ビフォー・フェイズ01
 
GM    では、徹君から始めましょう。



 ビフォー・フェイズ01 シーンプレイヤー:上成徹


 
   はーい。
   学校は始まったんでしょうか。
 
GM    いいえ、まだ始まってませんよ。
 
   そういえば夏休みでしたね。
 
GM    侵食率、振りたいですか?
 
   どういう質問ですかw
 
GM    振らせようかなー、と、最初は思っていたんですけれど
   なんだか振るのも不自然だなーと思いまして。
 
   日常のシーンなら、レネゲイドは沈静化しているはずですからね。
 
GM    ん、よし。
   振らなくて良いですよ!(笑
 
   はーい。
 
GM    で、海に行きたいのでしたっけ?
 
   うん。
 
GM    冥夢は居ないですけれど、良いですか?
 
   冥夢はいないけれど、いいです。
   冥夢はいないですけど…いないですけど。
 
沖那    まじでいくのかw
 
   クラスメイトを引き連れて(笑
 
   江梨さんはどうしようw
 
   ここは茂野センパイのためにとっておきましょう(笑
 
   明彦先輩、どうしますかー? 海来たい?w
 
明彦    ふむ、行っておくか。
 
GM    おや。
 
   珍しい、団体行動ですよ(笑
 
GM    後で明彦君のシーンもありますよ?
 
明彦    それはわかるが、日常だしな。最後になるかもしれん。
 
沖那    茂野は侵食の関係上出てるシーン数少ないしいいんじゃない?w
 
   海から現れるんですかw
 
   どこの海人ですか(笑
 
   じゃあ、江梨さん、千歌ちゃん、浮橋、浅田で海に来ますねー。
 
GM    遙さん無し、ですか?
 
   委員長は来る?それとも里帰り?w
 
   そうすると必然的に娑羅樹ちゃんも来る事に?
 
GM    娑羅樹は後でちゃんとシーンを作りますよ。
   要監視対象なので、一般人と遊べるかと言ったら、難しいですし。>娑羅樹
 
沖那    八月朔日もいったらどうだ?
   貴重なサービスシーンだぞ?w
 
   ああ、それは重要です、よし出よう(笑
   では、久しぶりにクラスメイトと戯れます。
 
   むしろ初?w
 
   なんて事を、否定できないじゃないですか(笑
 
   じゃあ、海に来ました。
 
GM    はい、ではシーンをスタートします。



    照りつける――太陽!

    すうっとするような――青空!

    膨れ上がった――入道雲!

    輝いて煌く――大海!


 
   「ふう、夏だねー」
 
GM    千歌:「そして、人一人住まない――無人島!」
 
沖那    ちょっとまてw
 
GM    仮名:「やめてよ千歌ちゃん! 漂流したらどうするの!」
 
   「まず飲み水の確保が最優先ね」
 
GM    君光:「いや……流石に千歌でも、
       俺たちを無人島へ漂流させられるほどの知恵はないはず」
 
   「サバイバルになっちゃうから!」
 
GM    麻紀:「先輩と二人っきりなら、それもいいかもっ!」

   千歌:「もう、冗談だよ!」

   と言うわけで、海です。
 
   みんな着替えてるんだよね。
 
   それは、海ですから。
 
GM    んー、着替えている方が良いですか?
 
   まあ替えておこうよ。
 
明彦    では、トランクスタイプの水着に上にパーカーでも羽織っておくか。
   サングラスかけて。
 
GM    麻紀:「先輩! 痺れますっ!」

   ぶるぶると、先輩を見て。
 
   僕もトランクスですね。普通に。
 
   ブーメランじゃないんですか、センパイ(笑
 
明彦    して欲しいのか、それをw
 
GM    人はどのくらい居るのが良いですか?
 
明彦    多くも無く少なくも無く、か?
 
   そこそこー
 
GM    了解しました。
 
   「それにしても、天気がよくて良かったわね……海が綺麗」
 
   「それなりに混んでるけどね。これくらいなら大丈夫だよね」
 
GM    千歌:「うん、平気平気! よーし、徹君を焼くぞ!」
 
   「肌を焼こうよ!」
 
GM    君光:「確かに徹は少し焼いた方がいーかもな。なまっちょろいから」

   仮名:「う、うーん」
 
   まあ肉体1だしねえw
 
   「泳いでいれば自然と焼けるでしょう。
   それより浅田さん、伊勢さん、江梨さんは
   きちんとケアしておかないと肌が荒れるわよ?」
 
明彦    今は黙々とパラソルを設営しておく。
 
GM    麻紀:「手伝いますっ!」

   くぃっ、ばたばた、がしゃこん。

   千歌:「うわー、麻紀ちゃん! 際どい水着なのに、サービスしちゃうよ!」
 
明彦    「邪魔になるから退いていろ」
 
GM    麻紀:「うわっ……えっと、策略の内です!」
 
   「江梨さん元気だねえ…」
 
GM    君光:「良い策略だー!」

   仮名:「浮橋君!」

   肘小突き。
 
   「……変わらないわね、浮橋君は」
 
   「いや、ナンパに走らないからね…」
 
明彦    「ああいう奴は変わらんものだ。大概な」
 
GM    君光:「いやぁ、はっはー。八月朔日さんも素敵だね、その水着!」

   きらーん
 
   ビキニにパレオ付き、麦藁帽子にメガネと完全装備です。
 
GM    おや、随分完全装備ですね。(笑
 
   めがねw
 
   必須でしょう?(笑
 
GM    仮名ちゃんは、可愛らしいタイプの水着です。
   カラーは、明るいグリーン辺りです。
   ビキニは……ちょっと自信がなかった。(笑
 
   「……」
 
GM    千歌ちゃんは、堂々と動きやすいビキニ。黒っぽい赤色で、お洒落。
   ただし、いつぞやの麦わら帽と――
   抱え込んだ浮き輪や浮き具(計3つ)が、間抜け。
   おそらく確信犯。
 
   ツッコミ待ちかw
 
明彦    胴に浮き輪、それと両腕に浮き具か?w
 
GM    明彦君正解。イルカちゃんとか抱えてます。千歌ちゃん。(笑
   首に、水中眼鏡(大き目)とかかけてます。千歌ちゃん。
   君光は男なので結構適当。 と見せかけて、お洒落なトランクスです。
 
   劇画調の虎が描いてあったり(笑>お洒落
 
GM    運動部なだけあって、大分引き締まった体。
 
沖那    肉体値で言うと5ぐらいか?w
 
   明彦先輩並ですかw
 
明彦    俺が6だからな。
 
沖那    ちなみに実は私は7だがなw
 
   私はつつましく肉体1です(笑
 
   同上w
 
GM    麻紀ちゃんは、白で際どい水着ですね。
   こう、気合入ってます。
   誰かのために。
 
   ツッコミなし?w
 
明彦    と、言っても。俺にやる事ができるのはパーカー投げてやるくらいだが。
 
GM    余計惚れさせてどうしますか。
 
   同じような行動を玉響先輩の時もやりましたよね、センパイ(笑
 
明彦    まぁ、今はやらんがな。
 
   「じゃあ、泳ぎにいこっか?」
 
GM    千歌:「そうだね、泳ごうぜっ! 向こうの岸まで勝負だよ!」

   仮名:「向こう岸、見えないんだけど……」
 
明彦    「浮き輪と浮き具付きが無謀な事をするんじゃない」>向こう岸
 
GM    君光:「つーか、浮き具貸せ。千歌」

   千歌:「全部私のだよ!」

   君光:「全部使うのか!?」
 
   「どうやって!?」
 
明彦    「溺れるだろ」
 
   「伊勢さん、浮き具を2つ以上つけると確かに浮くけど、動けなくなるわよ」(笑
 
GM    千歌:「私天才だもん!」

   仮名:「なんの!?」
 
   なんの(笑
 
GM    千歌:「えっと……ジェンガ!」

   君光:「確かにバランス感覚が要求される――!」
 
明彦    「関係が無いな、今と」
 
沖那    関係ありそうで全然関係ないなw
 
GM    仮名:「でもそれ……一つ一つ抜かれて行っちゃうね……」

   千歌:「崩れるまでゲームが終らないー!?」
 
   「ねえ、それはいいから泳がない?」
 
明彦    ビーチバレーとかじゃないのかw
 
GM    千歌:「おっとっと。話がそれたね」

   君光:「逸らしたの誰だ」
 
   「明彦先輩です」
 
GM    麻紀:「さすが、先輩!
       気付きませんでした! 凄くさりげないですね!」
 
明彦    「今の会話を振り返る記憶力も無いのか、お前は」
 
GM    麻紀:「うわっ……上成君に騙されましたよぉ……」

   と言うことで、各自やりたいことなんかあったら、どうぞ。(笑
 
   とりあえず、浮橋と浅田の様子を伺うかな。
   それから、江梨さんは明彦先輩に押し付けておくw
 
   デバガメですか、上成君。
 
   不本意な!w
 
GM    徹君のシーンなので、徹君視点で行きますよー。
 
   はーい。
 
   私はパラソルの下で本でも読んでいます(笑






 
   あー
 
GM    んー?
 
   前言撤回で悪いんですけど。
 
GM    はい。
 
   みんなでビーチボールでもしません?
 
GM    (笑
 
   ビーチバレーだw
 
   バレーですか。
 
GM    良いですよ。
 
   メンツが偏りそうですね(笑
 
GM    では、ちょっと水を浴びた後、ビーチバレーになります。
   チームわけ、どうします?(笑
 
   じゃあダイスで組を決めようかw
 
GM    ダイス。(笑
 
明彦    7人だからな。
 
   一人審判(笑
 
   誰が審判?w
 
GM    あはは。(笑
 
   浅田さんか、私じゃないですか?(笑
 
明彦    伊勢でも違和感は無いがなw
 
GM    まぁ、特に意向が無ければ、ダイスで決めましょう。
 
   とりあえず
   1.僕、2.委員長、3.明彦先輩、4.千歌ちゃん、5.浅田、6.浮橋、7.江梨さん
   (ころころ)4
 
GM    ぶ、勝手に決められた!
 
   ごめんねw
 
GM    まぁ、良いですよ。もう、千歌ちゃん審判で。

   千歌:「えーっ……。私審判?」
 
沖那    マトモに審判やる気が一番無さそうなのがw
 
GM    君光:「その方が安全だ」
 
   「じゃんけんの結果だもの、仕方ないわ」
 
   「うーん、ごめんね千歌ちゃん」
 
GM    仮名:「公平にね、千歌ちゃん」

   麻紀:「先輩を贔屓してくださいっ!」
 
明彦    「普通にやれ、普通に」
 
GM    千歌:「それ、必要ないと思うよ!」

   麻紀:「おっと。そうでしたね!」
 
明彦    運動技能無いがなw
 
   素質でカバー(笑
 
GM    千歌:「よっし。審判をやらせたら、
       私の右に出るものは居ないということを、思い知らせてあげるよ!」

   君光:「それは、お前から見て右側のチームは負けるってことか?」

   千歌:「ざっつらいっ!」

   仮名:「もうっ、真面目にやらないと駄目だよ!」
 
   じゃあ、チームわけしましょう。
   僕から1d5を振っていきますねー。
   1.委員長、2.明彦先輩、3.浅田、4.浮橋、5.江梨さん
   だれかなー(ころころ)5、うわあw
 
明彦    江梨かw
 
   一番接点ないところに来たw
 
   凄いコンビです(笑
 
   「えーと、江梨さん。よろしくね」
 
GM    麻紀:「うん、よろしく~」
 
明彦    で、八月朔日が1d3か。
   1.俺、2.浅田、3.浮橋だな。
 
   (ころころ)1、ごふ(笑
 
   うわーw
 
沖那    あw
 
GM    なんだか見事にカップルが分断されていく。(苦笑
 
明彦    「お前とか、八月朔日」
 
   「センパイ、やるからには勝ちに行きましょう」
 
明彦    「ああ」
 
GM    麻紀:「あっ……!
       ……先輩と遙ちゃんって……そう、言えば……」(第一幕の確執参照)
 
明彦    その前に、江梨にパーカー渡しておくか。
 
GM    ぉ?
 
明彦    「江梨。着ておけ」

   パーカー投げる。
 
GM    麻紀:「ほへ? あぅ」

   ばふっ、顔面で受け止め。

   麻紀:「え、え?」
 
明彦    「その格好で運動する気か、お前は」
 
GM    麻紀:「あ……あ、ありがとう御座います、先輩っ!
       宝物にしますっ! 毎晩、抱きしめて眠りますね!」
 
明彦    「終ったら返せ」
 
GM    麻紀:「あぅ!」

   でも幸せ。
 
   江梨さんの確執は「喜ゲージ」振り切りの効果で収束したようです(笑
 
   「千歌ちゃん、よろしくねー」
 
GM    浅田・浮橋どうするんですか?
 
明彦    残ったペアだろうw
 
   ……シード?(笑
 
   よし、それでw
 
GM    ああ、3対3で無理やりやるのかと思いました。(笑
 
   都合3チーム完成。
 
GM    ちょっと、4人のデータとか作ってませんよ!(苦笑
 
   まぁ、ニュアンスで(笑
 
   そこは適当でw






 
   「じゃあ委員長、明彦先輩、勝負だ!」
 
GM    君光:「んー、どっちが勝つかな」

   仮名:「えっと、えっと……うーん、わ、わからないよ」
 
   まあ、僕と委員長は足を引っ張るので。実質明彦先輩と江梨さんの勝負?w
 
   ……ああ、その二人の直接対決なら、勝敗は決まった(笑
 
GM    君光:「息の合い具合で、先輩チームだと思うな。俺は」

   仮名:「上成君のチーム……支離滅裂だし……麻紀ちゃんだもんね」

   君光:「ああ。江梨さんだから」
 
   「はっ。しまった!」
 
GM    と言うわけで、手っ取り早く演出勝負へと持ち込みましょう!(笑
 
   いや、江梨さんの潜在能力はジャームをも凌駕すると(笑
 
沖那    はははw
 
明彦    するなw>潜在能力
 
GM    千歌:「ここでいい勝負にするために、私が助言っ!」

   仮名:「千歌ちゃん!?」

   君光:「あ、不確定要素が居たか」
 
   「千歌ちゃん、なにかあるの!?」
 
GM    千歌:「茂野先輩を見事任せたら、感服して、
       きっと麻紀ちゃんをより一層見直すと思うよ!
       デートに持ち込めるかも!」

   麻紀:「えっ!?」
 
明彦    「無いな」
 
沖那    おいw
 
   完全否定(笑
 
GM    麻紀:「な、無いって!?」
 
   「ひどいよ明彦先輩!」
 
GM    千歌:「そうやって粋がってる先輩を、見返してやるのです!
       恋する乙女の執念、見せてあげなよ!」
 
明彦    「ならばまずは弾道を見切ってから言え」

   ずばこーん。
 
   「み、見えないー!」
 
GM    麻紀:「お、おっしゃー!」

   飛んできたビーチボールを――
   グーで! 弾き返す麻紀ちゃん。
 
   殴り返した(笑
 
明彦    「面白い」

   同じく殴り返すw
 
   ラリー!?w
 
沖那    茂野がボール殴ったら割れないか?w
 
明彦    かもしれんw
 
GM    千歌:「……うわー……底知れぬフラストレーションが……」


ばこーん ずぽーん ばちこーん

    (10分後)

ばこーん ずぽーん ばちこーん


 
   「……あ、伊勢さん、私のバックからポカリを取ってくれない?」
 
GM    千歌:「はい、どうぞー」
 
   「ありがとう」(ゴクゴク
 
明彦    「中々ねばるな。だが息が上がっているぞ」
 
GM    麻紀:「はぁっ、はぁっ、はぁっ……」

   君光:「……すげぇ、俺……こんなビーチバレー、初めて見たよ」

   仮名:「これ、ビーチバレーなのかな……」

   観客が集まって来たり?(笑
 
   テニスの卵様もビックリな対決です(笑
 
   僕は背景と化してますね、なんだってー、役w
 
   私なんて観客と同化してますよ(笑
 
GM    顎から滴り落ちる汗を……拭う。
   暇も無く、飛んでくるビーチボール!
   拭った汗をそのままに、江梨麻紀は渾身の力を込め――殴りかえすっ!

   ぱぁん!

   はじける水滴――キラキラと、陽射しを反射して。
 
明彦    「中々だ、だが、ここで決める…!」

   一際強く殴って!
   1ならボール割れる(ころころ)1
 
沖那    割ったw
 
明彦    「ぬ…」


    ばぁんっ!


 
GM    千歌:「うわ」

   仮名:「あら」

   君光:「おお」

   観客:「どよどよ」
 
明彦    「強く殴り過ぎたか」
 
   ひゅるひゅるひゅる……ぺしゃ。 ←コートに
 
GM    千歌:「失格、失格!」

   麻紀:「……」


ひぅ……
    ぱたりこ。


 
GM    仮名:「えっ!?」
 
   「うわあ、江梨さーん!」
 
GM    千歌:「熱中症、熱中症!」

   君光:「そりゃ……10分間、水分補給なしでこの気候の中……」
 
   「江梨さん、気をしっかりもって」(ポカリをバシャバシャバシャ
 
GM    あれだけ激しい動きをしてたらねぇ。
 
明彦    「其処まで無理をしてするな…」

   日陰に連れて行くのが先決だな。動かさないよう連れて行く。
 
GM    麻紀:「う、う~ん……」
 
明彦    「まだ寝ていろ。倒れるほど無理をするな」






 
   というわけでビーチバレーはお流れにw
 
GM    千歌:「――と、いう事で! 次は徹&遙VS仮名&君光になります!」
 
   「続くんだ!?」
 
GM    先輩と麻紀ちゃんは任せて。(笑
   これぞ正しいカップル!?
 
   「ともあれ委員長、頑張ろう!」
 
   「そうね、目指すは優勝よ」
 
   「例によってアドバイスお願い!」
 
   「実力で頑張りなさい」(笑
 
   よーしw
 
GM    千歌:「白熱してまいりました!
       ついにこの霞衣学園ビーチバレー勝負も決勝戦ですっ!」

   観客:「わあああああ!!」
 
   さっきの試合の後遺症で観客が(笑
 
   「いくぞー!」

   と、サーブ(ころころ)3、へろへろ。
 
   所詮は、私たち肉体1コンビだから(笑
 
GM    君光:「ふんっ、だからお前はマンモーニなんだよ!」

   千歌:「勝つと思ったときには既にっ!」

   君光:「勝っているのさ!」
 
   プロシュートの兄貴!?w
 
GM    仮名:「は、版権に引っかかるよ!?」
 
   3大兄貴の一人ですね(笑
 
明彦    「言ってる間にボールが落ちかかっているぞ」
 
GM    落ちそうなボールを――そこは、浮橋君光!
   足で蹴り上げました!
   ↑ありかよ
 
   「セパタクロー!?」

   まあ、ルール上はありですよ?w
 
   「くっ、サッカー部、流石の健脚ね!」
 
GM    君光:「行け! カナ様!」

   仮名:「えっ!? ちょ、何、すればいいの!?」

   君光:「向こうに返すんだよ!」

   仮名:「ええっ!?」
 
明彦    「ボールを撃ち込むんだ、普通は」
 
   「これをスパイクといいます」
 
沖那    決してカウボーイばビバップにあらず
 
   「力いっぱい叩くのよ」
 
GM    千歌:「そこで仮名ちゃん、お約束のぽろりっ!
       さっき後ろの紐解いておきました!」
 
   「おおい!?」
 
GM    仮名:「いっ いやあああああああああああああ!!」

   ばごぉっ!

   君光:「うぉおお!?」

   凄まじいスパイク!?
 
   これも一種の「いやぼーん」?(笑
 
   浮橋をw
 
GM    千歌ちゃんに、命中!

   千歌:「けぷっ!?
       ……なんちゃって、嘘です……」

   ばたん。
 
   「千歌ちゃーん!?」
 
GM    仮名:「……えっと、あ、あれ?」
 
   「……アウトね、ポイントはこっち、と」
 
GM    君光:「って言うか、審判が倒れちゃったぜ?」
 
   はい、しゅーりょーw
 
   物凄い無効試合の嵐(笑
 
沖那    だめだこりゃw
 
明彦    「審判が倒れたな。代役を立てるか」
 
GM    仮名:「あっ!? ち、千歌ちゃん!?」

   千歌:「私の骨は海に撒いて……っ!」

   君光&仮名:「うん、わかった」
 
明彦    「このまま海に放り込んだ方が良いか?」
 
GM    千歌:「きゃーっ!」

   ざぱーん。

   と、いうわけで、前座終了。
 
   前座(笑
 
   何の前座w






 
GM    さて、そんなビーチバレーも終わり、各自各々遊んでいる中、
   千歌ちゃんにくいくいっと呼ばれる徹君です。
 
   んー?

   「なにー、千歌ちゃん」
 
GM    千歌:「しっ」

   唇に指を立てて。
 
   「おおう」

   こそこそ。

   なんだろう、浮橋と浅田の話かな。
 
GM    千歌:「こっちこっち」

   と、近くの岩場。
 
   こそこそ。

   「なになに?」
 
GM    人があんまり居ないところですね。

   千歌:「ここなら良いかな……えーっと」

   あのね…… と、言います。
 
   「うん、なんの話?」
 
GM    千歌:「この間会ったときのこと、覚えてるかな?」
 
   「え?」
 
GM    千歌:「え?」
 
   う、二種類ある、どっちも触れられたくないw

   「えーと、浅田と浮橋が…付き合い始めたんだよね」
 
GM    千歌:「うんうん、いい雰囲気だよねー、あの二人。
       どっちもおっかなびっくりって感じだけどさー」
 
   「かな? 僕にはあんまり変わったようには見えないんだけど…」
 
GM    千歌:「ちょっとずつ進展してるって感じ?
       青春ぽくってそのままドラマになりそうだよね!」
 
   「そうなんだ」
 
GM    千歌:「――ってぇ、徹君!
       おちょくってますか」

   と、胸にぽすんと手の甲突っ込み。
 
   「ごめんなさい」
 
GM    千歌:「直球で謝られた……」
 
   「いや、そっちじゃなくて!
   えーと、とりあえず…誤解はまずいから確認するけど」
 
GM    千歌:「うん」
 
   「僕のこと?」
 
GM    千歌:「ん。徹君の事?」

   わかり辛い振りに、わかり辛い反応をします。
 
   ごめんね、わかりづらくてw

   「じゃあ、この前の会話で最後に言ったこと?」
 
GM    千歌:「ううん違うよ!」
 
   「うんわかった、さよなら!」
 
GM    千歌:「とでも言うと思いましたか、この朴念仁」
 
   「ええー!
   僕は無実でーす!で終わると思ったのに」
 
GM    うー……っ。 と、もどかしそうに体を掻きむしるような、動作をします。

   千歌:「乙女の照れ隠しを見事なまでに無に帰していく
       この異能者をどうすればいいのでしょうか……」
 
   「ごめんなさい。
   と、とりあえず。純粋に疑問なんだけどいいかな?
   …なんで?」
 
GM    千歌:「……っと、ん?」
 
   「いや、僕も自分で無神経だってわかってるからさ。
   だからこそ純粋に疑問というか…」
 
GM    千歌:「理由が……居るの?」

   と、伏せ目がちに、ちらちら見ながら、そう言います。
 
   「……わからない。女の子を好きになったことなんてないから。
   千歌ちゃんのことは大切だよ。失いたくないって思ってる」
 
GM    千歌:「……うん」

   もじもじと取り繕うようにしてみたり。
   水着を直してみたり。
 
   「……」
 
GM    くねくねと、色っぽくも十台らしい初々しいポーズを探してみたり。
 
   伊勢さんがとても可哀相に見えてくるのは、
   上成君が女の子「は」好きになったことがないからでしょうか(笑
 
沖那    ・・・・・酷い話だ(涙
 
明彦    本当に泣けてくるな…
 
   本当に泣けてる!?w
 
明彦    ああ。笑い涙でw
 
   もう、笑うくらいしかできない(笑
 
   「で……どうしよう」
 
GM    千歌:「……」

   恥らう乙女を演じるのに飽きたのか、
   ちょっとぶすっとした顔で徹君のほうに向き直ります。
 
   「ごめん……無神経で」
 
GM    千歌:「……ねぇ」
 
   「…あのさ、千歌ちゃん」
 
GM    千歌:「ん……先にどーぞ」
 
   「千歌ちゃんのこと、好きだよ。
   千歌ちゃんが思ってくれるのとは違うかもしれないけど、好きだよ」
 
GM    こくり、と頷きます。
 
   「いつも賑やかにしてくれて。とても感謝してる。
   文芸部で色々見せてくれて、楽しかった」
 
GM    こくり、と頷きます。
 
   「もしも千歌ちゃんが死にそうになったら、僕は全力で君を守る。
   そのためなら命だって賭けれる」
 
GM    ちょっと首を傾げてから、こくりと頷きます。
 
   「外見の可愛さはよくわからない。ごめんね。
   でも僕は、千歌ちゃんはとても可愛いと思う。
   君という人間を、そう思う」
 
GM    こくり、と、頷いてから。
 
   「……うん」
 
GM    千歌:「……うん」
 
   「改めて、ありがとう。感謝するよ。
   えーと……はい、どうぞ」
 
GM    千歌:「どういたしまして。……何?」
 
   今度は千歌ちゃんが、言いたいことをどうぞという意味です。
 
GM    千歌:「ああ、そゆこと」
 
   「ごめんね、多分色々ずれてて」
 
GM    うーん……
   と、首をちょっと捻ってから。
   両手を伸ばして、徹君の頬っぺたを掌で挟みます。
 
   「はふ?」
 
GM    で、ぐいっと顔を近寄らせて――



      「I love you.」

        ……

      「I want you.」

       …………

     「I need you...!」

     ………………


 
GM    千歌:「……これでも、駄目かな?」
 
   「……わかったよ」
 
GM    千歌:「んー?」
 
   ……は、話しちゃダメかな?w
 
GM    何を?
 
   僕のこと。
 
GM    お好きなように。
 
   レネゲイドのことを含んで。
 
GM    GMとしては、言わない方が良いと思いますけれどね。
 
   だよね…

   「千歌ちゃん」
 
GM    千歌:「うん?」
 
   「ごめん、もうちょっと待って!」
 
GM    千歌:「無し!」
 
   「今、色々抱え込んでて。
   それが終わってから、ちゃんと考えて答えるから!
   千歌ちゃんだってそっちの方がいいでしょ?」
 
GM    千歌:「同じだよ! 今考えても、後で考えても!
       それだったら、今の方がいい」
 
   「う…ん。わかった」

   うーん。
 
GM    千歌:「…………」
 
   ああ、デリカシーのない質問をしそうな自分がいるw
 
GM    千歌:「……どうしても」

   ぽそり、と、言います。

   千歌:「どうしても、後での方が、いい?」
 
   「……これが最後じゃないよ。
   千歌ちゃんと過ごす時間は、これが最後じゃない。
   それだけは誓えるから」
 
GM    千歌:「…………」
 
沖那    上成が凄い勢いで死亡フラグをw
 
   失敬な、生き残るよ!

   「僕は今日、それを誓いたくて、
   みんなに付き合ってもらったんだ」
 
GM    …… ふ、 と、唇から息を吐きます。
   想いが漏れ出してしまったみたいに。

   千歌:「……そっか」
 
   「…ごめん」
 
GM    手を離して、徹君に軽くデコピンをして――


ぴんっ


 
   「あいたっ…」
 
GM    後ろを向きます。 くるり ……。

   千歌:「――冗談だよ」
 
   「じょ、じょうだん?」
 
GM    ぽつり――と。
 
GM    千歌:「全部嘘! 嘘嘘!
       ほらさ、私たち来年3年生になっちゃうじゃない?
       経験の多い私でも、恋人同士ってのは今まで経験無かったからさ!
       こう言うのって、高校生同士って言うのが丁度良いじゃん?
       卒業前に、1年くらい付き合えたらなーって思ってね。
       うんうん、君光は仮名ちゃんが先約すませてたし!」
 
   「そ、そうなんだ」
 
GM    千歌:「友情深い私としては、横取りできなくって!
       そしたらほら、仲いいの、徹君だし、こう、適当だなーって。
       青春風味を盛り上げ様って言う企画を年中立ててる私としては、
       これはもう告白してみるっきゃないかなーって」
 
   「適当って…」
 
GM    千歌:「なんかお話っぽくっていい感じでしょ!
       涙あり笑いあり、友情あり家族あり、喧嘩あり恋愛ありって!
       うん、そう言うことだからさ、全部冗談だよ!
       嘘をつきますって、言ったじゃない? そのまんまだよ。
       照れ隠しなんてのも、嘘嘘。内心ケラケラ笑ってたんだから。
       それにほら――」
 
   「千歌ちゃん」
 
GM    顔を見せずに、後ろ向きのまま――上を向いて。

   何かが零れないように。


    「 私が 真面目になるわけ ないじゃない 」


 
GM    千歌:「だから、ちょっとごめんね。
       真面目に考えさせちゃって。気にしなくて良いよ!
       雰囲気味わいたかっただけだしさ。もう十分」


    もう、十分。


 
GM    千歌:「もうたくさん! ほら、皆も心配してるし、戻ろうか。
       徹君、カキ氷奢ってよ!」

   と、 手は引かずに、一人歩き出します。
 
   「…ごめん、千歌ちゃん」
 
GM    千歌:「気にしなくって良いって」
 
   「うん、行こう…今日は楽しもう」
 
GM    千歌:「私たち――ともだちじゃない」
 
   「そうだね――ねえ、千歌ちゃん。

   僕、きっと。冥夢のことが好きなんだ」
 
GM    千歌:「良いよ、面白くない事は」


    聞きたくないから。


 
GM    震える声で、そう言って。
   走っていってしまいます。
 
   うーん…失敗した…ということは口が裂けてもいえないけれど。
   成功ってなんだったんだろう…






 
GM    さて……長引いたので、帰る所まで時間を飛ばしましょうか。
 
   はーい。
 
GM    千歌:「あー、楽しかった! やっぱり海は良いね!」

   仮名:「千歌ちゃん……」

   呆れたように。
 
   「そうだね…楽しかったよ」
 
明彦    「たまには、こういう事も良かろう」
 
   「明日に疲れを残さないように、今日はグッスリ寝たほうがいいわ」
 
GM    君光:「お前、何で、今更、サングラスしてるんだよ……」

   千歌:「あ、これ? もって来てたの忘れてて、さっき思い出したの。
       折角だからって思ってさー。女優風味。どうかな?」

   君光:「いや……間抜け」
 
   「……」
 
GM    大きくて、黒く濃いサングラスをつけて、気取ってみる千歌ちゃんです。
   浮き輪類抱えたまま。
 
   GM。
 
GM    はい?
 
   少し遅れたけど、千歌ちゃんにロイスを取るよ。
 
GM    おや、どうぞ。
 
   ……
 
GM    仮名:「いい加減畳もうね、浮き輪とか」

   千歌:「えー、このまま帰ろうと思ってたのに」

   君光:「一緒に歩きたくねぇよ!」
 
   「荷物になるでしょう? さ、片付けましょう」
 
GM    千歌:「はーい」

   てきぱき。

   麻紀:「むにゃにゃ……せんぱーい……」
 
明彦    俺は背負ってるわけかw
 
GM    眠ってしまって、先輩のお荷物麻紀ちゃん。






 
GM    帰り際……

   千歌:「徹君。何か、するんでしょ」

   サングラスはかけたまま。
 
   「うん。千歌ちゃんには、あんまり関係ないことだから気にしないで」
 
GM    千歌:「ふぅん……行ってらっしゃい」
 
   「うん。戻ってくるよ」

   伊勢千歌に
 
GM    千歌:「……うん、またね」
 
   ○誠意/悔悟で、ロイスを結びます。

   「その時に…ちゃんと答えるよ」
 
GM    千歌:「……」

   それはまるで聞こえてないかのように。
   千歌ちゃんは家の方向が皆とずれているので、途中で分かれます。
   夕暮れの中、徹君の背に向けて、軽く―― 右手を。 ぐー、ぱー。


    「 ばいびー 」


 
   「ばいばい」
 
GM    ……

   シーンカット。
 
   はい。






 
GM    やばい、長引いた。(苦笑
 
   引きすぎ!?
 
GM    良いシーンだったとは思うのですけれど。(苦笑
 
   よし、委員長を手早くw
 
GM    って言うか、沖那さん大丈夫ですか?
 
沖那    うん、とりあえず一言いいかw
 
GM    お、はい?
 
明彦    どうぞw
 
   どうぞ(笑
 
沖那    上成
 
   なんでしょう?
 
沖那   死ねええええええええええええええ!!!!!!!

 
   ぎゃああ!!!
 
GM    Σうわあ!?
 
   魂の絶叫だ(笑
 
沖那    ふう、すっきりしたw
 
明彦    まぁ、気持ちは痛いほどわかるw
 
GM    ちょっ、私!?
   ご、ごめんなさいっ!?
 
   いえ、僕です僕!
 
明彦    GMは悪くないw
 
沖那    もうあれだよ!
   もう!もう!あーもう!
   俺が男PCだったならぁああああああああああああ(涙
 
   ああ、先輩が壊れた(笑
 
明彦    背後霊みたいになってるからそこら辺でやめとけw
 
   どういう涙なんですかw
 
沖那    まあ、あれです。ええ、もう色々となんつーかあれですよ。満足ですw
 
GM    えっと、うーんと、と、とりあえず、雰囲気は、良かった、の、かな?(苦笑
 
   えー?じゃあ

   『千歌ちゃんのことは友達としか思えないし
   僕が好きなのは冥夢なんだ、だから断る!』

   の方が良かったというんですか!
 
沖那    よかったんじゃない?
 
   いいんだw
 
沖那    当事者じゃないから好き勝手いえるがなw
 
   ええ、その方がハッキリしたと思います(笑
 
   じゃあ岸部露伴風に言うべきだったと!?
 
沖那    まあ、お前の決断だから私から言うことは何も無い。よく頑張りましたw
 
   うん。だからもう少し待って!w>決断
最終更新:2020年05月16日 09:41