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ビフォー・フェイズ04
 
   じゃあ明彦先輩ですね。



 ビフォー・フェイズ04 シーンプレイヤー:茂野明彦


 
GM    はい、明彦君のシーンです。
 
   いっきに昼メロなシーンに。
 
GM    何かご希望のシチュエーションとか、ありますか?
 
明彦    では、海からの帰りだな。
 
GM    成る程。了解しました。
 
   シーンが繋がる……かな。
 
GM    具体的には、皆と離れた後、ですかね?
 
明彦    ああ。
 
GM    はい、では、シーンを始めましょうか。


    ――帰り道。
    江梨麻紀を背負って。


 
明彦    まだ寝ているか?
 
GM    起きて欲しいのなら、起きますよ。(笑
 
   なんてアバウトw
 
GM    基本的に、シナリオには直結しないシーンですもの。(笑
 
明彦    まぁ、江梨の家に程近い人のいない公園とか、
   その辺りで起きてもらえればいい。
 
GM    はい。
   後ろから……そっと、声がかけられます。

   麻紀:「……先輩」
 
明彦    「起きたか?」
 
GM    麻紀:「……降りなきゃ駄目ですか?」
 
明彦    「降りろ。…話も、あるしな」

   江梨を降ろして、ベンチにでも座るか。
   そこらの自販機でコーヒーか何かも買って。
 
GM    麻紀:「……」

   ぽす、と。ベンチに座ります。
 
明彦    「…所長には、先に告げたが、な。お前に、別れを言いに来た」

   かしゅっ。プルタブを開けて。
 
GM    麻紀:「お別れですか」

   そうですか。 と、言います。
 
明彦    「ああ。普通の別れとも言えるが」

   一口飲み。そして。

   「十中八九、今生の別れだ」
 
GM    麻紀:「根性の別れ……」
 
明彦    「字が違う」
 
GM    麻紀:「ですよねー」

   と、ぎこちなく笑います。
   そして、溜息をつきました。

   麻紀:「私、先輩って……いつか居なくなっちゃうんじゃないかと思ってました」
 
明彦    「…この世には、普通の人間には…お前のような、
   普通の人間には知られる事の無い世界がある」

   右目に手をやり。

   「俺は、其処の世界の住人で…そしてもうすぐ時間が来るらしい」

   紅い瞳。常人にはあり得ない、血の色の瞳で。
 
GM    ちょっと、驚いたようにそれを見ます。
 
明彦    カラーコンタクトを戻し。
 
GM    麻紀:「結膜炎ですか?」
 
沖那    おいw
 
   いや、まぁ、常識的判断?(笑
 
GM    麻紀:「大丈夫ですか、先輩!
       ちゃんと眼科に行きましたか!?」
 
明彦    「そんな単純なものだったら良かったんだが、な。
   こっちを見せた方が、速いか?」

   腕を捲り。
   少しだけ。姿を現させるだけくらいに、魔剣を緩める。


ぎちり。
    ぎちりぎちりぎちぎち。


 
明彦    「要は、バケモノ、という事だ」
 
GM    麻紀:「うわ……先輩、皮膚科にも行った方が良いですよ!!
       ちょっと、今連れて行きましょうか!?」

   ばっと、席を立って。

   麻紀:「ちゃんと治さないと! 長生きできませんよ!」
 
明彦    「まだ俺が置かれた状況を話しただけで、続きがあるんだがな」

   腕を元に戻し。
 
GM    麻紀:「……」
 
明彦    「どの道、『これ』はどんな者であろうと治せん。
   『専門家』が言う所、もって一年、だそうだ。
   今までの10年もっただけでも僥倖なのだろうな。
   だが、それでも。俺をこの世に繋ぎ止めていたのは、所長達と――
   お前だった」
 
GM    麻紀:「……私」
 
明彦    「だが、な」
 
GM    珍しく、静かに、聞いている。
   言葉を、逃さないように。
 
明彦    「それは、きっとお前の抱いているような恋などでは無い。
   近づけば、壊してしまう。触れれば、無くしてしまう。
   本当に『独り』になってしまう。
   そんな、俺自身の臆病からだった」


   心なんて、亡くしたけれど。
   心なんて、流したけれど。


 
明彦    「だから、俺はお前には答えなかった。
   『近づきたい』とさえも思わなかった。
   俺は、そうして誰にも近づかず、本当の意味で近づかせず、
   そうして死ぬんだろうと、そう思っていた」


   暖かさに触れるのは怖いから。
   暖かさを憎むのは怖いから。


 
GM    麻紀:「思って……いた? ですか?」
 
明彦    「ああ」
 
GM    麻紀:「今は……?」
 
明彦    「初めて、近づきたいと思った奴がいる。
   この命が尽きようと、救ってやりたい奴が、できた」
 
GM    麻紀:「……」


それは
それは、きっと。 私じゃないんだろうなぁ。
私だったら、嬉しいけれど。


 
明彦    「それを恋と呼ぶのか、愛と呼ぶのかは知らん。
   そう呼ぶには、俺は、手を汚しすぎたかもしれんしな」
 
GM    口には出せない思いが
   彼女の中で、揺れていきます。
 
明彦    「…だから」
 
GM    麻紀:「……だ、だから?」
 
明彦    「…だから、お前とは、ここでお別れだ」
 
GM    麻紀:「……
       …………」


ぐっ……


 
GM    麻紀:「……うぇ……」


……泣き出してしまった。
止まらない、止まらない。 わかりきってた事なのに。
最初から、覚悟してたはずなのに。 覚悟したから、ずっと追いかけてたのに。

    止まらない、涙も、嗚咽も、止まらないんだ。


 
明彦    珍しく、いや、初めて。穏やかで、でも、少し困った顔で。
 
GM    麻紀:「うっく、うぇ、う、う……うぇええ……えぅ、な、なんで、うぇええええ。
       わ、わかってます、よ、えぅ、う、ぅ。わかって、ました、って、ば!
       せん、ぱい、いつかどっか、いっちゃいそうだって」


顔を伏せてしまって。
でも、どんな顔をしているかは、想像するにあまりある。
拭っても、拭っても、止まらない。


 
GM    麻紀:「知って、ましたもん。さ、さいしょにあった、時から……ひく、うぅう」


最初に、助けてくれた時から。
きっと、何気なく……特に大したつもりもなく、助けてくれたんだろうって。


 
GM    麻紀:「ひく、ぅ、うう、いいじゃないですか、振り向いて、くれなくても、
       追いかけてるだけで、幸せだって、思ってたんだから……ひく、ぅ、ぅ、」


ぽろぽろと、涙がおちる。
借りたパーカーが、また――濡れてしまう。


目が、真っ赤になって。
それでも、先輩の赤色には届かなくて。


 
明彦    「…謝って済むような話ではないのは、わかっている。だから。
   俺の道は、俺にしか歩めない。俺は俺が背負った、背負ってしまったものの為に、振り向けない。
   今度は、お前自身の道を歩め。お前だけの道を。お前自身の足と、お前自身の背中で」
 
GM    麻紀:「ぅ、ぅ、ぅ……」
 
明彦    「俺は、お前ならそうできると」


    「信じている」


 
明彦    立ち上がり。
 
GM    麻紀:「う……五月蝿いです、よぅ……」 


ひく、ひく、と。


 
GM    麻紀:「ずっと振り向いてくれなかったくせに、
       何、今更、そんな風に、声かけてくれるん、ですか……
       ……
       私、好きな人、居なかったんです……
       全然、もてませんでしたし……」


昔の話。


 
GM    麻紀:「だから……お化粧して、見返してやろうって……
       思った……矢先に、あんな事になっちゃって」


不良にからまれて。


 
GM    麻紀:「先輩に、助けてもらって……
       それで、先輩の事、追いかけてみようって
       ……最初、それだけだったんです」


強くて、クールで、よりつく人の、あまり居ない。
だからこそ、一緒に居れば、安心だし。


それだけだったのに



 
GM    麻紀:「先輩……茂野明彦先輩」
 
明彦    「…何だ?」
 
GM    くしゃくしゃの顔で、見上げます。

   麻紀:「やっぱり……」


                    「 好きです 」


           だから――




                     「さようなら」




 
GM    私は、平気です。

   ぎこちない、ぎこちない、笑顔で、追いかけてきたその背中を、今度は、見送ろう。
   そうだ、当たり前じゃない。悲しいんだから。好きな人とはなれるのは、悲しいんだから。
   涙が出るなんて、覚悟してたって、涙が止まらないなんて、当たり前じゃない。

   良かった……私、好きな人、出来たんだ。
 
明彦    「ああ――さらばだ、麻紀」

   初めて、名前を呼んで。
   夕焼けの中を。夕闇の中に。黄昏時へ。
 
GM    だから、これからも頑張ります。

   麻紀:「先輩も! 頑張ってくださいっ!!」
 
明彦    その背中は、去っていく。
   片手を。左手を上げて。

   別れを告げた。


あ……。


    涙でびしょびしょの、服を抱きしめる。


返し忘れちゃった……けど。
いいよね、このくらい。


    そうして、彼女は、もう少しだけ――泣いていようと思った。


 
GM    シーンカット。
 
明彦    カット。
 
沖那    ふう…ここ最近俺がヤバイw
 
GM    Σ
 
明彦    すまんなw
 
   何ですか突然?w
 
GM    沖那さん、どうしましたか!?
 
   また叫ぶんですか(笑
 
沖那    いや、なんつーか、ほら―――いっそ殺せ?
 
明彦    俺をか?w
 
沖那    いや、俺をw
   あーもうあーもう
   あ~あれだ、流してくれw
 
   ですね、じゃあ、本編開始ですか?
 
GM    うーむ、少々お待ちを。
   まぁ、シーンが終りましたので、ロイス操作とか今あれば、どうぞ。(笑
 
沖那    ふ~む
 
   特にありません。
 
GM    千歌ちゃんを取ったんでしたね、徹君は、さっき。
 
   私、これ以上取るとシナリオロイスで全て埋まるんですよね(遠い目
 
   僕も冥夢とシナリオロイスで埋まりますねw
 
明彦    うーん。江梨を昇華してロイス二つにしたい、というのは無理か?
 
GM    ん? と言いますと?
 
明彦    や。もうこれ昇華しちゃったんじゃないかなぁ、と。
 
   江梨さんを削りたいと?
 
明彦    そういう事になる>削る
 
GM    折角のタイタス、残しておけば如何でしょう?
 
明彦    いや。江梨のタイタスなんだがな。
   判定で昇華したくなくなった。
 
GM    ああ、成る程。
   まぁ、認めましょう。
 
明彦    では、江梨のタイタスを昇華。残り5枠で。
 
沖那    え~っと

   上成 徹(カミナリ トオル/PC1) ■尽力/□隔意
   八月朔日 遙(ホヅミ ハルカ/PC2) ■信頼/□隔意
   茂野 明彦(シゲノ アキヒコ/PC4) ■遺志/□不安
   玉響 風靡(タマユラ フウビ) ■遺志/□悔悟

   で
 
   うわーw
 
GM    おぅ!?
 
沖那    PCが舞台に戻る理由としてな(苦笑
 
   遺志て(笑
 
沖那    これで残り2枠、一気に減ったな
 
   それにしても、先輩に信頼されて居たんですねぇ。
   ……戦闘中はお世話になりっぱですけど(笑
 
沖那    いや、お前なら大丈夫だろうという感じというかw
 
   どんな感じですか(笑
 
沖那    ほっといても平気というかw
 
   信頼w
 
沖那    1人でできるもん?w
 
   教育テレビ!?
 
   はじめてのお使いですかw

 

 

 
 
GM    では、一応ハンドアウトだけ流しておきましょう。
 
   はい。
 
   はーい。
 
GM    (変更の可能性は、まだあるのですけれど)

 
☆ハンドアウト

 
PC1 上成徹

 拝啓上成徹様へ。
 すっかり夏の終わりも近づきました今日この頃、
 いかがお過ごしでしょうか?
 お幸せでしょうか? 不幸せでしょうか?

 それとも――何も、わからないですか?

 私が語って来た物語も、そろそろ終局に入ります。
 是非いらして下さい。貴方が居ないと、終らない。

 ――なんちゃって。 うふふ。 (ルージュの跡)

シナリオロイス:“泣かない語り部(Story teller)”
推奨感情P/N:自由/自由




PC2 八月朔日遙

 あぁ、八月朔日遙……だったな、名前は?
 この間は世話になったな。どーも。
 さて、俺の作品であるお前だが、既に用済みだ。
 廃棄物よりも、廃棄物だ。

 わかってるよな? 俺達は道具として作られた。

 俺も、お前も、その他多くの存在たちは、所詮道具。
 そして、そろそろ全て用済みになる。見たけりゃ来い。

 きちんと――処分してやるぜ。

シナリオロイス:“現創り(Real-Lies)”
推奨感情P/N:自由/自由




PC3 堅陸沖那

 堅陸沖那ちゃん、こんにちは。
 お元気かしら? この間は少し……大変だったみたいね。
 あんまり沖那ちゃんと話したことは無いけれど、
 実はおばあちゃん、沖那ちゃんに少し、親近感が沸いてたの。

 あなた、好きな人が居るでしょう? いいえ、居た、かしら。

 その思いが届きようの無い人を、愛してる。
 そんな気がしたから――是非、お話に来て頂戴ね。

 猫ちゃん達も、歓迎するわ。

シナリオロイス:“世界城の景色(Worst Wide)”
推奨感情P/N:自由/自由




PC4 茂野明彦

 アッキー、ごめんね。
 最後に、我侭しちゃってさ。
 でも、このくらいしないと……アッキー、壊れちゃいそうで。
 いいんだ、私は壊れても。アッキーが無事なら。

 出来るなら……一緒に居たいけれど。

 まぁ、大丈夫だよ。また、会えるさ。
 永遠なる理想郷……もうすぐ、だから。

 ごめんね、アッキー……待ってる。

シナリオロイス:“俤気狂い(Nice to meet you!)”
推奨感情P/N:自由/自由


 
GM    以上。
 
沖那    ほう、最終話らしいな
 
   ……揃い踏み、というか(汗
 
明彦    揃い踏みだな。正に。
 
   最後はタイマン戦闘なんですねw
 
沖那    まて、私はできんぞw
 
   相手はおばあちゃんと猫ですw
 
   しかも相手はお婆ちゃんです(笑
 
GM    (笑
 
沖那    絶対無理だw
 
明彦    相性は上成の方が良い、のか?w>お婆ちゃんと猫
 
   しかし夜吹は全然元気そうですねえ。
最終更新:2020年05月16日 09:41