ミドル・フェイズ12
 
GM    さて……遙さんかなぁ……。



 ミドル・フェイズ12 シーンプレイヤー:八月朔日遙


 
   お、こっちですか。
 
GM    その前に、軽いマスターシーンでも流しておきますか。
 
   まあさておき。委員長どうぞー
 
明彦    侵食率がどうなる事やら。
 
GM    徹君もですよ。
 
   僕も強制ですか?w
 
   いや、マスターシーンじゃないんですか(笑
 
沖那    やらないんじゃない?w
 
GM    流しておきますか。


UGN日本支部……の、
東京都枕辺市新支部。
一人の男が、建物の前に、ふらっと現れた。
白い前髪。サングラス。眉間に皺。
そして、左腕は包帯に覆われていた。


「……は」


皮肉気に笑い、彼は建物へ歩を進める。


「何か御用ですか?」


受付嬢の丁寧な出迎えに、


「ああ? ちょっと貰い物貰いにな」


と、粗雑に応え。続ける。


「ところでねーちゃん。UGNがなんだか知ってっかよ?」
「?」


首を傾げる彼女に、男は言った。


「Unbelievable Garbage's Nest ……信じられない糞ゴミどもの巣窟」




「そいつが、UGNだよ」


 
   えー……新支部に移転早々、なにか来ました(笑
 
明彦    何しに来たんだ、ツンデレw
 
   では、登場侵食を振りますか。

   70+1d10
 
ダイス    遙 -> 70+1D10 = 70+[1] = 71
 
沖那    ひっくw
 
GM    優しい。(苦笑
 
明彦    何だとぉ!?w
 
   うおう!?
 
沖那    これは…私に振り戻しが来そうだな(苦笑
 
   いい傾向ですねw
 
   大変助かりますが、微妙に怖い(笑
 
沖那    やれやれ、早く行けるならそれに越したことは無いが、せめて最終話まで持って欲しいw
 
   逝くの前提!?w
 
明彦    となると俺は期待できるかもしれないが回り回って俺に来るみたいで怖いw
 
   さ、さてGM、状況は?
 
GM    大体日記を読み終え、いくつか要点を纏めた感じですね。
 
   ……徹夜明け、か(笑
 
   委員長は大変ですねw
 
GM    徹夜作業の末、疲れてしまった遙さん。
   不覚にも、意識が途切れてました。
   パソコン前。
 
   なにい(笑
 
   睡眠時間3時間コースですかw
 
沖那    うわぁw
 
   こんな重要な資料を前にそれは危険な……バタン。

   「……zzzZZZ」
 
GM    と言うわけで……起床する辺りから。
 
   ビビビビビビ……と、キーを押しっぱなしにする警告音が響く。

   「ぅ……」

   今は何時だろう……情報戦で徹夜は基本ですが、とPCの時計を見る。
 
GM    12時くらいですかね。
 
   ……夜?
 
GM    昼、さっきの徹君につなげるつもりですから。
 
   「がはっ、寝過ごし……い、いえ、というか、寝、いつ、あれ!?」

   というか、私はいま何処に?(笑
 
   UGN支部では?表にツンデレが訪ねてきたw
 
GM    あれはもう少し後です。
   と言いますか、どの辺りがツンデレなんでしょうか。(苦笑
   首傾げっぱなしです。
 
   正直、名前が憶えづらいんです>ツンデレ
 
GM    小篝白湯日です。
 
   喫茶店、というか斑さんのPCを借りっぱなしなのか、それとも自宅に持ち帰ったのか。
 
GM    どちらでも良いですよ。なんなら、自宅で。
 
   ん、自宅にしましょう。

   「不覚……いつ眠ったのかしら」

   軽く伸びをして、体をほぐしつつ、ディスプレイを見ます。
 
GM    スクリーンセーバを消去し、表示された画面。
   日記の最後……。
   ある、衝撃的な、情報。
 
   衝撃的―――はたして、どんな?
 
GM    結構量が多いのですよね。
 
   一番衝撃なのはどんな情報です?
 
GM    それは、そうですね。


           “新緋色(Last scarlet)” 緋葉実過


 
GM    彼が


           “現創り(Real-Lies)” 夜吹木枯


 
GM    と、同一人物だった点でしょうか。
 
沖那    あー…
 
   ……PLは、考えないでもなかったですが。
 
GM    (笑
 
   確かに、それは衝撃ですね。
   つまり、生きてるじゃないですか、緋葉実過(笑
 
GM    ですね。
 
   裏工作までしておいてガセか、UGN!(笑
 
GM    と言うか夜吹木枯、以前UGNに居たんですよ?
   ちゃんと公開して置きましたが。
   つまり、彼が戻ってきた後、隠蔽工作を行った――可能性は高いでしょうね。
   むしろ、その為に戻ってきたのかも知れません。
 
   ん、同時期に二人別々に存在した訳ではないんですね?
 
GM    ですよ。
 
   片方が居なくなって、もう片方として来た、か。
 
GM    ええ。
 
   で、自分の過去を改竄……うわ、さすがUGN、穴だらけ(笑
 
GM    考えてみれば “口笛回す傷口(Curious round)” 所縁品々
   彼が、何故……緋葉実過の研究内容を持っていたのか?
   夜吹木枯が、所持していたから。
   と、すれば、覗き見る機会があったのかも知れませんね。
   UGNから消失した、その書類を。
 
沖那    ふむ
 
   夜吹木枯は、同じピリオド陣営ですからね。
   そうすると、移視ちゃんとやらが成長して語り部になった、とかもありえるわけですね(笑
 
GM    さて、その辺りの日記でも流しましょうか。
   情報共有などしたい方は、登場してもらいたいところですね。
 
沖那    うーい
 
   ということですが、後で情報を流すにしても、今知っておきたい人は私の家にいらっしゃい(笑
 
   ううんw
 
沖那    まあ、全部流れ終わった後にでも顔を出して見させてもらうとするよw
 
GM    後、茂彦君は、沖那さんの件を伝えたのですか?
 
   無事に帰ってこれたのかな?
   違う彼岸に行ったとかないよねw
 
明彦    伝えた、と言ったと思うが、報告はしただろうな。
 
   連絡は受けたことにしておきましょう。
   そうすれば、先輩方がいきなり現れても理由付けになる。
 
GM    はいな。
 
   じゃあ出ますねー。

   1d10+65
 
ダイス    徹 -> 1D10+65 = [1]+65 = 66
 
GM    ひく。
 
沖那    おいおいおいおいw
 
   わーい。
 
   ……わ、わーい、凄いなー(笑
 
沖那    これは…ホントにやばいかもしれんなw
 
   きーぷきーぷw
   というわけで、見計らって委員長の家を訪ねますね。
 
   では、パソコンの前で腕を組んでいると、インターホンが鳴るわけですね。
 
GM    はいな。
 
   「お邪魔します。委員長」
 
GM    ずかずか。
 
   「いらっしゃい……て、女の子の部屋に勝手に入らない!」
 
   「何かわかりましたか?」
 
GM    多分徹君の方も思案顔でしょうが。(苦笑
 
   まあ、アレはさておきw
 
GM    冷たいです。(笑
 
   「色々と、正体とか、裏の話がね」
 
   「なるほど…聞かせてもらえないでしょうか」
 
   とりあえず、主に目に着いた部分から。
 
GM    とりあえず、日記の大半は


           移視可愛い。


 
GM    で、埋められてました。
 
   はいはい、次々ー。
 
GM    (笑
 
   娘の好物をパスワードにするような親馬鹿は捨ておいて、と(笑
 
沖那    はははw
 
GM    まず、彼が緋葉実過であった頃の、最後の研究に近いところ。
 
   そうそう、それです。
 
GM    それに関する記述を載せますね。


「レネゲイドウィルスにおける疑問――」
何故個人により、発症症状(シンドローム)が違うのだろうか?
複数名が同じ感染者(オーヴァード)から感染した場合に於いても、
発症症状に違いが出る場合が観測されている。


何故発症症状は二種類ずつなのだろうか?
純血種(ピュアブリード)、雑種(クロスブリード)、
そのどちらにせよ細かく観測してみれば、発症している能力は二種までである。


何故、発症症状に拠らない特殊能力があるのだろうか?
全ての感染者が所持していると思われる、基本特殊能力《リザレクト》、《ワーディング》。
また、暴走した感染者(ジャーム)の多くに観測されている《ヴァイタルアップ》と言われる特殊能力。
そのほかにも数種類観測されている、発症症状に拠らなく使用することの出来る特殊能力。
これらが存在しているのは、何故だろうか。


「仮説――」
そこで、一つの仮説を立ててみる。
全てのレネゲイドウィルスは、「同じもの」なのではないかと言うものである。
発症症状ごとに、「数種存在する」のではなく、全てが「同じ」。
それゆえ、症状に拠らない特殊能力があるのだ。
何故、そこで皆が同じ能力にならないのか、と言う点について。
多くの高等生命体の遺伝情報と同様に、
そこにはON、OFFによる切り替えが行われていると思われる。
現在観測されている12種の発症症状。

それらの情報は、全てのレネゲイドウィルスに含まれている。
ただし、一度に「ON」の状態になるのは、二種まで、なのだ。


そこで、さらに何故、が来る。
何故二種までなのか?
二重螺旋――同種の発現機構が、二つ絡まっているのが、レネゲイドウィルスの基本構造である。
それゆえ、二種まで。
何に起因して、「ON」「OFF」は決まるのか?
発症症状は、個人の経験や、精神状況による部分も多いという仮説もある。
鑑みるに、それらは総合的な資質によって決まるものなのであろう。


次回の研究は、この点について行おうと思う。


「実験――」
レネゲイドウィルスの全スイッチを「ON」……つまり、全ての症状を発症させた存在。
それを作り出し、研究することにで、より多くの事がわかるだろう。
仮説が正しいとするのなら、複数の遺伝子を身体に混在させれば、それは可能か。


複製体――という存在がある。
彼らは、発症していない症状の特殊能力を、扱う事が出来る。
それは……別種のレネゲイドの遺伝子ももっているから、であろうか?
ならば。
人の……あるいは生き物の身体の遺伝子を保管箇所とすれば、
同時に三種以上の症状を発症させる事は、可能か?
もしくは、そのためだけに作り出された肉体……余計なものを持たない、肉塊。
か……。



実験を進める。


 
GM    結果、そのような存在を作り出すことに、彼は成功したようですね。
 
   扇君、か。
 
沖那    だな
 
   冥夢…
 
沖那    くいついたw
 
GM    しばらく、その存在の研究が続けられます。
   しかし、対象は精神面の発達が怪しい。 その能力を――

   使いこなせない。

   と言う状況で、研究は続けられます。
 
   余計な物をもたない、というのがラジカルレネゲイド、スーパージャームでしょうね。
 
   そもそも精神面の発達ってw
 
GM    まぁ、またしばらく
   移視可愛い ですが。
 
   パラパラパラパラ(ページ送り)
 
   死んでしまえ。
 
GM    では、最後の日記。
 
   はい。


いつものように薬を投与する。
しかし実験体の様子はいつもと違った……もっと、早く、気づくべきだった。
何が起きたのか、瞬間判断できなかった。認識出来たかすらも怪しい。
硬質ガラスは一瞬にして破られ、次の瞬間には腕が振り上げられていて
……そして、腕は移視に……移視に振り下ろされた。
当然だ。
一番近くにいたのだから。
ケージの前で食い入るように見ていたのだから。
暴走した実験体が一番近くにいるものを狙うなど、必然で……、
移視は…………飛び散っていた。 バラバラに。
宙を舞う移視の腕、掌、足、胴体、内臓、骨、頭……肉塊……。
――移視と視線が交錯した気がした。
否、既にその瞳に光など無く――何が起こったか分かるはずも無く――そしてそれは私も同じだった。
移視に、移視に向かって駆け寄った。
走った、速く、早く、助かるはずも無いが急げ急げ、力の限り、
体の事など知らない、心もどうでも良い……移視……!
……誰かが邪魔をしている……放せ、腕を、足を――! 移視が……!
……




気づいたときは、ベッドの上だった。
私は他の研究員に取り押さえられ、すぐにその場から逃がされたらしい。
戻ったときには、実験体の姿も、……移視の姿も無かった。
原型など無かった。
研究室に、原形をとどめているものなど。
残ったのは、わずかな肉片、飛び散った実験道具の破片、薬剤……。
……




私は、名前を捨てよう。
いや。
緋葉実過は、ここに死ぬ。


……葉が緋色に変わり、実が成り、それを過ぎた後には冬が来る。
光の射さぬ暗い夜の闇に、寒い、木枯しの吹く冬が。
――夜吹木枯。
名など、どうでも良い。


生まれ変わるのではない。
必要の無い記憶はいらない。
目的を果たすためだけに、そいつは存在する。
また会おう。
あるいは、これきりだ。




 
GM    と言う辺りで、日記は終わってますね。
 
沖那    ふむ
 
   ……自殺した男の日記、と言われれば納得できそうな話ですが。
 
   色々言いたいことはありますが…
 
   逆に、今なぜピリオドにいるのか。
   そして、なぜこれを北化さんに預けたのか。
 
   そのあとどうしたのか、の方が問題なんですけどね。
 
沖那    さてはて、死後に何を持って行ったものやらね
 
   ん、そうか。
   だから理想郷なのか。
   先輩は振り切りましたが、ようは同じ理由なんですかね。
 
   んー、でも移視はいなかったんですか?
   あれ、となると例の幻覚男の子が移視じゃないんですか?
 
沖那    さて、流れ終わったし、私も出るか
 
GM    ほう、どうぞ。
 
沖那    1d10+65
 
ダイス    沖那 -> 1D10+65 = [8]+65 = 73
 
GM    ぶ。
 
沖那    ・・・やはりなw
 
GM    あははは。
 
   ああ、少し安心しました(笑
 
   フィードバックw
 
GM    まぁ、10じゃなかっただけ。
 
沖那    くくっ、まあ重畳
 
GM    登場、どうぞ。
   後、出来ればいろいろ意見交換するロールが見たいですかね。
 
沖那    「ホントに死ねたというのなら、それはそれで羨ましい限りだな」

   後ろから普通に画面を覗き込みつつ
 
   「!! 沖那先輩!?」
 
   「……先輩、不法侵入この上ないですよ?」
 
沖那    「扉があけっぱなしだったし、呼んでも返事が無かったのでな」
 
   「さしあたり、お帰りなさい。ご無事でなによりです」
 
沖那    「残念ながらこの通り無事だよ」

   ふぅと一つ息を吐き
 
   「沖那先輩、生きてたんですか!?」
 
沖那    「ははっ、既に葬式でもあげていたならすまなかったな」
 
   「いえ、それはまだでしたけど。1+1は!?」
 
沖那    「田んぼの田」
 
   「ジャーム化もしてないみたいですね…」

   ふう、と安心。
 
   なにその確認方法!(笑
 
沖那    (そう遠くは無いかも知れんがな)
 
明彦    …俺も来るべきか?w
 
GM    辛いのなら、出なくても。(苦笑
 
   侵食率の関係で厳しければ、無理しなくてもいいでしょう(笑
 
   さておき。
 
沖那    「まあ、何はともあれ、状況はどうだ?」
 
   「どこから居たのか知りませんが、とりあえず細かい情報が集まった所でしょうか」
 
   「はい、委員長が夜吹の日記が見つけました。これです」
 
   「ピリオドの幹部と思われる存在の、消された過去の記録、ですね」
 
沖那    ⇒つかう すてる
 
   つかう。
 
GM    とおるの知力が10伸びた。
   とおるの精神力が20減った。
 
   はいはい、つかう セルフ で自殺しかねないコマンドは置いておいて。

   「もっとも、消したのも本人なら、この日記を残したのも本人な訳ですが」
 
沖那    「ははっ、まったくだな」
 
   「しかし、この実験で書かれているのは…冥夢、でしょうね…」
 
   「実験内容からみて、間違いないでしょうね……そして、緋葉実過は娘を失った」
 
   「夜吹は今、どこに…?」
 
沖那    「さて、な」
 
   「彼が、夜吹木枯と名前を変え、なにを企んでいるのか」
 
沖那    「それこそ、『理想郷』かもな」
 
   沖那先輩会ってないんですか?w
 
沖那    さてなw
 
   死人復活トワイライトゾーンにいたんでしょう!w
 
沖那    お試し期間だったものでなw
 
   「理想郷、ですか? 確か、ピリオドの目的の」
 
GM    その説明も、あまりされてませんよね。
 
   ここで先輩の実体験をカクカクシカジカと(笑
 
GM    遙・徹、また支部長とかには。
 
   「ただ、色々と推測できることはありますね…死者の復活。
   夜吹は娘を生き返らせるために全てを仕組んだと考えるべきではないでしょうか」
 
   「そう、決め付けるには全体的に情報が足りないけれど……心情的にはその動機がしっくりくる、か」
 
沖那    「だが、そんな真っ当な理由だったら、あそこまで変人が集まるとイマイチ思えないがな。くくっ」
 
   「そうですね。誰もが死者の復活を望んでいるべきではないんでしょうが…」
 
沖那    ここは茂野を呼んで困らせてやるべきだろうかw
 
   電話しますか?w
 
   「ですが、そう考えると第一幕の斎槻さんの動機が解ってくるのではないかと」
 
   一幕とかメタだからw
 
沖那    第一幕言うなw
 
   「沖那先輩は死者に…会ったんですか?」
 
沖那    「何だ上成、お前は死んだ中に誰か会いたい人でもいるのか?」


母親――
父親――
上成徹には、それらが居ない。


 
   「……わかりません」
 
GM    ……。
 
   場が膠着してきましたね。
 
GM    特に意見交換など、したいことはありませんか?
 
   特には。
 
   理想郷について、先輩の意見が聞きたいけれど、
   うう、聞きにくいな(笑
 
   そうw
 
沖那    「まあ、理由や目的なんて、本人に聞ければ一番早いのだろうがな」
 
   「その本人がどこにいるのか、また何をしようとしているのか」
 
GM    シナリオ上あんまりPCが集う事は無いので、
   出来れば交流を深めておいて欲しいかなぁ、と思いましたが。
 
   理想郷に夜吹か移視はいたか聞きたいかな?
 
   多分、いたとしても気づかないんじゃないかな(笑
 
   もう世界を作って引き篭もってたりしてw
 
沖那    そもそも、私が見てた世界なんて、一点を除けばお前らと変わらんぞ?w
 
   「さしあたって、この資料は支部長に提出します。今のウチに確認しておきたい事はありますか?」

   特に上成君。
 
沖那    ああ、それともう一つあったか
 
   はい?
 
   実験体…冥夢のことはこれ以上はないのかな。
 
   ということですが、GM? 資料は他に詳しくないですか?
 
GM    んー、どう言う点について聞きたいですか? ちょっと用意してないので
   質問に答える、と言う形で。
 
   最終的な実験体は、仮称・扇君一人だけですか?
 
GM    勝手に仮称をつけるのはどうかと思いますが、実験体は1体です。
 
   今のところ、あくまでこっちが扇君だろう、と思っているだけなので(苦笑
 
   実験体を作り出したのは何年前?実験体の末路については何か書いてありますか?
 
GM    日記の終了が10年前。実験を開始したのは、その半年前くらい。
 
   半年の成果ですかw
 
GM    実験体に関する記述は、暴走の後姿が見えなかった、と言うのが最終記述。
   おそらく逃亡したものと思われますね。
 
   あと、実験体を回収する必要性については書いてありますか?
 
GM    特に回収しよう、とは書いてありません。
 
   わかりました。他には特にありません。
 
   ふむ……他に、何か聞きたいことはありますか? 今ここに居ないセンパイも(笑
 
明彦    んー。特に無い、が、まぁ幾らか仮説はあるな。
 
GM    そうそう、遙さんに
 
   はい?
 
GM    情報:緋葉実過の日記帳

   と言う技能を差し上げます。
 
   えらい特殊な情報技能が(笑
   ま、まぁ、これでいつか必要になった時に検索できるでしょう。
 
GM    まぁ、使えそうなところで申請してみて下さいな。(笑
   レベルは幾つが良いですか?>技能
 
   それはもう、高ければ高いほどいいですけど(笑
 
GM    ああ、そうだ。精神素で振って、10の位+1だけのレベルにしてあげましょう。(笑
 
沖那    はははw
 
   侵食ボーナス入れて5個か(笑

   5r
 
ダイス    遙 -> 5R = [9,3,8,1,4] = 9
 
   ちぃ。
 
GM    あらら、では1レベル。
 
   まぁ、無いよりましです。
 
明彦    あ、一つあった。その実験体だが、何処まで進んでいた?>シンドロームの数
 
GM    具体的な検証は記述されて居ませんでしたが、
   少なくとも三種、四種以上は確実に発現していたみたいですね。
   12種全種発現するよう、作ってはあったそうです。
 
明彦    何かはわかるか?>シンドローム
 
GM    エンジェル、モルフェウス、サラマンダー辺りですかね。
   検証しなくても観測されやすいものです。
 
   実際この前、全部使ってきたじゃないですかw
 
明彦    まぁ、聞く理由としては今の扇とチェシャが混ざっているように移視が実験体に混ざってる、
   もしくは誰かの中に入ってる可能性等があるわけだからだが。
   そしてそれを踏まえた上で夜吹木枯がピリオドの中枢であり、
   それで俺や堅陸のような能力が開発されたならば…むーん。
   頭が上手く回らん。
 
   じゃあ、これくらいでいいですかね。
 
GM    他に聞きたい事は無し、ですかね?
 
   そうですね、あとで思いついたら改めて私が検索しましょう。
 
GM    はいな。では、その辺りで……支部長から連絡。
 
   おや。

   「(ピッ)八月朔日です」
 
GM    奏手:「はい、私よ」
 
   「如何しましたか、支部長」
 
GM    奏手:「任務の進み具合はどうかしら?」
 
   「緋葉実過の日記を入手し、その解析が先ほど終わりました」
 
GM    奏手:「それは興味あるわね。後で送って頂戴」
 
   「データで送るとなにかと物騒ですから、後で媒体を直接お持ちしますね」
 
GM    奏手:「あと……そうね、えーと、徹君だったかしら?
       今何処に居るかわかるかしら?」
 
   「はい、彼と……捜索対象でした堅陸先輩は今この場におりますが?」
 
GM    奏手:「あら、丁度よかった。変な人が来てるのよねぇ」
 
   ああ、ツンデレ(笑
 
沖那    きたねぇw
 
   「上成君にお客様ですか?」
 
   「なんですか?変な人というと、色々心当たりがあるんですけど」
 
GM    奏手:「小篝白湯日って人ね。名前を言えばわかるはずだぜーって言ってるんだけど」
 
沖那    しかし、もうツンデレで固定かw
 
   「ああ」
 
   「解りました、ではデータをお持ちするついでに上成君を支部にお連れしますね」
 
GM    奏手:「ずかずかと支部の中に入って来て、今コーヒー飲んでるわ」
 
   「態度のでかい人ですね」
 
GM    奏手:「不味いとか言ってるわ」
 
沖那    「とんだ知り合いだな、上成」
 
   「いえ、知りません」
 
   「よく知っているそうですので、後で連れて行きます」
 
GM    奏手:「なら飲むなって言ったら、
       そこでもっと美味しくしようって言う向上心はねーのか? と返されたわ」
 
   「はあ…」
 
   「そうですね、ちょうど良い機会ですからこれから向かうことにします」
 
GM    奏手:「うん、お願いするわね。さっさとお引取り願いたいと思ってるから。
       あ、今は契と話が盛り上がってて、割と静かよ。別の意味で五月蝿いけれど」
 
   「……それはそれは。
   では、また後で。失礼します」
 
GM    奏手:「ええ。あ、ああっ!」

   ばさばさぁ……
 
   なんですか?w
 
GM    書類の山を崩した見たいです。(笑
 
沖那    ええーw
 
GM    奏手:「ちょっとくるのまってくれないかし」
 
   (ぴっ)

   「ということだから、上成君。支部に行くわよ?」
 
GM    沖那さんはどうなさいますか?
 
   「先輩も、一緒に支部へ来られませんか?
   今まで、どういう状態だったのかは解りませんが、一度先生の検査を受けた方がよろしいかと」
 
沖那    「そうさせてもらうよ、家にも一度戻ったが、なんというか…困ってな」

   苦笑して
 
   「では、さっそく向かいましょう……いいわね、上成君?」
 
   「すごく気は進みませんけど…はい」
 
沖那    「ホント上成は変なものに好かれるタチのようだな、くくっ」
 
   「上成君ですからね」
 
   「どういう意味ですか!」
 
GM    では、パソコンから記録媒体を抜き取って、電源を落しまして
   ……遙さんのシーンエンド、ですかね。
 
   ですね。
 
   はい、カット。
 
GM    ぶつん。
最終更新:2020年05月16日 05:19