打ち上げ会・後日談(3-691氏)

684 名前:名無しさん@秘密の花園[sage] 投稿日:2011/04/24(日) 22:44:39.55 ID:BF5TrOGv
ヒント

  /\⌒ヽペタン
    /  /⌒)ノ ペタン
  ∧_∧ \ (( ∧_∧
 (; ´Д`))' ))(・∀・ ;)
 /  ⌒ノ ( ⌒ヽ⊂⌒ヽ
.(O   ノ ) ̄ ̄ ̄()__   )
 )_)_) (;;;;;;;;;;;;;;;;;;;)(_(


あとシェリラン衣装交換あった
JK制服シェリルと囚人ランカ
ふたりともきゃわゆい
ランカちゃんお胸がざんn

出演者御一行様打ち上げ会場
ってコーナーでは主要メンバー(江端絵ちびキャラ)が宴会やってる
その中で、酔っぱらったシェリルがアルトに寄りかかって寝てしまい、アルトさん顔真っ赤(勘違い乙!)
ランカは不満顔でアルトの袖をひっぱってる絵があった
「あたしのシェリルさんから離れて童貞!」という心の声が聞こえたよランカ

685 名前:名無しさん@秘密の花園[sage] 投稿日:2011/04/25(月) 17:24:27.88 ID:JsY1AthW
684へ
完全にどういうことか把握したw

686 名前:名無しさん@秘密の花園[sage] 投稿日:2011/04/25(月) 17:49:58.05 ID:vMpScIeL
下の方の文章ワロタ

687 名前:名無しさん@秘密の花園[sage] 投稿日:2011/04/25(月) 20:41:26.01 ID:EYLsJw3B
シェリルさんランカちゃんとアルト間違えちゃったのか…。



690 名前:名無しさん@秘密の花園[sage] 投稿日:2011/04/27(水) 01:01:27.28 ID:0Mtw9EvZ
684-687
この流れで小ネタをひとつ。


打ち上げ会・後日談


ランカちゃんの様子がおかしい。
何でだろう、とは思わない。
だって、原因が私だって、知っているんだもの。
だからこそ、収録合間の休憩中、必死に牛乳を飲んでいるランカちゃんに声をかけるには、
いつもならいらないような勇気と決断が必要だった。

「ランカちゃん……さっきから牛乳ばっかりね?」
「はい」

短く答えながらも、ランカちゃんは3個目の牛乳パックに手を伸ばす。
そのパッケージには、「フロンティア牛乳カルシウムゼントラ盛り」と書かれてあった。
今朝、仕事前にわざわざ大量に購入してきたみたい。
牛乳と言えば、バストアップが目的なのかともとれるけれど。
カルシウムを重視している以上、ランカちゃんの目的は「身長」なんだろう。
けれど、いっそ牛乳を憎んでいるかのように飲み干すランカちゃんの様子が見てられなくて。
私は、やんわりと声をかける。


「私は今のサイズのランカちゃんが好きだけど」
「じゃあ、背が伸びたら、シェリルさんはもう私の事、好きじゃないって言うんですか?」
「そ、そんな訳ないじゃない!背が伸び縮みしても、ランカちゃんはランカちゃんよ」
「なら問題ないですよね♪」

ランカちゃんは、怒っているわけじゃない。
なのに、異様な迫力のある笑顔でそう言って、3パック目を空にしちゃった。
そう、ランカちゃんは怒ってなんか無い。
というか、いっそ私に怒ってくれればいいのに。
『何で私じゃなくて、アルト君にもたれて眠っちゃったんですか!』って。
そうすれば、こんな気まずい思いをせずに、私も『昨日はごめんね』って言えるのに。
こんな風に、何事もなかったように仲良く仕事をして。
『私の背が高ければ、アルト君じゃなくて私にもたれられたのに』なんて考えて。
ただ隙を見つけては牛乳を飲んでいるなんて。


そんな態度をとられたら……愛しくて、堪らなくなっちゃうじゃない。

休憩とは言っても、ただスタジオの端に用意されたパイプ椅子に座っているだけ。
個室に居るわけではないから、スタッフの目を考えればあまり大胆な行動はできない。
それでも、私は少し自分の椅子の向きを逆転させると、座ったまま、上半身を横倒しにした。
狙い通り、私の頭はランカちゃんの太腿の上にダイブする。

「シェリルさん!?」
「私ね、本当はこうしたかったの」
「……肩に、寄りかかるんじゃなくて、ですか?」
「だって、ランカちゃんの肩は、寄りかかる為じゃなくて、抱き寄せる為にあるんだもの。
 それに、肩にもたれちゃったら、髪の匂いがして、眠るどころじゃなくなっちゃうわ」
「眠るどころじゃないって……シェリルさん」


ランカちゃんの髪の匂いを嗅いだら、私がどうしたくなるか。
そんなの、ランカちゃんにはすぐ分かるわよね。

「ランカちゃんの柔らかな脚が大好きだから。
 そこにこうして身を預けたら、きっと気持ちいいんだろうなって。
 お酒を飲みながらそう思いついたんだけど……飲酒量を間違えたわね。
 まさか、アルトなんかにもたれて眠っちゃうなんて。
 ごめんね、ランカちゃん」
「そんな……私こそ、ごめんなさい。
 自分の身長が高ければ、なんて、勝手に思い込んじゃって」

ランカちゃんは謝る必要なんて無いのよ、と言おうとして。
ふと、目の前にある魅力的なモノに気付いて、私は笑みを浮かべた。
収録用の衣装に隠されてはいるけれど。
柔らかく、手触りの良さそうな、ランカちゃんのお腹。


「じゃあ、お仕置き」

短く言って、片手でランカちゃんの上着の裾をめくる。
少しだけ見えた綺麗な肌に、私は首を伸ばして口付けた。

「ひゃっ! 何するんですかシェリルさん、こんなところで!」
「言ったでしょう? お仕置きよ」
「もう……シェリルさんってば」

慌てて裾を引き下げるランカちゃんの顔は、きっと赤くなっているだろう。
愛らしい表情を見たくて、私はどうにか身を起こす。
待っていたのは、意地悪な私の事を、それでも好きでいてくれる恋人の笑顔。
また堪らなくなっちゃって、思わず抱きついたのは仕方ない事よね?


おわり

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最終更新:2011年06月26日 22:15
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