日 11:43
ツールボックス

下から選んでください:

新しいページを作成する
ヘルプ / FAQ もご覧ください。