| GM | さて、では遙さんのシーン。 ビフォー・フェイズ02 シーンプレイヤー:八月朔日遙 |
|---|---|
| GM | どのような状況が良いですか? |
| 遙 | 娑羅樹は、現状どこに居るんでしょう? |
| 徹 | あの里じゃないですか。2話の。 |
| 遙 | なるほど、では藪をかき分け、木々を突っ切って、 なつかしの数珠川家を目指しましょう。 |
| GM | んー。ま、良いですか。 では、京都府秋暁町です。 |
| 徹 | 大破した数珠川家w |
| 遙 | そういえば半壊してましたね、リビングが(笑 |
| GM | 近くの町の、割と整った支部とかにしようかと思ったのですけれど。 |
| 遙 | 環境を変えるのはよくないと押し切られました。 |
| GM | ですか、では、数珠川家。 おうちは修復されてます。 |
| 遙 | 今は、ほそぼそとUGN関係者から人がやってきて、過疎化を防いでいます。 |
| 徹 | 過疎違うw |
| GM | 町は――と、言いますと 何処と無くまだ、不思議な雰囲気は残るものの、 ……一見、普通の町に戻って来た様子です。 |
| 徹 | たしか、能面ブラザーズになってるところを冥夢の薬で治療中でしたね。 |
| GM | 傘去苦――その奥の夜吹木枯――の、実験場。 元・実験場です。 |
| 遙 | 「この町も、ゆっくりと普通の町に戻ろうとしている」 壊れたわけじゃない、消えたわけじゃない。 「大丈夫……取り返しは、つくんだから」 さて、ではインターホンを押しましょう。 リンドーン。 |
| GM | ぱたぱたぱた。 娑羅樹:「は、はい、どちらさまですか?」 |
| 遙 | 「はい、こちらの私」 にっこりと満面の笑顔で出迎える。 |
| GM | インターホンなので。(笑 |
| 遙 | いいの、気分の問題ですから。 |
| GM | では、向こう側からハテナマークが聞こえます。 娑羅樹:「えっと、お、おとうさーん、こちらのわたしさんってー」 |
| 遙 | 「遙です、お久しぶりね、娑羅樹ちゃん?」 |
| GM | 娑羅樹:「あ、はるかさん!」 |
| 遙 | 「はい、元気? あ、ドアを開けてくれるかな?」 |
| GM | 娑羅樹:「まってて、いまあける!」 ぱたぱたばたばたばた。 がちゃ。 きぃ――。 娑羅樹が、出迎えます。 |
| 遙 | がばっ! |
| GM | 娑羅樹:「い、いらっしゃわぅ!?」 |
| 遙 | 出会い頭に抱きつき、ぎゅー。 ぴし、ぴり、ぴ ぴ、…… |
| 遙 | 「ああ、このピリピリした感覚が少し懐かしい……って、あら?」 |
| GM | 瞬間、ちくっとしましたが…… 大分、嫌悪感が薄れてますね。 娑羅樹:「え、えへへ……」 |
| 遙 | 「あら……娑羅樹ちゃん、頑張ってるのね」 |
| GM | 娑羅樹:「う、うん。頑張って、ます」 |
| 遙 | じんわりと微笑み、頭を撫で撫で。 |
| GM | 撫でられて、にまーっとしますね。 こう、頬が緩んでしまうのを抑えようとしているような。 |
| 徹 | そういえば首輪はもうないんだよね。 |
| GM | 首輪はありませんけれど 首にはまだ包帯を巻いてますね。 |
| 遙 | 「えらいえらい、じゃあもうすぐ、一日中ベッタリしてても大丈夫なのね」 |
| GM | 娑羅樹:「え、えっと…………うん、頑張る……」 |
| 沖那 | しかし八月朔日はやはり熱血キャラだよなぁ、としみじみ回想した |
| 徹 | 他みんなダウナー系w |
| 遙 | 「ふふ……娑羅樹ちゃん、久しぶりだけれど、元気だった? あ、お父さんは家にいる?」 |
| GM | 称:「おや、いらっしゃい」 覗きに来ました。 中年らしい、暖かな微笑を浮かべてくれます。 |
| 遙 | 「あ、お久しぶりです、数珠川さん」 |
| GM | 称:「久し振りだね。この間はお世話になったよ」 |
| 遙 | 「私の方もあの時は大変お世話になりました」 娑羅樹を抱きしめたまま、一礼。 |
| GM | 娑羅樹:「わわ」 称:「ああ……娑羅樹、凄いだろう? あれから一生懸命だったんだ」 |
| 遙 | 「ええ、娑羅樹ちゃん、とても頑張っていますね」 妹の成長を見るような気分です。 |
| GM | 称:「何も……薬や機械操作なんてしてないのに、 健康管理と自己管理だけで、ここまで出来るようになったんだ」 娑羅樹:「えへへ……」 |
| 遙 | えらいなぁ……あ、そうだ。 |
| GM | 称:「お姉ちゃんに抱きしめてもらえるようになって、良かったな」 と、しゃがんで目線を合わせて言います。 娑羅樹:「うん、良かったの!」 |
| 遙 | 「これ、つまらないものですが」 |
| GM | 称:「おや……?」 |
| 遙 | よいしょ、とバックから菓子折りを。 |
| GM | 受け取って。 称:「これはこれは……わざわざ悪いね」 と、苦笑して。 |
| 沖那 | 八月朔日って何処か行くとき必ず菓子折り持ってってないか?w |
| 徹 | いってますねw |
| 遙 | 礼儀でしょう?(笑 |
| 明彦 | まぁ、礼儀だなw |
| 沖那 | 立派だw |
| GM | 称:「さ、あがって下さい」 娑羅樹:「こっちこっち!」 と、中に引き込まれます。 |
| 遙 | 「ええ、すみません……ああ、慌てないで娑羅樹ちゃん」 で、中に入るわけですが……ああ、いいな。 多分、想像でしかないですけど、そこは家族の家ですよね。 |
| GM | そうですね。 お母さんは……居ませんけれど。 娑羅樹は、色々話してくれます。 最近は、やっと……他の子達とも、少しずつ遊べるようになってきたこととか。 |
| 遙 | 私は、それをニコニコしながら一つずつ頷きます。 |
| GM | お父さんに教えてもらった綾取りとか。 |
| 遙 | 時には抱きしめて、撫でて……誉めてあげて、たまに呆れて。 そんな、当たり前の反応で、でも今まで受けられなかった分の愛情を。 |
| GM | はしゃいで、パタパタしながら話しているうち…… ぱたん、と眠ってしまいます。 |
| 遙 | 「ふふ……かわいい」 |
| GM | 数珠川さんが、タオルケットを持ってきてかけてあげたり。 |
| 遙 | 起こさないように、けれど我慢ができなくて、そっと髪をいじったり。 |
| GM | 称:「ちょっとはしゃぎすぎたかな……」 と、苦笑して。 |
| 遙 | 「喜んでもらえたなら、私も嬉しい。来たかいがありました」 |
| GM | と、髪を弄ってると、ぴりぴりとしてきます。 皮膚を刺されるような。 |
| 遙 | ああ、流石に無意識では無理なのか。 |
| GM | 称:「おっと……眠ってる間は、まだ制御できないんだ」 |
| 明彦 | ジョナサンのように眠っている内も波紋呼吸ができるわけではないのか。 |
| 徹 | どういう例えですかw |
| 遙 | 「平気ですよ、この子を感じられる……私の意志で触っているのですから。 本当に……来てよかった」 |
| GM | 称:「それに、制御するにも体力使うみたいでね。 今日は君が来たから、ずっと制御してたみたいで」 ちょっと苦笑……と、おっと。と 称:「あ、別に気を使う必要は無いよ。 娑羅樹も、嬉しくってそうしてたんだろうから」 |
| 遙 | 「そう言っていただけると」 |
| GM | 称:「うん」 |
| 遙 | ニコッ、と微笑み、それから少し遠くを見つめます。 |
| GM | 遠くを……? |
| 遙 | 「ここに来ると……なんだか、ホッとします」 |
| GM | 称:「それは良かった」 にっこり、と。 称:「支部では――忙しい、のかい? この間の襲撃の時は、大変だっただろう?」 |
| 遙 | 「―――そうですね、多分、これからもっと忙しくなると思います」 暗に、戦いが激しくなることを。 |
| GM | 称:「もっと……か。 一体、何なんだろうね……その組織は……」 |
| 遙 | 「私は平気です……平気のつもりでしたけど、少しだけ憂鬱です」 |
| GM | 称:「大丈夫かい?」 |
| 遙 | ピリピリと、指先に感じる痛み。 その存在を示すような、感覚。 |
| GM | 称:「あんまり……触っていない方が、良いと思うよ」 と、ちょっと遠慮がちに言います。 |
| 遙 | 「私が死んだら。 ……支部長は泣いてくれるでしょうか、刻深さんは悲しんでくれるでしょうか」 ピリピリと。 |
| GM | 称:「……」 |
| 遙 | 「先生はきっといつも通りですね、友達はどうでしょう。 ああきっと事故として処理されるから悲しむ暇もないかな」 ピリピリ。 「……私は、卑怯です。娑羅樹ちゃんなら悲しんでくれるって、 安心したいから……そんな打算で、今日は来ました」 痛みが、痛むほどに。 |
| GM | 称:「娑羅樹は……凄く、悲しむだろうね……君が死んだら」 |
| 遙 | 「……悲しんでくれますかね」 |
| GM | 称:「娑羅樹が今生きているのは、君達のお陰だ」 |
| 遙 | 「……」 |
| GM | 称:「あの瞬間だけじゃない。 君達……君が今日も生きている。 そう、思っているから、娑羅樹は今日も生きているんだよ」 すー……と、何処までも安らかそうで、しかし時折苦しそうに喘ぐ、その寝顔。 |
| 遙 | 気のせいか、今、指先に感じる痛みが一瞬強くなったような。 「……ああ」 |
| GM | 数珠川さんは、ぽん と、遙さんの頭に掌を置きます。 称:「大丈夫! 君は君が思っているよりずっと多くの人に、 君が思っているよりずっと強く、想われている」 |
| 遙 | 「……想われて」 悲しいわけでもないのに、感動したわけでもないのに。 |
| GM | 称:「心の内がわからなくても良いんだよ。そうやって皆互いに強く 信じあって、生きているんだから」 |
| 遙 | じんわりと、ぽろぽろと。 |
| GM | 称:「君はまっすぐ、生きればいいんだ。そのまっすぐさに。 僕も娑羅樹も、救われたんだから」 |
| 遙 | 「私は……生きる、生きます……そして」 ぐしぐし。 「きっと、全部……上手くいかせてみせます」 暖かい場所。家族の家。懐いてくれる妹のような子。 ほんのちょっと暖をとるだけのつもりだったのに。 |
| GM | 称:「うん。……手伝えないのが、惜しいけれど。 ――頑張ってくれるって、皆信じているはずだ」 にっこりと、微笑んで。 ――八月朔日遙には存在しないはずの―― ――父親のように。 |
| 遙 | 「……私、今回の件が片付いたら、研究職に移籍してみようと想ってるんです」 唐突に、語る。 |
| GM | 称:「へぇ?」 |
| 徹 | フラグだフラグだw |
| 遙 | 「その時は……こっちに来ますから、いろいろ教えてくれませんか?」 |
| GM | 称:「僕は……そんなに凄い研究者なんかじゃないけれど、 それでも良いなら。喜んで」 |
| 遙 | 「ええ、きっと、ですよ!」 赤くなった目元を緩ませ、ニッコリと微笑む。 そうだ、私は―――生きる。 |
| GM | 称:「うん、きっと」 微笑み返して、立ち上がります。 称:「さて、夕食は食べていってくれるかい?」 |
| 遙 | 「はい! よろこんで」 ――以前、この町に来た時。 ――そう、夜吹木枯を探しに、ここへ来た。 ――夜吹木枯――元は、緋葉実過。 ――緋葉、実過……緋葉、移視。 ――一人娘。 ――彼らも――こんな家庭を、――こんな過程を、持っていたのだろうか。 |
| GM | シーンカット。 実はそう言う伏線だったのでした、第二幕は! なんて最終幕らしく伏線回収しちゃったりして! |
| 遙 | うん、生き急いだか、少しコンパクトに纏まりましたね(笑 |