Department
 
神楽 変わったはいいけど今日はなにする気、父親?
 
シグ まぁ、参加者によってネタは多数あるが。
 
神楽 問題は参加者が集まるかどうかと言う点くらい(笑
 
シグ その通りだ娘よw
 
ウチ推参。
 
神楽 お、そういえばまだ会っていない漣が来た(笑
 
シグ ま、ともかく始めてみようか、3人で。
 
わかった。
 
神楽 了解なんだよ。
 
シグ ふむ、3人でこのメンバーならば…まぁ、シグムンド邸と繁華街、どっちがいいかね?w
 
神楽 繁華街ってなに!?(笑
 
魔都の大原則を知らないと見えるな
 
選択肢を出されたら
 
それ以外を選べ。
 
シグ では選んでみたまえ!w
 
ウチ了解。
 
神楽 ううむ、悩みどころ。
 
神楽は
 
某キャラグッツを買いに来てるに違ない!
 
シグ おや、マルット君も来たかね。
 
ん。
 
マルット 一応覗くように
 
シグ まぁ、3人は初対面なんだが!w
 
神楽 初対面ばかり(笑
 
マルット は、辱めまして
 
マルット まちがい
 
マルット はじめまして
 
神楽 どんな誤字か!(笑
 
恥じめまして?
 
シグ まぁ、今はまだ出会っておらんよw
 
マルット きゃ
 
マルット おはずかしい
 
ウチ恥ずかしくない。
 
シグ では、父に連れられ服を買いに行くか、娘二人!
 
娘二人。
 
かぐリーか。
 
神楽 父親の金でカミュとシェリーの服でも買うかな(笑
 
シグ 「近日中にあるパーティがあってね。まぁ、内輪の者だけだが、服くらいはしっかりとせねばな。マナーは後でみっちりと教えてあげよう」
 
/颯爽と歩く本業怪盗。ただし今はスーツ姿。
 
マルット まなーまなー
 
神楽 「マナーくらい知ってるんだよ、こうナイフとフォークは端から使う、とか」
 
シグ 「踊り方もかね?我が娘」
 
神楽 「踊り!?」
 
マルット マナー。チップは5万円から
 
さすが、うはうはマルットだな。
 
神楽 上流階級どもめ~!(笑
 
シグ 「まぁ、我がシュテルビー家は一応名家と呼ばれる部類でね。ティア君も招待するつもりだから安心したまえ神楽」
 
シグ 本当は一応どころかもの凄い名家の部類なんだがなw
 
神楽 「ティッ!! そ、それなら……って、いつの間にか出ることになってるのが気になるんだけど!」
 
シグ 「まぁ、本来なら私も出たくは余り無いのだが。だが当主として出ねばなるまい?そしてそれならば当主の娘も、というわけだ」
 
神楽 「うあ、完全にとりこまれてるんだよ」
 
そう言えば、今デパートか?
 
シグ デパートか?w
 
デパートで騒ぐ親子。
 
神楽 最近のエグゼクティブはデパートで買い物するのかな?(笑
 
さぁ?
 
シグ まぁ、中にはデパートテナントに入ってる一流店もあるがなw
 
神楽 その場での支払いはないんだ、きっと(笑
 
神楽 あとで請求が家に届くの。
 
神楽 「全てはカミュのため、シェリーのため……あの子達を会場に取り残すわけには行かないんだよ!」
 
シグ 「ま、親戚その他からの縁談は断っておくから安心したまえ神楽」
 
神楽 「当たり前! ……でも、父親の縁談は別バラね?」
 
シグ 「はっはっは。そんなものは自分で断ってるから安心したまえ」
 
ウチはなんだか出づらいな。
 
店でも腐らせるか。
 
神楽 腐らすな(笑
 
シグ というか、漣も一緒にいるのだがw
 
え?
 
そうだったのか?
 
シグ 最初に二人と言っただろうがw
 
だって、娘二人って言った。
 
神楽とシェリーだと思ってたんだけど。
 
シグ 漣は性別不詳だが娘として見てるw
 
ウチはペットだと思ってたぞ。
 
マルット ここで、私も買い物していたらよろしいのかな?
 
シグ うむ。それがよかろう。
 
マルット 「じゃあ、この宝石をいただくわ。そうそう、その2億ペソの」
 
いきなり胡散臭いな。
 
神楽 日本国内でペソをレートにした商品を売ってる店を信じていいものやら(笑
 
まぁ良い。
 
「ん? 変な奴がいるぞ」
 
/豪華絢爛、煌びやかに着飾ったマルット。目もくらまんばかりに輝いている。
 
/の、癖に、なんだかお嬢様な雰囲気が漂ってこない。
 
「無駄に光ってると思う。ウチ腐らせて良いか?」
 
マルット 「あははははは。だめねーー。じゃあそっちのはどうなの?そうそう、その2万マルクのやつ」
 
神楽 マルク!? ここは本当に日本か?(笑
 
シグ 「おや、あれはマルット君か」
 
「マルット?」
 
マルット あら、おしりあい?
 
シグ 私は世界でも屈指の財産持ちだからなw
 
マルット 「じゃあ、めんどうだから、この陳列棚のやつ全部頂戴」
 
シグ 「ちなみに腐らせると行けないので。漣。君の能力は少し取り上げだ」
 
シグ と、手に開くと、そこには黒い黒いオニキス。
 
「能力か。五月蝿いな、お前は」
 
シグ 「ま、社会の迷惑というのを考えておきたまえ」
 
「能力能力能力能力能力能力。そんなにウチを、『力』呼ばわりしたいか」
 
くふふ、と笑う。
 
シグ 「いいや?個人と能力はまったく別のものだよ。そこもまだ勉強が必要かな」
 
「ウチには力なんて無いぞ。能も無い」
 
「少なくとも――盗まれるほど不愉快なことは無い」
 
「お前は盗まれる方の不愉快を勉強するべきだな」
 
ぼろっ。
 
オキニスが、異臭を放ち腐れ消える。
 
神楽 ……いかん、揃ったメンツが全員別ベクトルのため、合わせて会話がしにくい(笑
 
「その盗みの腕が、腐っていることだってあるぞ」
 
シグ 「はっはっは。私は盗む方専門でね。ついでにこっちもな」
 
シグ その腐ったオニキスが花束に変わる。
 
「大丈夫」
 
ふぃ、と、そっぽを向いて
 
「ウチ腐らせないさ」
 
「なんだか、面白い雰囲気だしな」
 
シグ 「重畳重畳。ま、それはさておき。神楽も一応一緒に挨拶に来なさい」
 
「ところで、陣」
 
シグ ちなみにこっちの本名、陣・シュテルビーなw
 
シグ 「なんだね漣?」
 
「知り合いみたいだけど、こいつとあいつは誰だ? ウチ知らない」
 
神楽とマルットを指す。
 
かくん、と首を傾げる漣。
 
神楽 「一緒に来ておいていまさらそれ!?」
 
シグ 「おや、マルット君はともかく神楽の方は前もって言っておいたと思ったがね?」
 
「そうだったか? ウチ聞いてないぞ」
 
/不気味な紫の子供だ……。と、神楽は思う。
 
神楽 /ただ、不気味なのは魔都においては普通ともいえるのでそれはいい。
 
神楽 /問題は、どこもかしこも腐らせてまわるその行動。
 
「なんだかついて来てみたけれど、陣に怒鳴りかかっているとこを見ると、敵か?」
 
シグ 「君の姉だ、我が娘」
 
「?」 首を傾げる。
 
「ウチわからん」
 
シグ 「そうかね?では取りあえずお姉さんと呼んでおき給え」
 
/人間味どころか、いかなる生物の気配すらも……そこからは感じられない。
 
神楽 「ああ、天涯孤独がいつの間にかこんなに家族が……どこのハーレム漫画だろう」
 
「家族?  前も言ってたな」
 
シグ 「お姉ちゃん、お姉たん、お姉さま、お姉、姉、姉君。どれでも好きに呼ぶと喜ぶと思うぞ?」
 
「ウチ了解」
 
「あねちゃま とかどうだ?」
 
神楽 「よりにもよってそれか!」
 
シグ 「うむ、いいな」
 
神楽 「認めたし!」
 
「なぁ、あねちゃま」
 
神楽 「う……抵抗があるけど、なにかな?」
 
妖艶に笑いながら、子供は尋ねてくる。
 
「お前はなんだ?」
 
神楽 「姉」
 
「……?」
 
神楽 「うむぅ、説明すると難しいんだけど」
 
神楽 「とにかく、さっきの質問にこたえると「味方」かな?」
 
「味方か」
 
「味方なら、昔一杯いたぞ」
 
マルット 衝動
 
くすくす笑って、頷いた。
 
シグ 「さて、それではあそこで衝動買いしているお嬢様にそろそろ挨拶に行こうか」
 
「あっちのもあねちゃまか?」
 
神楽 「や、アレは他人」
 
「他人か」
 
神楽 「というか、父親の知り合いなのかな?」
 
マルット じゃあ、ふんふーーんふふーーーん。といいながら、他の服とか見てる
 
ふん。 と、頷いて……。
 
次の刹那には、マルットの隣に立ってるぞ。
 
「なぁ、他人」
 
呼びかける。
 
マルット 自分に話しかけられてるとは気づかない
 
シグ 「こらこら。漣。ちゃんと名前で呼びたまえよ」
 
神楽たちのほうを振り向いて、「ウチ呼んでるのに気づかないぞ、この他人」
 
シグ 同じくいつの間にか背後にいる。
 
マルット 「あーー、このワンピいいかも・・・って?あれ?」ふりかえる
 
シグ 「やぁマルット君。この前の君の家主催の舞踏会以来かな?」
 
マルット 「あーーー!!」と指さす
 
神楽 「他人ってのは職業と言うか種族と言うか、種別? だから、呼びかけてもわかんないんだよ」
 
「そうか、わからないのか。ウチ納得」
 
「馬鹿なんだな」
 
マルット 「あーーー、あのーーあのうん。あーーーはい」
 
シグ 「まぁ、君のことだ。覚えてないであろうが」
 
マルット 「・・・・覚えてますよおぼえてます、はいはいはい」
 
間違って、頷く奴。
 
マルット 「いやあ。舞踏会以来ですねぇ」
 
マルット 「きっと。たぶん。なんとなく」
 
セバスチャン「お嬢様……」
 
マルット じゃあセバスに耳打ちする
 
セバスチャン「陣・シュテルビー様にございます」
 
(こそこそ。)
 
マルット おお。逆にしてもらえたww
 
シグ 「三年前の初対面から物覚えが悪い所は変わらないね、マルット君」
 
マルット 「じんじーーーん!!!ひさぶりーーー」抱きつく
 
シグ まぁ、国が買える財力持ちだ、陣はw
 
セバスちゃん「お嬢様。陣さんは割りとクールな方です」(耳打ち
 
マルット 「ああ・・・そうなのね・・・(汗」
 
神楽 「いやいや、世の中でもっとも多い種別が他人だから……例えば、さっきまではボクも他人だったんだよ?」
 
「ふぅん……ウチわかった」 こくこく、と頷く。
 
神楽 「あそこを歩いてる人も「他人」、そっちの人も「他人」、でも名前を呼び合えば「知り合い」だし、仲良くなれば「トモダチ」になれる」
 
神楽 「そうして、人とのかかわりは変わっていくものなんだよ」
 
「……」 じっと、神楽の顔を見る。
 
神楽 「なにかな?」
 
深すぎる、暗い瞳。
 
紫色の唇が微笑む。
 
「あねちゃまは――」 くすくす。 「――あんまり、腐ってないな」
 
「詰まらない。ウチわかったぞ」 ふぃ、と、興味をマルットの方に移す。
 
神楽 「それは良かった……妹君も性根が腐ってるようには思えないけど?」
 
「ウチは全部腐ってるぞ」
 
神楽 「ふふ、それでも腐らない物もあるんだよ」
 
「そうか。ウチわからない。……けど、まぁ、良い」
 
マルット 「えーーーと。はい。ご機嫌麗しゅう。愛人さんたちとお買い物かなんかですか?」笑顔
 
シグ 「まぁ、君の記憶力は置いておくとして。その認識能力欠如も相変わらずだね、マルット君」
 
シグ 「この二人は私の娘だよ。養女だがね」
 
ユィ 「うえーい・・・」いまさら登場w
 
神楽 っと、ゆいちーが出現した。
 
シグ どうやって出てきたかね、月嬢w
 
「しゃなり。しゃなり」
 
「ん。なんか見たことある奴だ。……りぃらりぃら」
 
神楽 ようこそ、魔都でも濃いメンツの集まりに(笑>ゆいちー
 
ユィ ここどこ?
 
デパート。
 
高級店。
 
神楽 デパートのエグゼクティブ(上流階級)エリア。
 
シグ デパートらしいが、入ってるテナントは高級店ばかりらしいw
 
ユィ 「・・・・あれ?皆買い物?」買い物袋提げて
 
神楽 「ゆいちー? なんでこんな所に?」
 
ユィ 「んー。お買い物。符用の紙の補充」
 
マルット 「あら。本当に娘さんだったんですね。今流行の・・・・いえなんでも」
 
「ウチ娘じゃないぞ」
 
シグ 「何が流行か知らないが取りあえず。娘の神楽と漣だ」
 
マルット 「始めまして、ワタクシ、マルット=F=ロックフェラーと申します」
 
マルット あいさつ
 
「りぃらりぃら。マルットか」
 
「しゃなり……ウチ腐御池漣だ」
 
シグ 「ちなみに、書類上娘で登録しているからこれで正しいのだよ漣」
 
登録しやがったのかっ!
 
りぃらりぃらりぃらりぃら! 愉快だな。
 
神楽 「はじめまして、迦具羅蔵 神楽」
 
神楽 そういえば、娘と名乗りつつ全員苗字が違う(笑
 
ユィ 「わたしはユィ=メイイン。ハーフ天使よ?よろしくー」
 
神楽 そしてさり気なくゆいちーも自己紹介に混ざってる(笑
 
シグ 「まぁ、月嬢は娘の学友だ」
 
ユィ 「どーもー♪」
 
譲二 あとジョージも入れといてその娘ーズに(笑
 
娘。
 
シグ 息子にでもなるかね?w
 
シグ 三秒で勘当するがw
 
神楽 三秒かい!
 
きっと、無能になって男だと気づかない。
 
りぃら。
 
マルット 「なにやら・・・複雑な関係に感じますわよ?」にっこり
 
なんだか、状況が複雑だな。
 
しゃなり……りぃら!
 
シグ 「娘達の意向でね。養父の姓より元の自分の姓を名乗りたいそうだ」
 
マルット 「そうだったんですか。ところで、今日は何かお買い物ですか?」
 
シグ 「あぁ、パーティ用のドレスをね」
 
ユィ 「春用の服も買おうかなとも思ったんだけどねえ・・・合うのがない」
 
「しゃなり。あねちゃまの服を探してるらしいぞ』
 
神楽を指差して言う。
 
神楽 「漣のもね」
 
神楽 指差し返して。
 
「ウチのも探してたのか? ウチ服要らないぞ?」
 
首を傾げて。
 
神楽 「着たきりスズメじゃ、困るんだよ?」
 
シグ 「社交界のしがらみというやつだ。要らなくてもまぁ、我慢して着てくれたまえ」
 
ユィ 「たいへんだねえ、そっちも」
 
「そもそも、着たことないぞ」
 
さらっと、言う。
 
神楽 今は!?(笑
 
実はある意味裸だ。
 
りぃらりぃらりぃらりぃら!
 
神楽 直ぐに服を着なさい、服を!(笑
 
「しゃなり。これも身体の一部だからな」
 
くぃ、と、青紫色のマフラー、赤紫の服を示す。
 
ユィ 「なんかやらしいw」
 
神楽 ほら、ゆいちーがエロスに反応しちゃったじゃないか!(笑
 
しちゃったな。
 
マルット 「ああ。でしたら、お勧めのところがありますわよ?ごあんないいたしますか?」
 
シグ 「では、案内して貰っても良いかな?」
 
マルット 「わかりました。では・・・。こちらです」
 
マルット といって隣の店に
 
「りぃらりぃら。なんだったら、いわゆる『裸』の外見にも出来るぞ」
 
ユィ えーw
 
笑いながら神楽に言う。
 
神楽 「ダメ! そういうのに反応しちゃう人もいるから言うけど、良俗に反する行為は禁止!」
 
「しゃなり。うん? ウチわかった」
 
マルット 「夜の商売専門店ベルフェス」と書いてある>看板
 
神楽 そっちもだー!(笑
 
「ここはなんだ?」
 
マルット 「お洋服のお店ですよ?」にっこり
 
ユィ 「あるんだこんなとこ」覗き込み
 
しかも高級店。
 
マルット もちろん
 
ユィ 「おー♪」反応した馬鹿
 
シグ 「ふむ、君の趣味は良く解った。遠慮させて頂こう。恐らく神楽が精一杯力一杯断るだろうからな」
 
神楽 「見ちゃいけません! とにかく、服を買って、合わせてみよう」>漣ひきずり
 
「あねちゃまは積極的だな。りぃらりぃらりぃら」
 
マルット 「一晩数千万使うお店の衣装ですのにーーー」残念そう
 
ユィ 「・・・・丸がすごいかずついてた・・・」落ち込んででてくる。
 
シグ 「まぁ、少なくともあの二人には早い、ということさ」
 
「しゃなり」
 
引き摺られ。
 
神楽 時に。
 
シグ 何だね神楽。
 
神楽 漣は本当に女の子?
 
シグ さぁ?
 
ウチはどっちでもないぞ。
 
つけたり引っ込めたりも出来るしな。
 
神楽 絵を見るに、スカートはいてるけど(笑
 
そもそも、ただの兵器だ。
 
この形は、いわゆる設計者の趣味だな。
 
りぃらりぃら。
 
神楽 甘いな、ウチではそう珍しくもない(笑>ただの兵器
 
甘くは無いぞ。設計者はヴィヴィーヴィ以上の天才だ。
 
人間だけどな。しゃなり。
 
シグ 兵器以上の異常人間人外がごろごろいるからだろうw
 
シグ 「では、ここにしようか」
 
シグ と、選んだのは、クラシックな雰囲気漂うお店。
 
マルット 「ああ。こちらですか。確かに、今風ではありませんが」店内を見る
 
マルット 「センスはいいですねw」
 
神楽 「上流階級の思考なんて良く解らないから、父親が適当に選んでよ?」
 
シグ 「あまり派手な衣装は好みでないものでね。見る側では、だが」
 
シグ 「さて。それではドレスコーディネイトといこうか。神楽、漣。好みの色くらいは言いたまえ」
 
「腐れ色」
 
即答。
 
シグ 「では漣は黒と」
 
神楽 「赤」
 
神楽 研究者としては有能でも、兵器開発者としては無能だね。
 
神楽 兵器に「心」を持たせちゃいけない、それは兵器じゃなくなるから。
 
そのうち出てくるさ。ウチの『父親』はな。
 
シグ しっかり引き取らせてもらった!w
 
案外まともな奴かもしれないぞ。なんせ、うちのPLの考えるキャラだからな。りぃらりぃらりぃら。
 
「しゃなり。ん。ユィも服買うのか?」
 
ついてきたユィを見て尋ねる。
 
ユィ 「んー・・・春物と、頼んでた下着今日は取りに来たの」>漣
 
「張る物と下着? ウチわからない。なんだそれ?」
 
神楽 って、下着は褌じゃなかったのか?(笑
 
ユィ 褌もあるよー?w
 
ユィ 「春物と下着。下着はこういうの」出して見せるw>漣
 
「しゃなり。こういうのか」
 
神楽 出すなーーー!(笑
 
「あねちゃまが騒いでるぞ?」
 
ユィ 論より証拠w
 
神楽 外で下着なんか見せちゃいけません(笑
 
ユィ 「まずかった?」しまいつつ
 
ユィ すいませんw
 
ユィ この娘に羞恥心はないw
 
シグ 「……ふむ。神楽。コルセットをつける覚悟はしておくのだな」ドレスのデザインを見ながらw
 
神楽 「な、なんだってー!!」
 
シグ 「漣はコルセット必要無し、と」
 
「なんだそれ?」
 
マルット 「コルセットは大変よねーーー」
 
マルット 「だって硬いし鍵は付いてるしで・・・ねぇ?」
 
「硬くて鍵がついているのか」
 
シグ 「ああ、体形を細く見せる為の道具だよ、コルセットというのは」
 
シグ 「実際に細くなるがね」
 
神楽 「無理やり細くする、って言うんだよ」
 
「しゃなり。細いと良いのか」
 
「りぃらりぃらりぃらりぃら。奇妙だな」
 
シグ 「ドレスはデザイン上、体がある程度細く無いと入らないのだよ」
 
マルット 「でも体型の維持には大事よ」
 
「しゃなり。ウチ理解」
 
ユィ 「あれ・・・ウエスト22Cmのひといたってほんと?」コルセットと聞いて
 
ギネスか。
 
ペットボトル並みの細さとかな。
 
マルット 「本とホント。私みたもん」
 
マルット 「あれはすごかった。ほんと22せんちだもん」
 
ユィ 「いるんだあ・・・おっかない世界だ・・」
 
シグ 「まぁ、漣には必要無い道具だ」
 
シグ 「必要なのは最近ウエストが3cmばかり大きくなった人だからな」
 
神楽 「異議あり! 2cmだから!」
 
ユィ 「・・・・1cmか・・・」
 
シグ 「四捨五入。というか8は充分に3cmの域に入るよ、神楽」
 
ユィ 「端数切捨ては却下」
 
神楽 「くぅ、2mmの凄さを知らないな!」
 
マルット 「実際2mmやせるのはたいへんよねーー」
 
ユィ 『私も体重増えたとはいえないなあ・・・・』
 
「なんだかよくわからん話をしているな。しゃなり」
 
シグ 「まったく。今から幸せ太りかね?せめて婚約発表まで自制したまえ。特に食後の甘いものを」
 
神楽 「こん!! そ、そそそそんな予定じゃない!!」
 
/ティアティアの微笑む顔が浮かぶ。 すぐにかき消す!
 
神楽 消えろー、わたわた!
 
マルット 「じゃあ出来ちゃった婚約の予定?」
 
シグ 「ではまさか電撃入籍かね?そちらでも父は嬉しいが」
 
マルット 「電撃!それはすばらしい」手を叩く
 
ユィ 「びびっときた?」w
 
神楽 「まだ、そこまでいってない!」
 
見学者 (まだ、か)
 
シグ 「ほほう。『其処まで』、『まだ』、か」ニヤリ
 
/ティアティア「か、神楽さん……あ、あの、えっと、チケットを手に入れたんですけれど……」 掻き消えた。
 
/このことは、親父に知られてはならない!
 
/知られてるかもしれないけれど! 神楽は思ったのだった。
 
神楽 というか、きっとすでに知られてる(笑
 
ユィ 周知の事実w
 
マルット 「なにか、プレゼントを用意せねば・・・」
 
マルット 「こちらがお送りするのは何がよろしくて?家?山?それとも島?」
 
シグ 「はっはっは。花束一つで充分だよ、マルット君」
 
マルット 「花束ですね。じゃあ考えうる一番大きい花束にしましょうw」そして送られる花輪in葬式用
 
ナイスマルット。
 
「なぁ、服はどうなったんだ?」 不思議そうに首を傾げる。
 
シグ 「ああ、もう既に選んで配送を手配した」
 
「そうなのか。ウチ知らなかった」
 
神楽 「合わせすらしてないし、ボクら来る意味あったの?」
 
ユィ 「はやいねえ。私は手持ちで帰りだよ」
 
シグ 「はっはっは!父の目にかかれば合わせの必要などない!本人がいればだがな!」
 
神楽 嘘だ、きっと連れまわしたかっただけだ、と訴える視線。
 
「しゃなり。無駄に誇らしげだな」
 
ユィ 「それもそれでいやらしい・・・・」<あわせすらいらない
 
「りぃらりぃらりぃら! ウチは着る必要すらないぞ」
 
あわせて威張ってみた。
 
シグ 「パーティの時は着たまえよ?」
 
「うーん。ウチ嫌だ」
 
シグ 「我慢しなさい。せいぜい3、4時間だから」
 
マルット 「そうそう。」
 
「これでどうだ。しゃなり」 ぐしゃなり。
 
漣の形が崩れ、ぐしゃぐしゃっと
 
黒い塊になる。
 
シグ 「流石にその状態で娘と紹介する訳にはいかんな」
 
次の瞬間、見て覚えたドレスを着た……漣の姿が。
 
「しゃなり。なんか違うな」 後ろ前。
 
シグ 「と。ふむ。そんなこともできたか」
 
「りぃら。ウチ出来る」
 
マルット 「これはこれは・・・すごいわね」(汗
 
シグ 「まぁ、頼んだドレスはカミュやシェリー用にも直すことはできるしな。まぁ、いいだろう」
 
神楽 「服要らず……でも、それじゃあ味気ないなぁ」
 
後ろ前のまま、歩いてみる。
 
てこてこ。
 
「しゃなり、しゃなり、しゃなりぃら。変な服だ。りぃらりぃらりぃら!」
 
神楽 「ちょ! 違うから!」
 
ユィ 「すごいなあ・・・・」
 
シグ 「ふむ。服が向きが違うのだよ」
 
シグ と、手品を使い幻影を出し。
 
「向きか。こうか」
 
上下逆に。
 
神楽 「やるんじゃないかと思ったーー!」
 
ユィ 「漫画かーーーー!」
 
シグ 正しい着方をした漣の姿を出す。
 
「これか。ウチわかったぞ」
 
ぐしゃ。 しゃなり。
 
「これだな」 ちゃんと着てみる。
 
ユィ 「あ、また・・・」
 
ユィ 「べんりだねえ、それ」
 
マルット 「ほんとにべんりねw」
 
「りぃらりぃら。ウチは集合体だからな」
 
「こういう形を、集まって作ってるだけだ」
 
神楽 「うぅ……服代が浮くと思ってしまった、お姉ちゃんは悪い子です」
 
ユィ 「いちいち注文して合わせなくてすむしさあ・・・」ぶつぶつといいながら
 
「あねちゃまは悪い子か」
 
マルット 「群体なんだ!!あなたいいねぇ」漣を触りながら
 
「ウチ良いか」 じょわ。 しゃなり。
 
触った先から、指が腐り始める。
 
「ん。しまったぞ」
 
シグ 「ま、許すが、パーティの最中にそれはしないでくれたまえよ」
 
マルット 「・・・・おや?」
 
マルット 「なんかまずくない?」
 
マルットさんの指が、腐りかけ。
 
マルット 「きゃーーー。」
 
「うん。ウチ気をつけないとな」 こくこく、と頷いて、服を戻す。
 
シグ パチンと指を鳴らし。
 
シグ 『腐った事実』を盗んで『手品』で『一輪の花』に変える。
 
ユィ 「おっと・・・・『指が腐ったなんて嘘!』」言霊で治療する!
 
神楽 ロマンサーがいる!(笑
 
シグ 嘘は一番弱い言葉らしいがな!w
 
「お前ら便利だな。りぃらりぃらりぃら!」
 
シグ 「さて、悪かったねマルット君。これはお詫びだ」
 
シグ と、花を渡そう。
 
マルット 「ほんと。まあこちらも神に伺いを立てる手間が省けてよかったわよ」ww
 
ユィ 「ああ、出遅れたw」
 
「しゃなり……りぃらりぃら……」 笑い始める、漣。
 
「りぃらりぃらりぃらりぃらりぃらりぃらりぃらりぃらりぃらりぃらりぃらりぃら!」
 
「りぃら。この町はやっぱり面白いな」
 
「しゃなり」 と、突然笑いを止めて。 「買ったなら、ここは用済みか?」
 
シグ 「いいや?おそらくこれからも服を買う場所であろうから、用済みではないな」
 
神楽 「腐らせたらダメだからね?」
 
「ウチまだ腐らせない」 あねちゃまに答える。
 
「ウチ飽きたぞ」
 
首を傾げる。
 
ユィ 「そういや言霊ってほんとになるんだよねえ・・・」神楽さん見て「おおきくなるよ?」(おいっ
 
マルット 「うーーん。陣さんも、いろんな意味で楽しい娘さんたちをお持ちね」
 
シグ 「まぁ、ね。さて、用事は終ったな。家に帰り皆でお茶にするとしよう」
 
「しゃなり、しゃなり、しゃなりぃら……」
 
神楽 「ん、じゃあ、帰るとしようか」
 
「お茶?」
 
シグ 「それではこれにて失礼するよ、マルット君、月嬢」
 
マルット 「はいはーーい。それでは次は舞踏会でお会いしましょうw」
 
ユィ 「んー、ざんねん。それじゃねー」手を振りフリ
 
神楽 「じゃあね、ゆいちー! また明日の学校でー!」
 
「縁が腐ってたらまた会おうな」
 
神楽 コレが本当の腐れ縁、か(笑
 
シグ 「ではさらばだ、フロイライン」
 
シグ では、ここで切ろうか。
 
マルット よござんすよ
 
はい、切りましょう。
 
神楽 切り。
 
ユィ ここで終わりかw
 
シグ じゃ、お疲れ様。
 
マルット でしでしたーー
 
暴走、すみませんでした。
 
シグ いやいや、魔都ではそれで普通だw
最終更新:2020年05月11日 21:11